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2002年GW 一人旅の沖縄旅行

2002年のGWは、沖縄へ行ってきました。今回は私の旅行としては珍しく往復航空機を利用し、旅行中,JRには一切乗車しない旅となりました。今回の沖縄旅行で、全都道府県に行ったことになります。

日程
2002年4月26日-28日 二泊三日
JALのパックツアー JAL STORY を利用、往復航空券+ホテル(朝食付) 43,000円

2002年のGWは世間よりも1日早くスタートし、4月28日から10連休となりました。(その代わり祝日は出勤の会社に勤務しています)そこで一番安くいける4月28日に、まだ行ったことのない沖縄に行くことに決めました。一番安いJASのツアーを申し込もうとしましたが既に満席、1万円高いJALのツアーが空いていたために、JALで行くことになりました。

4月26日

自宅の最寄り駅から羽田空港までの直通電車が始発の1本しかないために、始発で羽田空港へ向かう。電車に乗ったらすぐに寝てしまい、起きたら羽田空港駅でした。
右側の窓際にチェックイン後、搭乗まで約2時間暇つぶしのため、持参した観光パンフのチェックをする

搭乗口からバスで飛行機に移動、ここで雨が降り出した。
離陸後見えた景色は羽田空港周辺のみ、雲の中に入ってしまいました。晴れていれば三浦半島の上空を飛ぶために自宅が見えたのですが・・・・・・・。
機内では観光キャンペーンの為のビンゴゲームもありましたが当りませんでした。

那覇空港到着後、那覇交通の営業所で那覇市内のバスの一日乗車券を入手、那覇市内に向かいました。 一日乗車券の情報等は、 那覇交通のホームページ で確認可能です



行ガイドブックに載っていた那覇バスターミナル近くの「ジャッキーステーキハウス」に行きました。ステーキをと思っていたのですが、周りの人が皆さんランチを注文するので、Cランチ 450円を私も注文。トンカツ・ハンバーグ・スープ・ライス付きでこのお値段。皆さんが注文している理由がわかりました


旧海軍司令部壕
那覇バスターミナルから路線バスで10分ほどで、豊見城市にある最寄のバス停につきました。(1区間のみ那覇市内から外に出るために1日乗車券では別途料金必要)しかし最近周囲が整備された様で、表示に従いぐるっと山を回ってやっと入口にたどりつきました

  
入場料を払って入ると、防空壕の様な入口があり、ここから中へ入場です
戦争中に急に壕を掘ったこともあり内部はせまく、横須賀市内の防空壕形式の旧軍事施設と比べると本当に司令部跡かと思うほどの狭さでした。横須賀市内の防空壕よりも狭いです。出口には資料館があり、沖縄戦の解説などの展示もありました。


沖縄逓信博物館
旧海軍司令部壕から歩いて那覇市内のバス停まで移動、バスで乗り換えもあるために那覇市の繁華街、国際通りへ

  
沖縄逓信博物館はデパートの中にありました。"入場無料"という言葉に誘われて立ち寄ってきました。中には米軍占領統治下の琉球政府時代の切手等珍しい展示が多くありました。詳細は上記リンクでご確認ください。博物館内にはインターネット体験コーナー有り。時間制限1時間で、料金は無料でした

沖縄県立博物館
国際通りからバスで、首里に向かいました。


首里城と同じ公園入口バス停で下車、目の前に案内板があり、入場料を払い館内に入りました。 展示品を見ていくと、沖縄の歴史・文化・自然を一度に見ることができます。全部見るのに1時間半ほど要しました。じっくり見る施設ではないかと思います。展示品の内容については、 博物館のホームページ をご覧ください

首里城
沖縄県立博物館から歩いて5分ほどで、首里城へつきました。途中にたこ焼きやさんがあり、8個で150円という安さの為、つい買ってしまいました。

  
首里城、沖縄ナンバーワン?の観光名所だけあって、観光客でいっぱいでした。 国営公園として整備されています。写真右は有名な守礼門です。


首里城のうち復元された正殿等は有料で見学します。立派な建物で内部まで見学できます。復元品ですので、現在の建築基準法に基づいて建設されたのでしょう、避雷針や防火設備もきちんとついていました


首里城の石垣です。新たに建物を復元する工事を行っていました。
首里城に関する情報は、 公式ホームページ を参照願います


宿泊先  パシフィックホテル沖縄


今回の宿泊先は、パシフィックホテル沖縄。フロントでツインルームをシングルで使ってくださいと言われ、案内された部屋はスタンダードツインルーム。ホームページによると、一泊朝食つきで1万2千円の部屋でした。
夕食はホテルの地下のレストランで、ソーキそばを食べました。豚の角煮とあっさりした蕎麦。ちょっと私の舌には合いませんでした。


4月27日

レンタカーを借りて沖縄本島を回ってきました


新型マーチで予約したのですが、空きがないそうでマーチのマイナーチェンジ車でした。

海中道路(沖縄県中頭郡与那城町)
以前から沖縄の地図を見ていて気になっていたのが 「 海中道路 」。
海中道路、ってどんな道路だろうという疑問があり、レンタカーを借りて自分で運転して渡ってみることにしました。
カーラジオから最初に流れてきたのが、「富士山を見るベストスポット特集」。リスナーからの紹介で、山梨県内を中心とした富士山のビュースポットの紹介をしているのです。これはもしかして異常伝播でFM富士が聞こえているのでは?と思いきやCMは沖縄のCMが・・・・・・。FM東京がキー局で全国ネットで放送している番組だったのです。紹介される富士山のビューポイントは、国師が岳以外は行った事ある場所。何か、沖縄にいる気分がしませんでした。今年こそは、川上牧丘林道で国師が岳へ行ってみますか

    

那覇市内から一般道を1時間近く走り、海中道路の手前にある屋慶名海峡の展望台に立ち寄りました。
沖縄の瀬戸内海と言われている場所だけあって、エメラルドグリーンの海と島の新緑が綺麗でした。
上記写真の一番右の写真は、クリックすると大きくなります。


海中道路を実際に走ってみました。
4車線の直線道路で雰囲気は、埋立地の国道を走っている気分。さらにちょうど運悪く干潮の時間帯だったので、海面は遠くまで干上がり、全然、海中道路という気分はしませんでした。


海中道路の先、伊計島へ渡る伊計大橋からの写真です。ここまで来ると、車もほとんど来なく、のどかな雰囲気でした

  
伊計島のほぼ中央にある仲原遺跡(国指定史跡)に寄ってみました。畑の真ん中の遺跡で、周囲に人影なし。道路から農道を100m位歩いた場所に遺跡がありました。ここから見る海が綺麗でした


沖縄宇宙通信所
海中道路から車で1時間ほど走り、他の方の旅行記を読んでいて気になった「宇宙と交信できる」という沖縄宇宙通信所に向かいました。


国道58号から案内板にしたがって右折、さらに1・5車線の道を走ると大きなパラボラアンテナが見えてきました。宇宙開発事業団の施設で入場は無料、私が行ったときには他に2グループほどいらっしゃいました。中では展示・解説がボタンを押すと自動でされる仕組みになっていました。でも"宇宙と交信"はできませんでした。衛星放送の画像は見れます。詳細は 沖縄宇宙通信所のホームページ に解説があります


外に設置してあるパラボラアンテナ。迫力満点です。

参考までに宇宙(人工衛星)となら、アマチュア無線の免許があれば交信は可能です。詳細は、 日本アマチュア無線連盟(免許の取り方) や、 日本アマチュア衛星通信協会 のホームページをご覧ください


辺戸岬(国頭郡国頭村)
沖縄宇宙通信所から国道58号をひたすら北上、沖縄本島の最北端 辺戸岬に向かいました。途中は各所にリゾートビーチが点在、ぼけっとリゾートを楽しむには良い場所でしょう。

    

辺戸岬は公園になっており、断崖絶壁の上からは遠くに鹿児島県の与論島が見えました。辺戸岬、駐車場を見るとレンタカーはほとんどなし。観光バスもいなくて、地元の方が多く来る観光地の様です


