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2010年度(09/12~10/11)ベスト10/ワースト5

(注)これはあくまで個人的な意見ですのであまり気にしたり、参考にはしないで下さい。

2010年ベスト10
作品/監督出演者短評
1インセプション

クリストファー・ノーラン
レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
夢の中から人を操るというSFでありながらもとてもリアリティがある作品。3階層の夢とか時間の流れの違いとか、難しい部分もあるが、長丁場でありながらも画面に引きもこまれます。そして、ラスト主人公は果たして??? メインテーマにも秘密があるってあとから知って驚きました。
2第9地区

ニール・ブロンカンプ
シャールト・コプリー
デヴィッド・ジェームズ
ジェイソン・コープ
アカデミーでも話題に上っていたSF映画の佳作。異星人が難民として地球に移住しているという設定からして面白いし、異星人がまた醜い・汚い・ネコ缶好きっていうのが、凄い。ドキュメンタリー風から始まり、後半は派手なアクションへ。特にパワードスーツのバトルが見ものでした。
3アバター

ジェームズ・キャメロン
サム・ワーシントン
ゾーイ・サルダナ
シガーニー・ウィーヴァー
当然、IMAXの3Dで見ました。3Dの効果と言うより、映像の美しさが素晴らしかった。幻想的な世界を映画いているので、その緻密な映像美には圧倒されます。話は意外と単純で、往年の西部劇を下敷きにしていますが、その中でのドラマも分かりやすく、異星間の対立と絆が良かったです。
4デイブレイカー

J・A・バヨナ
ベレン・ルエダ
フェルナンド・カヨ
ジェラルディン・チャップリン
最近はやりのバンパイア物ですが、設定からして異色。バンパイア(と言ってもウィルスによる人間の変異態)が世界を制し、普通の人類は極わずか、しかもバンパイアの為の血の供給源として・・・。人類対吸血鬼の戦いがある発見により意外な事に・・・。物語とアクションが良く出来ています。
5ハート・ロッカー

キャスリン・ビグロー
ジェレミー・レナー
アンソニー・マッキー
ブライアン・ジェラティ
アカデミーを制した重厚な作品。女流監督でありながらも、こんな男のドラマが得意というビグローもオスカーをゲット。戦地での爆弾処理班の物語ではありますが、破天荒で技術のある主人公を中心に緊迫した展開が画面に釘付けにしてました。
6トイ・ストーリー3

リー・アンクリッチ
トム・ハンクス
ティム・アレン
ジョーン・キューザック
人気アニメの第三弾。2からだいぶ年数がたっていますが、これも物語に重要な要素。持ち主に捨てられたと勘違いしたおもちゃたちが家出し、新しい住処を見つけるが、そこは?とにかく、今回もハラハラドキドキな展開を見せて、最後には大きな感動が・・・、泣けました。
7クロッシング

アントワーン・フークア
リチャード・ギア
イーサン・ホーク
ドン・チードル
三人の警察官の物語がそれぞれにあり、最後にそれが交差する展開。一つ一つのエピソードだけでも。
8月に囚われた男

ダンカン・ジョーンズ
サム・ロックウェル
ドミニク・マケリゴット
ケヴィン・スペイシー
月面でたった一人で資源を採掘している男。いつしか地球に帰還する日を指折り数えて勤しんでいるが、そこには大きな秘密が。秘密は中盤で分かるものの、その後の展開も面白い。また、ほとんど一人っきりの演技をこなすサムが素晴らしいですね。
9インビクタス/負けざる者たち

クリント・イーストウッド
モーガン・フリーマン
マット・デイモン
トニー・キゴロギ
スポ根物ですが、結末は分かっていても、やっぱラストは盛り上がり興奮します。南アメリカの歴史的な映画はこれまでも多くありますが、こういった史実もまた面白いです。
10ベスト・キッド

ハラルド・ズワルト
ジェイデン・スミス
ジャッキー・チェン
タラジ・P・ヘンソン
こちらもスポ根物。リメイク作品ですが、ドラマとしてもオリジナルより深い部分があって良かったです。ジャッキー・チェンが渋いです。アカデミーの助演をあげたいくらいです。
エクスペンダブルズ

シルヴェスター・スタローン
シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
これも楽しみだった作品。荒唐無稽ですけど、アクションはこれで良いのです。主役級のアクションスターが勢ぞろいで、それぞれの役割をうまく活かしていて、しかもアクションもCGに頼ってなくて見事だと思います。カメオ出演の二人が登場して三人が揃うとゾクゾクってしますわ。
ラスト・ソルジャー

ディン・シェン
ジャッキー・チェン
ワン・リーホン
ユ・スンジュン
こちらもジャッキー・チェンの作品ですが、歴史物ということで、派手なアクションはないですが、敵同士の逃避行によって生まれる絆っていうのが、ドラマがあって良かったです。
他に良かったのは「アリス・イン・ワンダーランド」「Dr.パルナサスの鏡」、「シャーロック・ホームズ」、「プレシャス」、「アイアンマン2」など。

2010年ワースト5
作品/監督出演者短評
1かいじゅうたちのいるところ

スパイク・ジョーンズ
マックス・レコーズ
キャサリン・キーナー
ジェームズ・ガンドルフィーニ
原作は読んだ事ないですが、有名な絵本。それをそのまま映像化した作品ですけど、何か現実との境があるようでない?ファンタジーのようで、怪獣が可愛くないというか、きぐるみ感が微妙。そして、お話が淡々としすぎて、キャラの突飛な行動についていけず、何じゃこれーっていう感想。「マルコビッチの穴」なんかはシュールで面白かったのですがねー?
2脳内ニューヨーク

チャーリー・カウフマン
フィリップ・シーモア・ホフマン
サマンサ・モートン
ミシェル・ウィリアムズ
ワーストの監督の盟友である脚本家の初監督作であるが、作家性がそのまま出ていて、さっぱりわけの分からない作品になっています。全くついていけず、全然面白くありませんでした。。
3レギオン

スコット・スチュワート
ポール・ベタニー
ルーカス・ブラック
デニス・クエイド
終末物の一種ですが、救世主の抹殺と救出を描いているものの、何か片田舎でこじんまりとしたカタストロフが信憑性なし。神(厳密には天使)なんだから、さっさと滅ぼしてしまえばいいじゃんという突っ込みは無視され、中途半端な感じで物語りは進みます。
4ストーン

ジョン・カラン 
ロバート・デ・ニーロ
エドワード・ノートン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
三人の名優が共演していて、ドラマを注目してましたが、メリハリが無い感じで、単調な展開。ストーンの心変わりも良く理解できません。主人公の心理も良く分かりません。
5アデル/ファラオと復活の秘薬

リュック・ベッソン
ルイーズ・ブルゴワン
マチュー・アマルリック
ジル・ルルーシュ
相変わらずリュック・ベッソン作品は当たり外れが大きいです。昨年の「96時間」は面白かったですが、この作品はコミックの映画化みたいですが、映画にするとるとトンデモ映画に。女版インディー・ジョーンズから思えばそれば冒頭だけ、後はありえない展開で見ていて馬鹿馬鹿しくなってきました。
シェルター

モンス・モーリンド ビョルン・スタイン
ジュリアン・ムーア
ジョナサン・リス・マイヤーズ
ジェフリー・デマン
二重人格の青年を巡るサスペンスかと思えば、だんだんオカルト化していく変な物語。J・ムーアも時々こんな変な作品に出るから困ったものです。
他にダメダメだった作品は「ファイナル・デス・ゲーム」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」、「50歳の恋愛白書」など。

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