このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

がんばれ!パパ鉄ちゃん バックナンバー●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

98年8〜12月分


 ギョーカイの忘年会・慰安旅行etc
1998年12月10日(木)
忘年会のシーズンである。仕事関係、趣味関係での各種飲み会など、スケジュールがハードになりがちな季節である。

鉄道趣味の業界でも、会社組織(みたいに?)になっているところは、忘年会や慰安旅行があるようで、聞いたところの噂話レベルであるが、なかなか皆さん?根っからの鉄道好きであるようだ。

・A模型店の慰安旅行
日本型16番の総本山と言われるA模型であるが、店主(社長)とスタッフ一同で京都に鉄道旅行をしたそうだ。また、その行程中に関西で最も有名だと思われる「M模型」を訪問したそうだ。
・B誌編集部の慰安旅行兼忘年会
なんでも花月園(伊豆のレイアウト付き温泉旅館)で実施するらしい。私たちの運転会の様に引越しのごとく車輌を持っていって、風呂も入らず走らせまくるということは無いのかもしれないが。

私なら、たまには「鉄」を忘れてリフレッシュしようということで、温泉ならコンパニオンを呼んで、楽しく^^;;、予算に余裕があるのなら、南の島の海岸で何も考えずにぼんやりするとかがいいと思うのだが(南の島にはさとうきび列車とかが走ってたりして)、やはり、鉄関係の方が落ち着くのだろうか?それとも企画段階では「鉄を忘れてリフレッシュ!」となっていても、意見を出し合っているうちに「鉄関係」になってしまうのか?また、そんなことは考えたこともないのか?少し不思議である。(別にかまわないんだけどね)


 ポイント初体験
1998年12月3日(木)
小学校4年生の時に、模型のセットを頂いてから、約20年以上経過して(つまり、鉄模暦は20年を越えている)いるが、実はポイントを持っていない。
レールはエンドウの金属道床の16本組みと、直線が6本、レールの下に紙がひいてあって、それで絶縁しているタイプである。R450とR655の金属道床(これは紙がひいてないタイプ)も持っているが、なぜか紙がひいてあるタイプの直線と相性が悪く、相変わらず一番古いR600を使っている。(金属道床の直線は入手が難しい)

走らせる車輌も、短いものが多かったし、そんなにしょっちゅうお座敷運転をする訳ではなかったので、特にレールが欲しいと思ったことは無かったのだが、模型を走らせると子供が喜ぶので、毎週の様に出して走らせるようになったし、KATOやホビーのプラ車輌のおかげで、車輌の方も少し充実してきたので、もう少し”長い線路”が欲しくなってきた。

ということで、中古でエンドウのプラ道床の直線を購入して、ついでに、ポイント(これも中古)も購入した。
なんでも、裏の配線を変更すれば「選択式」と「非選択式」を選べるとのことだが、方向を切り替えても「全部走っちゃう」のが”非選択式”、「切り替えた方向だけ走る」のが”選択式”だと思っていたのは、間違いではないのだが、もう少し、細かい違いがあるようだ。
昔、トミックス(Nゲージ)のプラ道床付きレールが出たとき、ポイントを入れてもギャップがいらない(リバースとかは別ね)画期的な方式だと聞いていて、それが”選択式”だとつい最近まで思っていたのだが、トミックス等の進んだ?ポイントは、選択式の場合、切替え”られた”方は、両方がプラス、若しくはマイナスになるのと異なって、スイッチにより、片方のレールを電気的に切り離すらしい。これによって、たいていの場合はギャップがなくても楽しめるようになっているとの事だそうだ。

ここまで書いて、ふと思い出したのだけど、確かに最近まで、16番のポイントは無かったが、ドイツで買ってきたZゲージにはポイントがあった。これは「イケイケ方式」なので、非選択式でいいんだよね。
 


なぜ、作るのか?2 (なぜ鉄道模型は楽しいのか?)
1998年11月5日(木)

 なぜ、鉄道模型を作るのか?なにが楽しくて工作するのか?なぜ、大人になった?現在でも、まがりなりにでも、鉄道模型工作を続けているのか、考えて見ようと思う。

 一応、大人になった現在、子供の頃に比べて、経済的には少しは?マシになっているので、たまにはブラスの完成車輌を購入することもできるようになった。ということで、安いから工作するという理由は、あまりなくなった。あまりというのは全くそのような理由で工作をすることが無い訳ではなく、安く上げる為に、中古の完成品を加工したり、プラキットを組んだりすることがあるからだ。

 普通のサラリーマンの私でも、頑張って工作するより、頑張って残業して完成品を買ったほうが、はるかに効率が良いし、確実にお目当ての車輌をGETできるはずである。

 だけど工作は楽しい。自作(スクラッチビルド)しなくても、このキットのここを換えて、この製品のここにこれをつけて、こう塗り替えてと、考えるだけで楽しいし、実際にそれを実行して、うまく行けばとても嬉しい。 できた車両をにやけながら何度も眺めたりして・・・。
 また、完成した(しなくてもよいが)車輌を友人に見せて話のネタにするのも楽しい。運転会等で自分の手のかかった車輌が快調に走るのを見るのは、ほんとに気持ちがいいものである。

  たとえ実際に工作をしなくても、考えるだけでも楽しい。この前面のカーブは紙でつくることができるだろうか?このパーツは手に入るだろうか?資金のアテはどうするのか?妻や子供へのフォローはどうするか(これは私だけ^^;;)と悩む項目はたくさんある。なやむことが多いということは楽しむことが多いということ(だと思う^^;)。

  鉄道模型工作の楽しみは、がんばって高いところを目指すスーパーマニアのものだけではない。完成品しか買わなくたって、ごてごての模型ができちゃったって、想像を楽しむ安楽マニアだって、同じように楽しんでいいんじゃないかな。時刻表の空想旅行のように鉄道模型を楽しむのもアリだと思う。

 16番ゲージ愛好者の高齢化?(後継者不足)は深刻で、大学等の鉄研の組立て式レイアウトを保守出来る人がいないというのは、かなり以前から言われているし、線路ばたにはカメラを持った10代20代の若いファンが沢山いるが、16番鉄道模型のファンはおじさんばかり(私を含めて^^;。熱心な若いファンが全くいない訳ではないけどね)。
 16番の楽しさを、分かりやすく提案してファンを増やしていかないと、16番は滅亡への道を淡々と進んでいくんじゃないかと(滅びさせてしまうのは勿体無いぐらいに楽しい)。16番の楽しさのかなりの部分を占めるのが”作る”楽しさ、じゃないかと思う。(楽しむ人が少なくなるということは、パーツ等製品の供給も少なく、高価になってしまう。つまり現在のようには楽しめなくなるということ)
 もちろん、私たち16番愛好者が”楽しそうに”やっていることも重要だ。つまらなそうに文句ばっかり言っているところに、人は集まってこない。


なぜ、作るのか?(なぜ鉄道模型は楽しいのか?)
1998年10月7日(水)
 なぜ、鉄道模型を作るのか?なにが楽しくて工作するのか?最近のとれいん誌に松謙さんが書かれたことを少し意識しつつ、考えてみようと思う。
 鉄道模型の入門は10才ぐらいのころ、16本組みのレールと、ED58と中型客車(共にフリーですね)、パワーパックを頂いて、入門となった訳であるが、やはり、子供であっても、スケールモデルが欲しくなるのが人情である。
当時、カツミのEF70とかがデパートの鉄道模型コーナに飾ってあって、確か2万円ぐらいだったと思うのだが、そのころの2万円という数字は、ラピート6連セット38万円という数字を現在見るよりずっと、絶望的な数字であった。いまなら、後先考えなければ、今晩にでも38万円のラピートを手にすることも不可能ではないが、当時は手も足もでなかったというのが正直なところである。
と言うところで、360円のパンタグラフ、900円のDV181モータなんかだったら、どうにか手に入れることができるし、ボディは紙で作れば、安い!と言ったところが、工作をはじめる動機だったと思う。(もともと工作の好きな子供ではあったが)
「こうすればできるのではないか」とか「こうすれば安い」とか言うことで、試行錯誤しながら、インサイドギアの組み込み、配線等を覚えていったように思う。
これもまた、お決まりのパターンであると言えるのだが、最初は、阪急の6300系を作っているつもりでも、いつのまにか自由形になっていて、これはこれで楽しかった。

その次の段階?が「模型とラジオ」との出会いである。今まで、試行錯誤(TMSは見ていた#読んでいたじゃない^^;;#が、小学生にとって、親切丁寧に書いてあるわけではない)でやっていたものが、ちゃんと作り方が書いてあり、とても親切で嬉しかったのを覚えている。長崎さんの記事のおかげで、なんとかスケールモデル第一号を走らせることが出来たのだ。

ということで、おかげさまで鉄道模型暦も20年以上になり、同じ趣味を持つ方々と楽しく、工作、運転等をできるようになったし、たまにはいじった車輌を雑誌に載せてもらえるという「夢のようなレベル」にまでなることができた。

ということで、「メーカー製品が高いから作る」という動機により、工作をするようになったのだし、「こうすれば君にもできる式お子様向け雑誌」によって工作技術もアップして、私のような凡人にとって、これらが趣味の基盤を作ってくれたという結果となっている。 
(続く。。。かも^^;)


頑張れパパ鉄ちゃん最新号へ戻る。
ホームへ戻る



このホームページのホストは です。 無料ホームページ をどうぞ!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください