このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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★05.10 艸原祭大かやば焼花火大会
雪深い妙高高原に春を告げる大イベント「艸原祭(そうげんさい)」
「艸」文字焼きと花火の、他では見られない壮大な火の祭典
19時15分から19時30分
玉数:?発
妙高高原町
- 実は昨年、初観覧のために現地を訪れたのだが、あいにくの霧で視界はほぼゼロ。
7時に上げられた雷も音だけで結局観ることができなかったのだ。
妙高高原インターから10分足らず、1,000台可能の池ノ平駐車場に案内された。
祭りのスケジュール表も配布している。防寒着を引っかけて寒さ対策も万全。
ここから、シャトルバスに仕立てた旅館のマイクロバスが、
祭りのメイン会場である池ノ平温泉イベント広場近くまで送迎してくれる。
歩いても10分足らずだと思われる。林の中を歩いていくのもいいだろう。
- バスから降りると、いもり池までのメイン通りには、ガスのたいまつも準備されている。
当日のイベントは、16:30〜20:00。広場のステージでは、太鼓演奏、地元中学生の吹奏楽等が、
行われる。
花火終了後には、海外旅行も当たる抽選会があるので、入り口で抽選券をいただくのを忘れないように。
広場でのメインは、町の無形民俗文化指定の「民俗芸能春駒」だ。
- 今から800年ほど前、鎌倉時代の頃から民話として語り伝えられている。人の生涯を歌と踊りに託し、
親から子への「心」を表現され若者へのはなむけとして婚礼にはつきものとされ、佐渡地方・頸南地方に
残された貴重な文化財産。
すりこぎ・ほうき・しゃもじ・鈴・太鼓・ささら・おわん等を用いて歌と踊りが行われる。- 下の中段の写真をご覧ください。
- 「春駒」が終わると、いもり池周辺にどっと異動が始まる。
19:15にかやばの火入れが始まり、続いて花火の打上である。
19時に合図の雷が上がった。下の(3)の写真はその頃のものだ、通りの中央には松明が、
木々にはイルミネーション、ぼんぼりが飾られている。
池の縁には、三脚を立てカメラマンが並ぶ。
かやば焼きと花火打上場所は、下の写真(1)のちょうど中央あたり。
池の縁の最前列に座らないと、ぼんぼりの電線が入ってしまう。
かやば焼きを紹介すると、
かや葺きの屋根に使う茅の成長を願い、また五穀豊穣、無病息災を祈って
古来より催されてきた神事です。
白装束に身を包んだ年男・年女が関川下町神社より御神火をもらい受け、
会場の大護摩に送り火がされ、
更にその火を山に放ちます。炎の海が山の斜面に広がり、漆黒の夜空を照らし出す様は、
まさに圧巻といえます。
- 17:15に点火され、「艸」の文字が浮き出てくると、スターマインが打ち上げられる。
単発とスターマインが間断なく打ち上げられ、17:30には終了。
久しぶりの撮影とあって、手ぶれがひどく今回は1枚だけのアップとなりました。
ラストは、8号か10号?で打ち止め。
この後は、メイン会場で抽選会、地元の男女が面白おかしく進行してくれたが、な〜んにも当たらず。
足早にシャトルバス乗り場に行くと、人の列、2,3台待って乗車することができました。
- 「イモリ」の生息するいもり池、この池の周辺は水ばしょうの大群落です。
この祭りで、冬のスキーから春・夏の観光へと自然も人の心も変わっていくのでしょう。
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(1)いもり池から見た妙高山 | (2)「艸」文字と花火 | (3)イルミネーションとぼんぼりの観覧場所 | |
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いもり池のカルガモ | 水ばしょう |
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