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NEO板橋大会レポ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2002年2月8日(東京・板橋産文ホール) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ついに甲田社長がリングに上がる! 以前から八木淳子の起用をめぐっていろいろと抗争があったNEOマットですが、 ファンから八木の起用に疑問が投げかけられたにもかかわらず、一貫して NEOに必要な人ですから、ということで八木の起用を続ける甲田社長。 そんな中、八木の技が危ないからということで、対戦相手がいなくなりそうに なると、NEOマシンガンズから、なら甲田が八木と戦えばいいじゃん、って声が 上がり、いつしか八木VS甲田の対戦が実現するのか?って雰囲気ができあがって しまいました。 当然、甲田社長は素人。 ということで、この対戦はもちろん、リングに 上がることも拒否し続けたのですが、前回の板橋大会(2/1)で八木と対戦した タニーが、「八木とは思いっきり楽しいプロレスができないので、もう終わり。」 みたいな発言をすると、甲田社長は「これで、タニーと八木のシングルは 1勝1敗。(注:1/27板橋大会では、八木が勝利) ならもう1回 決着戦を。」と提案したら、甲田がマットに上がるならやってやるとタニー が提案すると、八木もタニーのパートナーに仲村を指名することを条件に この要求をのんだため、この2/8板橋大会で遂に甲田社長の名前が 対戦カードに組み込まれました。 八木は、甲田社長に、自分1人で2人をまとめて倒すから、甲田さんは コーナーに立ってるだけでいい、と言ってましたが、今やNEOファンの大部分を 占める甲田ファンからは、甲田社長のデビュー戦ということで、かなりの 盛り上がりに。 ということで、僕も甲田さんがどんな風に戦いに巻き込まれるのかが 見てみたくって、この日の観戦を決めました。 今までのNEOマットでの戦いの歴史からみて、絶対に甲田さんがコーナーで 立ってるだけで終わるわけないな、なんて思っていたのですが・・・。 この日は、当日券で入場。 でも、ちゃんと告知はがき(アンケートに答えると送られてくるの)を持参 したので、前売り料金で入場でき、改めてこのサービスっていいな、って実感。 で、今日は3,000円の席だったので、1列目じゃなかったけど、それでも リングサイド2列目で観戦。 本当にこの団体は嬉しいです。 試合前は、今や恒例と化している生写真のサービス。 前回のレポートに、 NEOの全選手を集めるって書いたけど、結局この日もらったのは、以前にも もらった事のある宮崎選手。 ベルトを巻いてる姿の写真だったんですけど、 カッコよかったので、もらっちゃいました。 で、今から思うことなのですが、ちょうどこの写真の受付にいたのが、 リングアナの石田さんだったので、石田さんのをもらっても良かったかなと。 ま、いいんですけどね。 そして、いよいよ試合開始です。 が、試合前に1つだけ告知が。 それは、次回板橋大会(2/23)のカードが、1試合だけ決まったので、 それの発表ということでした。 内容は、京子の経営する居酒屋「スーパーあかゆ」の皿洗いが誰なのか はっきりしないので、いい加減この抗争にも決着をつけようということで、 NEOマシンガンズ、下田&ASARI、椎名&仲村の3チームで3WAYバトルを やって、負けたチームが今後スーパーあかゆで皿洗いをするというもの でした。 この決定事項が、まさかその後ネタに使われるとわ・・・。 で、本当に試合開始です。 第1試合:イリミネーションマッチ(30分)タニー・マウス、仲村由佳 vs 八木淳子、甲田哲也いきなり第1試合がメイン! ってくらい僕にとってインパクトのあったこのカード。 今日の観戦の 7割くらいが甲田さんの試合を見るためだったので、この試合は気合いを 入れて見ました。 とりあえず、どういう経緯でこの試合が実現したのかは、上の方に書いておいたので、 ここではパス。 