国道58号 北端

辺戸岬から車で10分ほど、国道58号の北端に行ってきました。


国頭村奥にある橋のたもとに、国道58号の0Kポストがありました。鹿児島県内の分は合算されていないことになります。橋の横には記念碑と歌碑がありました。 歌碑の写真をクリックすると大きくなります。


国道58号、鹿児島市の起点付近の道路標識です(2001年撮影)
鹿児島市 ー 海上 − 種子島 − 海上 − 奄美大島 − 海上 −沖縄本島
という準で続いている、海の上を走る国道です

    

翌日撮影した、那覇市 明治橋の写真です。
残念ながら、国道58号終点のキロポストや標識はありませんでした。ただ橋の上に「58」裏はここから起点の「331」と書かれた碑が立っています。
橋の横が公園でしたので、ここに国頭村の様に簡単な案内板でもあると良いのですが・・・・。すぐ横が那覇バスターミナルですし、那覇市内から空港へ向かう道路上ですから、観光客が気にしてくれると思うのですが・・・・・・。


国道58号から国頭村の東海岸を走る県道を南下、那覇へ向かいました。やんばるの森の尾根上を走る県道、二車線で交通量は少なく、大変気分の良いドライブになりました。宜野座ICから沖縄自動車道に入り、那覇へ戻りました。
レンタカーを運転して気づいた点、沖縄の方は関東よりもワンテンポタイミングが遅いです。相手が右折する時など、特に注意が必要です。また速度もゆっくり、沖縄自動車道では、夕方の曇りの天候にも関わらず80K以下で走行する車が多く、追い越し車線を走っていくのは、「わ」か「Y」ナンバー、米軍所属車両ばかりでした。ガソリンは安く、73円/Lには驚きです

レンタカー返却後、ホテル近くのスーパーで地元名産品を安く購入、お土産にしました。惣菜も安かったので、パンコロッケとか角煮などの豚料理をホテルの部屋で一人楽しみました


4月28日

チェックアウトが11時といこともあり、ゆっくり寝坊。コーヒー券が残っていたので、コーヒーを飲んだ後、ホテル近くの国道58号終点に行ってみました。途中でスコールとなり、折りたたみ傘では効果がなく濡れてしまいました。
チェックアウト後、朝食券を昼食券として使い、ホテルでランチバイキング。カレーにはゴーヤが入っていました。価格相応、まぁまぁの内容でした。


波の上ビーチ( 那覇市 )

  
ホテルで昼食後、市内観光を開始、まずは波の上ビーチを見に行ってみました。 白い砂の砂浜で泳いでいる人もいました。
橋の上からは那覇の港が見渡せ、埠頭には海上保安庁の巡視船が停泊していました.


国際通り
人口30万の那覇市の繁華街、国際通りで沖縄旅行最後のショッピングを楽しみました。日曜日だったこともあり、市場が休みだったことが残念です。国際通りはおみやげ物屋さんが多く、さらに値引き販売が当たり前なのです。空港よりも約20%安く買うことができました。


国際通りはバスのメイン通になっている為に、路線バスが頻繁に通ります。本土では見られなくなった古いバスが走っているのです。写真は、いすゞ自動車の BU と言われる型式のバスで、20年以上前のバスです。部品の確保大変でしょうねぇ。バス会社さんも部品メーカーさんも。定期的に交換の必要な機能部品なんか、部品メーカーだって20年前の物なんていい顔して供給してくれないでしょ?

国際通りでバスから路線バスで那覇空港へ向かいました。
待つこと20分、バスが時刻表よりも30分以上遅れての到着でした。途中の道路渋滞のため、定時運行が全く出来ていない模様です。

空港からは19時の便にて羽田へ。21:22分羽田着。羽田空港から京急で帰宅しました。

以上が、今回の旅行記です。
残りの連休を三浦半島の自宅で過ごしました。
三浦半島も沖縄と同じように自然や海がいっぱい。海は黒い砂ですが、くりはま花の国の温水プールを使えば、安く自宅にいながらリゾート気分を味わうことができました。


旅行前に参考にしたホームページ
(財)沖縄観光コンベンションビューロー
琉球文化アーカイブ


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