このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


元塩峠 〜大江連峰へと続く塩の道



 南区の大江連峰を東側の笠寺口から入り市営元塩荘に差し掛かると、まず初めに見えてくるのが元塩峠である。この峠は伊勢湾の塩を遠く信州へと運ぶ、塩の道の起点として古くから知られ、道路網の整備が進む明治中期ごろまで塩の輸送に使われていたという。その後しばらくは忘れられた存在となっていたが、最近の中高年の登山ブ−ムも手伝って、この峠を歩くひとも徐々にではあるが増えている。
 じっさいに歩いてみるとさすがに道は滑りやすくて急勾配、さらにガレ場まである有り様であるが、野趣あふるる良さというものがあり、さらに元塩富士へはすぐ間近とあれば、いやがうえにも気持ちは昂ってくる。
 ここは大江連峰の入口。この先、元塩富士〜艸富士〜宝南富士〜神松山〜大江山〜臨港富士と踏破して名鉄大同町駅ヘ至る道のりは半日がかりの縦走コース。のんびりしたハイキングコースとしてお勧めできる。
(2000.7.30)







参考文献:スーパーマップル詳細名古屋道路地図 2000年1月3版4刷 昭文社
出典:名乗るほどのものではありません

神松山

穴ボコ型をしている








皿型の大江山

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