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がんばれ!パパ鉄ちゃん バックナンバー●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

2000年1〜12月分

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YS−11で空の旅
2000年10月19日(木)

福岡から高知まで、JAC(日本エアコミューター)のYS−11に乗ってきた。飛行機に乗るのは久しぶりで、特にプロペラ機に乗るのは新婚旅行でエアタクシー(エアバスの間違いではない)に乗って以来だ。

8:00発なので、6:30に起きて、博多駅前のビジネスホテルを出る。地下鉄の駅はホテルの地下にあるような感じで、しかも5分で空港着だ。昨日は関西空港からエアーニッポンに乗ったのだけど、223-0系の関空快速が走れど走れど空港に着かなかった。

食事をしていなかったので、小さい方のターミナルでたまごサンドセットのモーニングセット。出発時間が近づいたので、ゲートで並んでアナウンスを待つ。

というところで、定刻10分前ぐらいに「無線機器の故障で修理に約1時間要します。」ということで、出発は1時間遅れで、その間はお食事券を差し上げますので、ターミナル内で待っていてくださいとのこと。先にわかっていれば、780円のたまごサンドモーニングセットを食べなくて済んだのに・・・。

所持品チェックの横から出て、レストランでコーヒーとチーズケーキを食べて時間を潰す。遅れたのはあまり嬉しくないが、手際がよいので、なんとなくあきらめがつく。売店で買ったモノマガジンで最新の携帯電話端末のトレンドをお勉強する。

ようやく、出発時刻になり、再度所持品チェックを受け、改札を通って、バスで搭乗機へ。JACのYSの横には天草エアラインの可愛い双発機(アイランダーやツインオッターではないよね、これ)があって、思わず「がんばれよー」と思う。
タラップでYSの機内へ上がる。グランドホステスがランプコーディネータに「制限品は!」とどなられて慌ててバスに向かっている。(僕のビクトリノクス忘れないでね^^;)

席はちょうど羽の上で、後ろを指定すればよかったかなと思ったが、結果としてはプロペラの動きがよく見えて楽しかった。タラップが格納され、ぺラが回り出す。約20人のお客を乗せて、ゴトゴトと滑走路を走り、意外に俊敏な動きで離陸した。グイーンと言う音と共に、高度を上げる。街が手に取るように見えて面白い。767等のパワフルなジェットがターボ車の加速なら、YSはややアンダーパワーなNA車の加速だ。強引に上空に”持っていかれる”感覚に対して、自然にふわりと浮かび上がるようなフィーリングを楽しむことができる。

山口上空で宇部空港を、瀬戸内に浮かぶ小さな島々、松山市街上空を通過、まるで遊覧飛行である。そして、四国山脈の険しさに感心していたら、高度を下げ出した。高知市街から太平洋上で旋回して、高知空港に着陸。プロペラがくるるんと止まる。約70分間の楽しいフライトが終わった。

タラップから降りて、機体番号を読もうと思ったのだけど、僕は近眼で、かつ逆光だったので読み取れなかった。


歯医者でGO!
2000年9月9日(土)

先日、香川県のお土産「瓦せんべい」を食べていると「ばきっ」と言う音とともに奥歯が欠けて、その治療の為、現在歯医者に通っている。

欠けたのは処置済みの歯だったのだけど、金属の詰め物を外して見ると、中が虫歯になっていたとのことで、再度削って、詰めなおさないとイケナイようで、意外と重症?である。

歯医者に通うというと、あまり楽しくないイメージがあるが、これが実はなかなか快適で楽しい^^;。

完全予約制なので、待たされる事は無いし、家から歩いて5分だし(ウチのまわりは歯医者が多い)、新築のさわやかな建物、美人ぞろいの衛生士、助士、近所の奥様方に評判の男前のお医者さん(これは余り関係がないが・・・^^;)とばっちり整ったなんとなく非日常的な環境に通うのは、なぜかエステに行くような感覚?で週末のお楽しみとなっている。

治療の方はというと、イスに寝転がって?色々なしがらみを忘れて、どうにもならない不思議なリラックス感がある。
例によってリューター?でがりがりと削っていったりするのだか、よく手元が狂わないものだと感心する。
私がリューターを使うと、必ず手元が狂って、とんでもないところを削ってしまう。そういえば、凄腕スクラッチビルダーの職業が歯医者さんというのはイメージ的にぴったり来る。

私も工作の助手に、松嶋菜々子風の歯科助士がついくれて、半田ごてやキサゲをタイミング良く手渡してくれたら良い作品ができるのだろうか?(一度試してみたいものだ)

そして、今日は土曜日、楽しい歯医者の日である^^;。

 


さようならBF、よろしくBH(たまには車の話でも・EX2)
2000年6月24日(土)

今年の2月に10年10万キロを達成したと(ここに書いた)我が家の平成1年式レガシイツーリングワゴン(BFのA型、VZエアサス)と本日でお別れとなってしまった。

2週間ほど前、学生のころから(当時は単車だったけど・・・)お世話になっている実家近くのDモータース(スバルの看板が出ている)にオイル交換に行って「いつまで乗れるのかなあ」という話をして帰った後、に「BHレガシイのいい中古があるのでちょっと考えない?」と電話があり、(妻が受けたのだが)悩んだ挙句、乗りかえることになった。

子供の幼稚園代、住宅ローンなどの重い負担、その割には思うように増えない収入^^;、なのに、さらに”精進”してよいのか?一体我が家のどこにそんな余裕があるのかと妻と議論を重ね、まあ、楽しいのならいいでしょう、なんとかなるっしょ(爆)ということになった。

10年経ったBFは「お金は付きません」と言われ(当然か^^;)たのだが、タイヤは換えたところだし、ワゴンとしての機能は十分に果たすので、できれば第二の人生を(少しでも、お金になればとのスケベ心は当然だが)ということで、インターネット査定に申しこむことにした。最初にたどり着いた「G社」のページでフォームに記入して送信ボタンを押すもエラーとなり(何度も)、2つめの「J社」のフォームに記入する。


翌日に電話があり、夕方に査定士がやってくることになったのだが、その前に、妻の実家で最後の洗車をする。綺麗になるといろいろ楽しかったことがよみがえる。魔法のじゅうたんのようなエアサスの乗り心地、マジで悩んだ大食らい、けたたましいメカノイズを撒き散らしながら豪快に回る4カムエンジン、私のヤングサラリーマンライフ^^;を楽しくしてくれたMVPであることは間違い無い。

きれいにしておいたことがよかったのか「状態は非常によい」とのこと、しかし「この年式とこの走行距離」がネックとなって、無料で引き取りとの提案。それでは、メリットがない(面倒くさいだけ、Dモータースに引き取ってもらった方が楽)ということで”気持ち程度”で買取となった。

単車でもそうだが、買取専門業者とそうでない業者の物の見方は全く別ものである。私の経験では買取業者の方が、前向きに考えてくれるし、値段もよかったので、選択肢の一つとして考えてもよいのではないかと思う。(仕事ぶりも見学しておくとよいと思う。中古車を選ぶときの参考になるぞ。)

ということで、BFレガシイは6月下旬に引き取り、BHは7月上旬に納車ということになっていたのだが、車が無いと困る(子供が具合悪くなると、夜でも医者に走らないといけない)ということで「BHレガシイを先に持っていってもいいよー(名義変更は後)」ということになり、本日急遽納車となった。

買い取り業者へ連絡、実家へ委任状を取りに行って(父の名義になっていた為)戻ると、もう、BHレガシイは我が家に来ていた。

BF、BHと新旧のレガシイが並んだのであるが、BHの説明を聞いたり、BFの車内を片付けたりで汗だくになって、とても感傷に浸っている余裕がない。昼からは地元関係で所用があるし、買取業者もやってくるしで、なかなかハードである。ご近所のSさんにお願いして、家族全員でBFレガシイとの記念撮影をする。

いよいよお別れ、10年間いっしょにいたBFレガシイは業者のお兄ちゃん(査定士)が乗っていってしまった。もう会う事はないと思うとやはり寂しいが、もう仕方ない。

所用も終わったので、早速ドライブに行きたいところであるが、妻も子供も昼寝中だったので、つい一緒に昼寝をしてしまう。
夕方、また実家に行ったら「子供を見ておくので、2人で食事に行ってきたら」ということで、親にシキとキヤを預け、妻と千里のちょっといいレストランに行った。

住宅街にある、そのレストランはメニューが豊富で値段もリーズナブル(高いのもあるけど^^;)雰囲気もよく、久しぶりのドライブデート?という感じで楽しい時間を過ごすことができた。(BFで2人でいい店に行ったことって無いような気がする)屋根付きの駐車場に収まったBHくんもなかなかカッコイイ。

少し遠回りしてバイパスを流してから、シキとキヤを迎えに行った。後席の子供達が少し遠く感じるので、室内は確かに広くなっているのだろう。家族みんなにやさしいBHレガシイとの暮らしがこれから始まる。


湖西に電車特急とEF81を追う?!
2000年4月1日(土)

今日は、妻がご近所の方と下の子供を連れて、大阪南港へお買い物に出る為、私はシキ(長男4才)と二人で、時間を潰していないといけない。
天気もよさそうなので久しぶりに撮影に出ることにした。

いろいろ行き先は悩んだのだが(名鉄谷汲線、三岐鉄道、上郡、米原、新疋田等)時間と、子供の体力、費用等の様々なリソース^^;と楽しさのバランスから、湖西線に友人Oと出かけることにした。

7時に友人Oに迎えに来てもらい、吹田から名神で京都東IC、湖西道路を終点まで走り、2時間弱で最初のポイント、北小松付近をびわこ側から狙うポイントに到着である。
予想以上に早く着いた為、コンテナ貨物と日本海が撮影できるはずだったのだか、日本海が定刻に来ず(噴火の影響か?)撮る事ができなかった(EF81のコンテナは来た)。天気も曇りであまり調子のよい撮影とは言えないが、久しぶりなので、線路端でカメラを触れるだけでなんとなく嬉しい。

メインイベントののぼりトワイライトエクスプレスはマキノ付近で狙うので、早々に退散して車を北へ走らせる。(今日の車は友人Oのファンカーゴだ。乗せてもらうのは楽でいいし、地図とダイヤのチェックに専念できるため、安全と撮影効率の点からも望ましい^^;)
R161を走り、マキノ付近で湖西線をアンダークロスして暫く走ると「田んぼの向こうは築堤と大カーブ!」の好撮影地に到着である。
雲が引いて晴れてきたので、ペンタックス67にフィルムを装填し、ガンガン来る特急電車の相手?をする。681サンダーバード、原色ボンネット(ロングで撮れば細部の改造はまったく気にならない^^;)、JREの485(上沼垂色)、スーパー雷鳥485とバリエーションが豊富で楽しい。

天気がイイのはイイ^^;のだけど、風が強く、とても寒い。シキはOの車に引っ込んでしまったし、ダイヤ情報誌が風に吹かれて溝にはまって水没した。来るはずのトワイライトEXPも定刻には来なかったが、EF81のコンテナを押さえたところで、国道からの俯瞰撮影をすることにした。こちらもご機嫌かつお気楽なポイントで田んぼに水が入ったら再訪したいところだ。

おなかが減ったので、近くのラーメン屋で食事、下りのトワイライトEXPを国道から俯瞰して、再び北小松へ戻る。今度は山側からびわこを入れて撮影するのだ。

北小松へ着いて、アングルを確認していると、登りのトワイライトEXPがやってきた。Oはディジカメに収めたみたいだが、私のカメラは車の中だった。
風も収まって、ぽかぽかと気持ちがイイ。湖のかなたには、雪をいだいた山々、行き交うカラフルな電車、友人との会話、楽しそうに笑うわが子と、幸福な風景にしばし時間と日常を忘れる。

ここでのメインターゲットはのぼりのEF81コンテナ貨物、ペンタ67 90ミリ、当然ながら一発勝負、ストロークの長いシャッターボタンを半押しにしてモードラ無しの緊張感を楽しむ。高校生の時にキャノンFX(マニュアルのみ、外光式のメータはつぶれている)で撮っていた時の事をちょっと思い出す。

17時になると山陰が延びてきて、線路まで覆ってしまった。
友人Oは風邪を引いてしまったみたいだけど、今日はとても楽しい一日だった。

 


レガシイツーリングワゴン10万キロ達成(たまには車の話でも・EX)
2000年2月6日(日)

我が家の鉄車(いやファミリーカー^^;)のレガシイツーリングワゴン(平成1年12月登録、BFのA型)が10万キロを達成しそうなので、10万キロ達成ドライブにでかけることにした。普段は妻が買い物や、シキ(長男4才)の幼児教室の送り迎えに使っている為、私が知らない間に100003キロとかになっていると悲しい^^;ので、適当な距離のドライブに出かけて無理やり?達成してしまおうという事である。

