このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




千葉の鉄道(JR総武本線)

JR総武本線
東京(御茶ノ水)から、(千葉・成東・旭経由)銚子までを結ぶJRの幹線。
このうち通勤区間は、千葉〜東京(御茶ノ水)間で途中錦糸町までは複々線で快速線と緩行線とに
分かれて走る。快速線(複々線)が出来るまでは
御茶ノ水が基点となっていたのですが、複々線になり快速電車が東京に乗り入れを始めると貴店は当然の事ながら東京駅となり、御茶ノ水〜錦糸町間は支線
扱いとなりました。
写真は、私のホームタウンの最寄り駅
JR津田沼駅です。



JR総武本線
まずは、通勤区間を走る車両(通勤型)を紹介。
E217系
快速電車として総武本線の八街までと、成田線
成田空港・内房線君津・外房線・大原までの区間を
快速電車として走行している。
東京からは普通電車として横須賀線を久里浜まで
走行する。



JR総武本線
E231系
こちらは緩行線を走る最新鋭電車。
千葉から御茶ノ水間を走行。日中は、中央緩行線に乗り入れて三鷹まで(早朝・深夜御茶ノ水で折り返し。夜は、武蔵小金井・立川行もある。)
通勤型のほかに、東北・高崎線を走る近郊型もある。
(こちらの元となった車両で209系500番台というのがあるが
こちらは、どうやら京浜東北線に転出をしてしまったようである。)

これが、元となった209系500番台。写真左
(京浜東北線などで走る209系0番台とは車幅が違う。写真右)



JR総武本線
次は緩行線に乗り入れしている地下鉄東西線から
やってくる車両です。
(西船橋〜津田沼間を平日朝夕ラッシュ時のみ運行)
まずは営団車両から。
5000系
数こそ少なくなってきたが、まだまだ現役の車両です。
この車両も、次に挙げる05系に取って代わられ
きているようです。



JR総武本線
緩行線に乗り入れしている地下鉄東西線から
やってくる車両です。
(西船橋〜津田沼間を平日朝夕ラッシュ時のみ運行)
営団車両その2
05系
5000系に変わって登場したのがこの05系。
この05系には2種類のタイプがあり、次に挙げる
05系(ニュータイプ)は顔が05系とまったく
違っている。



JR総武本線
次は緩行線に乗り入れている地下鉄東西線から
やってくる車両です。
(西船橋〜津田沼間を平日朝夕ラッシュ時のみ運行)
営団車両その3
05系(ニュータイプ)



JR総武本線
緩行線に乗り入れしている地下鉄東西線から
やってくる車両です。
(西船橋〜津田沼間を平日朝夕ラッシュ時のみ運行)
JR車両
E231系800番台
中央線から地下鉄に乗り入れをしているので所属は三鷹電車区になるが、JRの車両も津田沼まで
乗り入れている。
こちらはE231系の地下鉄乗り入れバージョン。
地下鉄に乗り入れするために、前面に貫通路が付いているのと車幅が少し短いのと営団用の信号装置と無線を受信する装置を搭載している。




JR総武本線
特急車両
183系
これは、総武本線全線電化の際に新設された
東京から銚子を結んでいる
L特急しおさい号。
最近はヘッドマークがLED化されてしまい味気ないものになって
きたのが気になるところ。



JR総武本線
特急車両
253系
成田空港第二ターミナル工事完成と同時に開通したJRの成田空港線。それと同時に運行を開始したのが
JRのエアポートエキスプレスである
成田エキスプレス。
当初は、池袋・新宿・横浜からそれぞれ東京に集まって連結して成田空港に向かう空港連絡特急として
運行されたが、今では、大船・高尾・大宮から
成田空港に向かっている。
それぞれの始発駅から出ているエアポートバスとの競合があるが、乗り換えなしの定時運行と言う点では一歩有利かも・・・。
自動解結装置が付いていて運転席から自動で
開放・連結が出来る。



JR総武本線
特急車両
E257系
国鉄時代の末期に当時新宿発着のみだったあずさ号を
早朝(6時半ころ)と昼間(15時半ころ)の下りと松本発の上り
早朝(確か、6時ころのはず)と夕方(17時ころ)の2往復を
千葉発着として運行を開始した。
今は、千葉早朝発(6時37分発)と
松本夕方発(17時18分)の一往復のみとなって
しまったのですが、あずさ号新型車両導入に伴い
全車両がこのE257系となり、かつての花形だった
183系、189系がそれまでのあずさ色から国鉄色に戻されて、房総特急に編入されました。

