このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

長野「ニコニコお祝い花火」 安全考慮 今夏は中止

01.04.26付信濃毎日新聞
 長野市の裾花川河川敷で毎年8月上旬に開き、市民にも人気だった「ニコニコお祝い花火」が今年は休止されることになった。近くに増えた住宅に火の粉がなどが及ぶようになり、安全対策から同じ場所での打ち上げが難しくなったため。
 花火大会は93年に始まり、打ち上げと同時に出資した市民や企業のお祝いメッセージが読み上げられる。
毎年10万人近くが見物に集まり、定着していた。しかし、周辺に住宅が建ち、昨年から「庭先まで火の粉が落ちてくる」などの苦情が長野商工会議所などでつくる組織委員会に寄せられていた。
 犀川河川敷などに場所を移して行うことも検討したが、「中心市街地から歩いていける範囲で開く」との当初の趣旨から外れることもあって移転場所が見つからず、今年の開催は見送った。
 来年以降は、イベント内容の見直しも含め、新たに検討委員会をつくって再開を目指す。小林俊雄組織委員長は「市民に親しまれていただけに休止は残念。新委員会でいろいろなアイディアを出し合いたい」と話している。                                                 
コメント:確かに観覧席まで火の粉がたくさん落ちてきていた。山王小学校の校庭も駐車場になっていて、置いたことがあるが、ボディーには火の粉が落ち洗車も大変だったことを思い出す。
3号といえども3カ所からのワイドもあったりで、結構迫力はあったものの、やはりこんなに住宅近くで上げていいものかと、花火愛好家でさえ感じてはいた。
当日は「びんずる祭り」の最中なので、「中心市街地から歩いていける範囲で開く」という当初の趣旨も理解できないわけではない。今年は私も提供者となり、一発景気よく打ち上げてみたかった。
来年、2002年に再開されることを楽しみにしています。


子どもデザインの花火上げよう

01.04.21付信濃毎日新聞
 長野市の長野青年会議所(若麻績享則理事長)は本年度、子どもたちがデザインした打ち上げ花火を市内の煙火店の協力で秋の夜空に打ち上げるイベントを計画している。年代の異なる子どもたちの触れ合いが少なくなる中、大人も加わる交流を通し、一つの作品を作り上げる喜びを体験してもらいたい、という。
 子どもたちがデザインするのは、空で開くと直径80㍍ほどの球形になる4号の打ち上げ花火。
「こんな花火があったら楽しい」と思うデザインを自由に出してもらい、そのイメージを取り入れた花火を煙火店が制作する。市内の犀川河川敷で打ち上げる計画だ。
このほか、一辺1.8㍍の枠内に思い思いの絵柄を描く仕掛け花火づくりも予定している。
 6月に花火の種類や作り方を学ぶオリエンテーションを開いた後、7月には打ち上げ花火のデザインづくりや花火工場の見学をする。打ち上げは10月7日夜の予定だ。
 参加対象は同市と周辺に住む小学生以上。小学3年生以下の場合は保護者と参加する。定員は子ども、大人を合わせて計50人。参加費は1人6千円。申し込みは同会議所(電話026−228−3260)へ。
コメント:いくつかの花火大会でも素人がデザインした花火を打ち上げる、といったイベントを行っていることは聞いたことがある。
子どもが体験学習をし、後に花火好きになってほしいと思う。
花火づくりは別にしても、私も取材に行きたいものです。時あたかも「ニコニコお祝い花火」中止の報、青木煙火店さんでしょうか。

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