あまり遠くには費用、時間、子供の耐久力?の点から行けないし、かと言って、あまり近くでは距離が足らず、悩んだ結果、元加悦鉄道の「加悦SL広場」に行くことにした。
あいにく、雨が降っているが、走っているうちに上がるかも知れないし、珊瑚のDBのキットに手を付ける前にもう一度実物を見たいのである。

中国道を西へ向かう。なかなか凄い?雨で流れは少し遅めであるが、4WDの安定性にモノを言わせ、追い越し車線をぐんぐん進む。全天候型ステーションワゴンの真骨頂!という感じでカッコいいシーンなのであるが、程々にしておかないととんでもないことになるので、注意が必要である。

舞鶴道へ入り、休憩をしながら福知山から加悦谷へ向かう。峠越えでは、歩道等に雪が残っている。子供達は普段見ることが出来ないので大喜びだ。雨はいつのまにかやんでいる。

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せっかくなので、車を止めて、雪遊びをすることにした。雨を含んだシャーベット状の決して状態がよいとは言えない雪であったが、団子を作って投げたり、小さいながらも雪だるまを作ったりして遊んだ。妻も「雪を見せてあげる」との約束を果たせて、ほっとしているのだろう。

SL広場(の駐車場?)は、こじんまりとしているが、お土産店や喫茶コーナー(焼きたてパンのお店)等があり、観光スポットとして整備されていて、非鉄の方でも楽しめる。(妻も結構喜んでいた)

SL広場へは500円の入場料が必要だが、車輌はきれいに整備されていて気持ちいいし、できるだけ、乗ったり触ったりできるようになっている。家族連れでも楽しいし、マニアも十分満足できるのではないだろうか。
お目当てのDBの写真も撮影できた。(動くところを見てみたい)
子供達も喜んでいる。暖かくなったら、弁当でも持って、ゆっくりと再訪したいと思う。

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夕方になって、峠道が凍結したり、また雪が降り出すとやっかいなので、もと来た道を福知山へ戻ることにする。峠を下っていると、途中でもう一度雪に触りたいとシキが言ったので、わき道に入ってみることにした。
タイヤをピレリのオールシーズンタイヤ(マッドアンドスノー)に交換したところなので、ちょっと性能を試したくなり、細い道へ入っていったのだが、水を含んだ雪は想像以上にすべり、上りで空転、横滑りをおこしてひやりとする。
なんとかUターンをして、這うようなスピードで下る。雪の無いところまで無事に下れてホッとした。

福知山から舞鶴道で、家に向かう。流れは順調なのだが、眠気が襲ってきたので、SAで休憩。20分ほどキヤ(次男1才)といっしょに居眠りをする。(妻は自分の都合の良い時しか運転しない^^;)

中国道に近づくにつれ、10万キロの瞬間が近づく。
「その瞬間」は中国道に入って、舞鶴道分岐と赤松サービスエリアの間であった。90キロで走行中だったので、あっけなくメータがくるりんと回った。10年と一ヶ月半での達成である。

★10万キロ乗ってみて良いところ
・やはり生粋のリゾートエクスプレス。荷物を満載して遊びに出かける時は気分最高。
・明るい室内。特に助手席は広くて快適。
・実用的に速い。楽に140キロでの巡航が可能。(その気になれば)
・必要十分なカーゴルームの容積。
・耐久性はありそうだ。(まだまだ行けそう)
・エアサスは乗りごこちがよく、車高アップは「鉄」には超便利。
・デートカー、ゲレンデエクスプレス、買い物カー、鉄車と様々な目的を高次元でこなし、これ以上のマルチパーパスカーは無いのでは?

×10万キロ乗ってみてよくないところ
・やはり燃費が悪い。(街乗り5〜6キロ、遠出で7〜9キロでは環境にもお財布にもやさしいとは言えない。)
・あまり低速トルクがない。(ボディが重いのか)
・10年目でエアサスが行ってしまい、前輪がシャコタンに。エアサス車に長く乗るつもりの方はその分のメンテ費用を見込んでおいた方がよい。(1本7万円です。エアサスがヘタるとコーナリングも怖くなるのでできれば定期的に交換したい。)
・リコールが3回もあったぞ^^;

■10万キロ乗って、いろいろな出来事
・違反は駐禁を含めて無し
・軽い物損事故(接触)1件
・志賀高原林道など、雪道でスピン3回^^;

先日、山陽道の三木SAで、隣に現行型のTS−Rが並んだ。若いカップルが乗っていた。妻との初デートで天橋立に行った事を思い出した。(10年経つと、こうなるんだぞ^^;)


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