E257系トリビアの泉
この千葉発着のあずさ号は、千葉の次の停車駅は
なんと「船橋」なんです。あの、特急しおさいも
成田エキスプレスも止まらない「船橋」に停車して
その次が錦糸町。その次は秋葉原に止まっていたのですが、このE257系に変わってからは、秋葉原は通過となってしまいました。
その訳は・・・。
E257系はフル編成で11両。秋葉原駅のホームの
長さは10両ぎりぎりの長さしかなく当然1両分
はみ出てしまうためにやむなく、通過扱いとなった
のでした。




JR総武本線
かつての花形車両
かつて、総武線ではこんな電車も走っていました。
総武緩行線を走った
103系
総武線の車両はそのほとんどが中央線から回ってきたものでした。その証拠に中央線に201系が本格的に投入され、余剰となった103系が総武線に回ってきた時に黄色への塗り替えが間に合わずこんな車両も
走っていたんです。

中央線との誤乗防止のためにやむを得ずドアの上と前面に黄色いステッカーを貼って走っていました。
こうした光景は国鉄時代によく見られたものでした。たとえば、エメラルドグリーンの常磐線に水色や、黄緑の車体が混じっていたりとか・・・。








JR総武本線
かつての花形車両
かつて、総武線ではこんな電車も走っていました。
301系・103系1200番台・1000番台
中央線と地下鉄東西線の相互乗り入れ開始の時代(開通当初は中央線のみの乗り入れであったが
すぐ後に、西船橋から津田沼までの総武線にも
乗り入れ開始した。)から2003年5月末日まで37年もの間走り続けていた301系。そして、その後継機として導入された103系1200番台と、常磐緩行線からの全面撤退後にその一部が導入された103系1000番台。この3つの形式の103系シリーズが、
このたび、総武・中央緩行線を去っていきました。
自動方向幕を前面と側面に取り付け、冷房装置を
取り付けて、塗色を変更し、車内アコモ改造を施す
など、ありとあらゆる改造・更新をして走り続けて
きたのですが、昨今、国鉄の時代から一時代を
築いてきた103系が各地で淘汰される中、
ここ、総武・中央緩行線でも遂に最後の時を迎えて
しまったのでした。
写真上、JNRマークも誇らしげに走る。黄色い帯の301系
その次、しばらくしてから後継車として作られた同じく黄色い帯の
103系1200番台車。
その次は、同じ黄色い総武・中央緩行線との誤乗防止のために黄色から水色(地下鉄東西線のラインカラー)に変えた301系とその次の103系1000番台車。最後は2003年8月にお別れイベントで
三鷹〜高尾間を走った「さよなら301系号」






JR総武本線
かつての花形車両
かつて、総武線ではこんな電車も走っていました。
急行電車
153系・165系
総武線管内にも急行電車が全盛のころがありました。
グリーン車も一両連結されてました。
古くは気動車準急に始まり気動車急行型キハ28型が両国駅から千葉管内を走り、そして、一足先に、房総線が電化されての急行電車投入。一時期は両国から房総半島を(房総西線・今の内房線と、房総東線・今の外房線)を一周する房総循環急行なぎさ(内房周り)・みさき
(外房周り)なる急行電車もあったりしました。


その名残の急行内房・外房
晩年は総武・房総急行のサボも絵入りのものになりました。
犬吠は漁船・水郷は森・内房は帆掛け舟・外房はサザエ・鹿島は鹿

房総急行トリビアの泉
房総循環急行「なぎさ」・「みさき」

一時期走っていた房総循環急行の「なぎさ」と「みさき」。
普通、房総半島を一周して両国駅に戻ると、行きの時と電車の向きが逆になってしまうのですがこれを解決したのが
なんと大網駅のスイッチバックでした。
当時の大網駅は千葉方からは今の東金線のホームの位置を通り、
ちょうど「人」と言う字のてっぺんに駅があるスイッチバックになっていたのでした。
(今も東金線に乗ると大網駅からすぐのところに旧大網駅の
スイッチバックの名残が残っています。)
ここで方向転換が出来た事で房総を一周して両国駅に戻っても同じ
向きで帰ってこれるためにこのような循環急行できたわけです
この大網駅が今の位置に移った事により、スイッチバックが廃止となり房総循環急行「なぎさ」・「みさき」も廃止となりました。





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