このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
歌と踊りと女の魅力で迫るSKD(松竹歌劇団)のラブ・ロケッツ・スペース・ミョージカル「新竹取物語1000年女王」が、東京浅草の国際劇場で、3月7日から幕を開ける。SKDといえば昨年にも春と秋の2回、同じ松本零士原作の「銀河鉄道999」をミュージカルに仕立てて、これまでのレビュー界に新風を吹き込んだところ。今回は規模・上演期間とも大幅に拡大し新しい趣向を豊富にとり入れてウーマンパワーと熱気あふれるエネルギッシュでダイナミックな舞台を展開!
SKD松竹歌劇団の皆様→←松本零士先生
ミュージカル「新竹取物語・1000年女王」+レビュー「東京踊り」
キャスト
雪野 弥生=高城 美輝 / 雨森 始=滝 真奈美
雨森先生=鵬 寿美 / 夜森 大介=千晶 薫 / セレン=奈津 このみ
新1000年女王=立原 千穂 / クレオパトラ=藤川 洋子
入場料金表
A席=3000円 B席=2800円 C席=2300円
一般席=2000円 学生=1500円 子供=1200円
期間3月7日〜6月15日(92日間のロングラン)
演出 星野和彦は語る
「テーマはひとことで言えば20世紀最後の愛の物語と言えるでしょう。愛の対象は私たちが住んでいる緑の惑星=地球です。すなわちこの地球上にある花も草も木も土も水も……すべてのものが人類にとって切っても切り離せない、かけがいのない愛の対象というわけです。そして、それらの大切な生き物を遠くの方からじっと見守りつづけてくれるのが1000年女王なのです。
そうは言っても1時間30分という限られた舞台の中で、すべてを表現しなければならないのだから大変です。
ストーリーは、地球人が1000年女王の雪野弥生に託した夢を現実にしよう!というものです。新1000年女王は地球に脅威をあたえる存在、1000年盗賊は実をいうと地球秘密防衛軍として活躍します。
このミュージカルを見終わってから観客の皆さんが地球こそユートピアだったのかと感じてくれて、1000年女王である雪野弥生という女性に心から惚れていただければ大成功で、私としてはもう申し分ありません」
この様に星野さんは自信満々だ。この熱意を反映して国際劇場は毎日若いファンがつめかけて「999」におとらぬ盛況でSKDらしいテンポの早い歌と踊りに酔いしれる。土・日には小さい子の手をひいた家族連れが目立つのも普段のSKDと違った光景だ、やはり「1000年女王」のもつテーマの素晴らしさのためだろう。
当時の雑誌記事より
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |