このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

車輌の紹介バックナンバー●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 私が制作した鉄道模型車輌を紹介します。制作とは言っても 加工度の低いものもありますが、何かの参考になれば幸いです。



EF60 3次型
カツミ完成品の塗装変更と小加工


 カツミ製EF60の一次製品(実物EF60の一次型ではない)の特急塗装機 がベースです。学生時代(約10年前)に模型店の中古コーナーで購入、特急色 のまま、走らせておりましたが、パンタグラフがつぶれたり、ウオームギア が摩耗してしまったりして、お蔵入りしていたものを、最近ひっぱり出して リファインしたものです。

 加工のポイントは
●プレスで表現されている、テールライトをやっとこ、やすりで平らに
 ならした後、天賞堂の台座付きテールライトをはんだ付け
●おおざっぱな形の避雷器を天賞堂のロストワックスパーツに交換。位置
 も前方に変更。
●ホイッスルをアダチのヒキモノパーツに交換
●太すぎる前面窓の「鼻柱」をHゴムのバランスなどを考慮しながら細くする。
●前面の手すりを0.4ミリの洋白線で張り直し。
●パンタグラフをフクシマ製PS16に交換。
●パンタグラフの空気作用管を追加。(高圧母線ほかはあきらめ)
●ぶどう色(茶色)に塗装。
●摩耗していたウォーム&ウオームホイールを交換、それに伴い、モータを
 キャノンのEN20に交換。(DV181用のシャフト径2.4ミリ用のギア
 が入手できなかった)

 約1ヶ月で塗装完了、運転会でデビューとなりました。塗装などは腰をすえて 取り組むことが必要ですが、他の項目は夕食後に気楽に取り組むことが できました。最も苦労したのが旧の塗装の剥離で、リムーバでもなかなか はがれず、最後はドライバでこそげ取るはめになりました。

 めでたく完成した感想は、
●50センチ以上離れれば、最近の製品に見えなくもない。(フクシマのパンタと
 天賞堂の避雷器のおかげ?)
●キャノンモータのおかげて、スローも利き、高速性能も十分である。
●意外と費用がかかった(パンタ、モータ、ギアで1万円)

と言ったところですが、旧製品の電機が見事に生き返った感じです。(自己満足 の世界ですが・・・)  現在は、当鉄道のエース格として、お座敷運転に活躍しています。




国鉄キハ66+キハ67
ペーパー自作


 白ボール紙に屋根板、床板の組み合わせで作った気動車です。約15年前 (中学生のとき)に鉄道ジャーナルに載っていた1/160の図面をもとに 制作開始、前面も展開図を書いて、なんとか形にしました。大学鉄研参加時 に再塗装などの更新工事を実施、RMモデルズの第一回のペーパーモデル 募集に応募するため、小修理をし、現在に至っています。(制作開始より 15年以上たっています)

制作のポイントは
●ベースは約0.5ミリ厚の白ボール紙
●ユニットサッシはアート紙ぽい薄紙にて表現
●屋上のラジエターはケント紙と真鍮波板(トタン屋根表現用)と
 真鍮メッシュで作成後、ゴム系ボンドで貼りつけ
●動力は、当初DV181にインサイドギアの組み合わせ、現在は
 つぶれたパワートラックGT−1が付いていて走らない

 貴重な自作車輌として、記念物的な存在です。RMモデルズの1996年3月号のペーパー車輌 特集に写真が一枚掲載されました。




上田交通5250
珊瑚製キット組み立て


 学生時代に、再生産された上田交通の丸窓電車のキットを組み立てたものです。 基本的にストレートに組んでありますが、いろいろディテールアップを試みています。

 ディテールアップのポイントは
●車体の高さを0.5ミリ下げる。
●側窓に保護棒を割りピンで取り付け。
●屋上のランニングボードに上がる「すのこ」を真鍮角線と帯材で作った。
●パンタ周りの配管を追加。
●床下は、真鍮角線で台枠を組み、コンプレッサー周りの配管をつけた。

 特に床下については、私としては、結構頑張って作ったつもりなのですが、 なんだかあまり効果がないような気がして・・・また、ブルーの塗りが薄く、 下地のクリームが透けているところもあります。連結器やエアホース等 も付いていませんし、エンドウのクハ290(平面ガエル)のキットを購入済み なので、これの組み立てとあわせて、再塗装とライト点灯化などのグレードアップ工事を 実施し、2連で走らせてやりたいと思っています。



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