ただ言えることは、甲田さんは、一度も自分からリングに 上がりたい、と言ったことはなく、はっきり言って無理矢理リングに上がらされる 事になったわけで、思いっきりかわいそうではあるんですが、 楽しみの方が大きかったです。 で、入場シーン。 先に入場の八木チームは、八木に続いて甲田社長が入場。 注目のコスチューム はというと、モーニング娘。のTシャツに、「あいぼん14歳おめでとう!」と 背中に書かれた赤のハッピを上に着て入場。 両手には、ペンライトと いうことで、「週刊プロレス」の記事によると、どうやらこれが甲田さんの モーニング娘。を応援するときの正装だそうです。 で、入場が終わると当然両チームのコールですが、ここで1番最初にコールを 受けた甲田さんに対し、ものすごい数の紙テープが舞いました。 本人はやめてくれ、ってオフィシャルの掲示板で事前に言ってたんですけど、 やはりと言うか、みんな甲田さんのデビューを楽しみにしていたわけで、改めて 甲田さんの人気というものを思い知りました。 で、試合前に、もう1度八木に対して「コーナーに立ってるだけで いいんですよね。」と、念を押す甲田さん。 それに対して八木も、「私の強さが信じられないのか?」と強気な姿勢。 そんな2人に対し、対戦相手のタニーが、「みんな、甲田の試合が見たくて 来たんだろ。 だったら、イリミネーションマッチにしようよ。 そうすれば、 うちらが八木を倒したら、甲田が戦わなきゃいけなくなるじゃん。」と提案。 それに対し甲田さんは、「当日のルール変更は認められないです。」と、社長権限で ルールの変更を却下しようとしたのですが、 八木が「よし、やってやる!」とひと言言ったため、甲田さんの却下は 完璧に無視され、この試合は急遽イリミネーションマッチで行われることが 決定。 ということで、わかりやすく書くと、八木が1人でタニーと仲村を倒せば、 甲田さんは戦わずに済むのですが、もし八木がその前に負けてしまったら、 いよいよお待ちかねの甲田さんのデビュー戦ということで、会場を埋め尽くした 圧倒的な甲田ファンからは、タニー&仲村へ声援が贈られる展開になりました。 それにしても、社長のひと言がここまで軽いとは・・・。 (これがNEOなんですけどね。) で、試合開始。 「1人で2人をまとめて倒す!」と豪語した八木は、予想通り2人を相手に 戦うことになったのですが、タニー&仲村は連携プレーを駆使して 戦うので、八木はかなり苦戦。 そんな中、仲村を捕らえパワーボムの体勢に入った八木ですが、仲村が これを八木に乗っかるようにして切り返すと、そのまま甲田さんの待つコーナーに 八木を誘導していき、八木と甲田さんをタッチさせようとしました。 ここで会場の大「甲田!」コールを無視した甲田さんは、リング下に エスケープ。 意地でもリングには上がらないぞ、って甲田さんの決意を 感じました。 でも、八木が関節技をくらって、ロープにエスケープすると、「ロープ! ロープ!」ってレフェリーにアピールしたり、八木がいい所を見せると、 思いっきりはしゃいだりで、戦ってなくっても結構おもしろかったです。 そんな中、遂に仲村を捕らえた八木が、ものすごい勢いで払い腰を決めると、 仲村は腰に大ダメージで大ピンチ。 さらに、仲村を助けようと入ってきたタニーも捕まえると、今度は 場外に下りて大外刈り! これでタニーも場外でダウンしてる中、リングに悠々と戻った八木は、 仲村にとどめとばかり大外刈りを放ちピンフォール。 これで仲村は失格。 もちろん、甲田さんは大喜び。 で、さっきの場外での大外刈りが効いて、まだダメージの残るタニーを リングに上げた八木は、さらに立て続けにタニーを投げていき、これは 本当に2人相手に勝つかも!って感じもしたのですが、さすがにタニーが これを許すはずがなく、フィニッシュを狙った八木の技を上手く 丸め込むと、ここでレフェリーのカウントが3つを数え、八木も失格。 ということで、遂にファン待望の甲田社長のデビュー戦が実現! この瞬間、館内はもの凄い大歓声だったのですが、当の甲田さんはと 言うと、試合放棄をするかのように、リングを下りて控え室に向かうことに。 でも、さすがにそれを許すようなNEOマットではなく、仲村が甲田さんを 捕まえリングに上げ、試合続行。 ということで、遂に実現した甲田さんの試合なんですが、ま、予想通りと いうか、期待通りというか、タニーに一方的に投げられるわ、蹴られるわで ぼろぼろに・・・。 で、なんとかこの場から逃げようと思った甲田さんは、技をくらってる わけでもないのに、「ギブアップ! ギブアップ!」とギブアップを主張。 しかし、浅野レフェリーがこれを認めないという暴挙(?)に出たため、試合は さらに続行されることに。 そして、この試合の最大のハイライトとも言うべき場面が。 タニーが甲田さんに対しストンピングを始めると、失格になった仲村だけ でなく、セコンドにいた元気と椎名までも入ってきて、思いっきり社長に ストンピング。 世界にはたくさんの会社があるけれど、ここまで思いっきり社長が社員に 足蹴にされる会社って他にないと思う・・・。 その後も、タニーの攻撃をくらった甲田さんが、早くこの試合を終えよう ということで、タニーがフォールの体勢に入っても返そうとしなかったの ですが、タニーもこれで終わっちゃおもしろくない、って思ったのか、カウント 2で無理矢理起こすと、最後は甲田さんをひっくり返しての股裂き(はずかし 固め?)という、やられた方にしてみたら、屈辱的な技でフィニッシュ。 試合後は、息絶え絶えの甲田さん、マイクを取ると、八木に対して、 「どういうことなんですか? コーナーで立ってるだけでいいって言った じゃないですか。 恩を仇で返すのですか?」 って、八木にこうなったことに対する説明を求めると、 「がたがた言ってんじゃねぇ!」と、八木にまで投げられて、本当に 散々な目にあわされてました。 これで控え室に戻った八木ですが、この光景を見たタニーが、 「こうなったら、八木とシングルやるしかないな。」って甲田さんに提案すると、 こんなにひどい目に遭わされたにもかかわらず、それを拒否する甲田さん。(当たり前か!) 続いて仲村が、「いいこと思いついた。 今度の3WAYバトルで、甲田さんも 誰かパートナーを見つけて、4WAYバトルでやればいいんだよ。」 と提案すると、「全然よくないです。」って答える甲田さん。 とタニーは、「なら、八木とシングルだな。 じゃ決定。」 ってことで、次回板橋大会では、甲田さんは八木とのシングルか、それとも スーパーあかゆの皿洗いをかけたタッグのバトルに参加するか、のどっちか に決定。 ということで、見事にデビュー戦を飾れなかった甲田さんの巻き返しは あるのか? (後日、正式に皿洗いバトルに、甲田&X組での参加に決定。 また、仲村のパートナー が椎名からつぼ原人に変更になったことも併せて発表されました。) ま、素人がリングにあがることに関しては、賛否両論あると思います。 ただ言えることは、甲田さんの場合、NEOファンからの絶大の支持を受けている ということもあって、正直言って不快感は全くなかったです。 今回は、八木VSタニー&仲村の余興として行われたような形だったので、 見ていて、ホント楽しかったです。 レポートにも書きましたが、社長に 対して、社員が思いっきり足蹴にするような場面が見られるのもこういった 場だけですし、ルール変更は認めないっていう社長のひと言が、いとも 簡単に無視されるのもおもしろかったし、何と言ってもレフェリーがギブアップを 認めないなんて試合、初めて見ました。 そういった意味では、お笑いの試合としてとらえた場合、たまにはこういった 試合もいいのでは、と思います。 ただ、のっけから甲田さんがずっと戦い続けるような試合は、はっきり 言って見たくないです。 あくまで素人が戦うのは、今回のように、 ちょっとした余興でやる程度にして欲しいです。 あと、タニー選手の会場を盛り上げようというスタンスは、本当に いつもいつも感心しているのですが、八木選手も技は確かに下手かも しれませんが、最近ヒールとしていい感じのキャラなので、なんとか NEOマットに定着できるように頑張って欲しいです。
1人残しで、タニー組の勝利 第2試合:シングルマッチ(30分1本)宮崎有妃 vs 中山香里第2試合は、宮崎とコンプリートプレーヤーズ所属の中山の 試合で、中山はこれがNEOマットは2度目の登場だそうです。 この試合は、宮崎のリクエストで実現したらしく、これといって2人の間に 因縁があるわけでもなく、純粋なプロレスが楽しめそうなカードでした。 また、どこの団体にも所属していない中山にしてみたら、ここでいい所を アピールして、戦うマットを増やしたい、という思惑もあったと思うので、 中山がいかに自分の良さを出せるかにも注目してみました。 試合の方は、序盤戦は宮崎がグランドで圧倒する展開。 そこで、中山がまともにやりあったら勝ち目がないって判断したのか、噛みつき攻撃 なんかを見せると、宮崎も噛みつき返すと、試合は徐々にコミカルな方向へ。 中でも、宮崎が中山にサミングをしておいてから、思いっきり胸を揉んだ シーンは、大爆笑でした。 「お前、なかなか柔らかかったぞ!」って、 宮崎が中山と戦いたかった理由は、それがやりたかったのかな? こっから先は、両選手がお互いに得意な攻撃を出し合う中、先に勝機を つかんだのは中山。 「爆NEW!」の叫び声とともに、得意の爆NEWスープレックスを決めたのですが、 これはニアロープということで、宮崎がエスケープ。 さらに攻め込もうとする中山に対し、宮崎もムーンサルトプレスや 切り返し技を見せて反撃すると、最後は得意の外道クラッチで勝利。 内容的には、中山の技を受けきった上で勝つという、宮崎の貫禄勝ちって感じでした。 でも、こういうカードがポンと組まれるのも、NEOのおもしろいとこかな、 って思います。
第3試合:タッグマッチ(30分1本)元気美佐恵、市来来代子 vs 椎名由香、輝優優この試合は、今まで無かったコンビ同士の対決でした。 元気と市来は、昔日本テレビで放送された番組「元気が出るテレビ」での レスラー養成コーナーの出身者同士ってことで、昔なじみの2人。 でかい元気に対して、小さな市来というコンビは、見た目にもとっても インパクトがあって、いい雰囲気でした。 (てゆうか、この2人が並ぶと、元気が市来と同じ性別にはとても見えない んですけど・・・。) 対するは、1/27で対戦した椎名と輝のコンビ。 こちらは、スピード感ある選手のコンビってことで、見応えあるタッグチーム でした。 試合の方は、4選手が持ち味を出そうって感じの展開に。 特に、久々登場の市来は、体格のハンデをものともせずに動き回って、 見慣れてないせいもあってか、ものすごい新鮮な感じがしました。 また元気と市来のコンビが、予想以上によくって、連係プレーなんかも 飛び出し、これもおもしろかった。 中盤戦は、元気チームがリードする展開で、元気が再三Gドライバーで 勝利を狙うのですが、さすがにこれは椎名&輝は許さず、結局1発も 投げきることができませんでした。 で、続いて市来がフットスタンプで勝ちにいくのですが、それもハネ返した 椎名組は、最後は輝が市来を捕まえ、得意のエルボースマッシュで勝利。 でも、敗れはしましたけど、元気&市来組には、大きな拍手が贈られました。 椎名と輝のコンビも良かったけど、それ以上に元気、市来組がすっごい インパクトあったので、またこの2人のコンビを見てみたいな、って思います。
ここで休憩。 休憩時間には、売店でNEOマシンガンズがTシャツの即売会をやってました。 で、見に行ってみると、あんまり買ってる人がいなかったので、ちょっと 寂しかった・・・。 って書いてる自分も、この日はお金がなかったので、グッズを買うのはパス。 そのかわり、ずうずうしくも、この間後楽園で撮ってもらった写真にサインを 入れてもらいました。 そんなことをしてる間に、休憩終了。 いよいよメインイベントです。 メインイベント:NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権(60分1本)田村欣子(王者) vs 井上京子(挑戦者)年末の後楽園大会で行われた6WAY戦を制して、見事に2冠王者に帰り咲いた 田村。 しかし、ここからの防衛ロードは過酷なもので、1/27で元気戦、それに 勝ったら、続く2/1で宮崎戦、さらにそれに勝ったらこの2/8で京子戦 という、チャンピオンの田村にとってはまさに試練のタイトルマッチ3連戦で した。 そして、見事に元気、宮崎を倒して防衛を続けたのですが、その代償と して、得意の右の肘を痛めてしまい、今度は危ないのでは、という大ピンチに。 対するは、全女時代以来、常に日本の女子プロレス界をリードしてきた 井上京子ってことで、最後にして最強のチャレンジャーの挑戦を受ける ことになりました。 果たして、田村が右肘の故障を乗り越え、この過酷な3連戦を乗り切るのか、 それとも京子が名実共にNEOのチャンピオンに帰り咲くのか、注目のタイトルマッチ が、この日のメインイベントでした。 まずは入場シーン。 この日もリングサイド2列目での観戦ってことで、ちゃっかりとタムラ様 とタッチしてきました。 続いて、両選手のコール。 ここでもこの前に続いて、京子への紙テープを頼まれたので、投げ込みました。 ま、そんなわけで、僕の方も試合前から結構ノッてる展開に。 試合の方は、NEOらしく、これといった遺恨のない両選手の戦いってことで、 本当にクリーンな展開に。 僕は、京子がどっかで田村の痛めてる右肘を狙うかな〜、って思ってたけど、 京子も正々堂々と戦おうと思ったのか、結局最後までそういった場面は無かったです。 前半戦は田村が攻勢。 得意のグランドテクニックで京子を苦しめる 展開に。 それにしても、田村は本当にいろんな技を使うなぁ・・・。 10分を過ぎると、今度は一転して京子が攻勢に。 ここでは、得意の大技ラッシュを見せ、田村を次々にマットに叩きつけて いくのですが、田村も受けの強さには定評があるところで、ここはじっと 相手が疲れるのを待ってるような展開でした。 そして試合はどんどん白熱していき、20分を過ぎる頃になると、両選手とも 普段は出さないような攻撃を仕掛け始めました。 中でも、田村を肩に載せた京子が、そのまま顔面からコーナーマットに 叩きつけたシーンなんか、本当に強烈でした。 試合の方は、いつしか場外戦に。 ここでも京子が優勢に攻め、場外で田村を痛めつけると、先にリングに上がって 田村が上がってくるのを待とうとしたのですが、田村が素早く起きあがり、 リングに戻ろうとする京子を後ろから捕らえると、エプロンからそのまま 後ろに投げつけ、京子は大ダメージ。 これは、このままリングアウトになるかも、ってくらい強烈な1発で、 インパクトありました。 その後はリングに戻って、両選手がラストスパート。 先に攻めたのは京子。 得意のナイアガラドライバーを連発したり、 カウンターでパンチを決めたりで再三フォールを狙うのですが、田村も チャンピオンの意地でそれを全部ハネ返すと、今度は田村が最近フィニッシュに 多用しているエルボー&膝蹴りのコンビネーション。 その前に大技を連発している京子は、これを返すだけの力が残っていず、 この田村のラッシュをまともに受けてしまい、遂に30分近いこの大熱戦に 終止符が打たれました。 田村が前回、前々回の防衛戦で肘を痛めたって聞いたとき、今度は相手も 京子だし、さすがにここを勝つのは難しいな、って正直思ったんですけど、 そんなハンデも見事に克服したタムラ様、ホント凄かったです! 京子が田村の痛めてる肘を攻めなかったのは、やはりお互いの力と力の ぶつかり合い、みたいな試合がしたかったからなのかな、って思いました。 そのせいもあって、この試合は最後の最後まで、両選手が力を出し切った って感じで、好感度抜群の試合でしたね。 まさにメインを締めくくるにふさわしい一戦でした。 試合後は、タムラ様がいつものようにマイクアピール。 その中で、 「椎名、下田、輝、そして飛鳥ーっ! タムラ様はいつ何時、誰の挑戦でも 受ける!!」 って宣言。 最後はお馴染みの「決定!!」で締めましたが、この分だと、 タムラ様の時代はまだまだ続きそうです。 このまま、飛鳥戦まで突っ走れ!
そんなわけで、この日の観戦は終了。 次回も甲田さんが試合するなら見に行こうかな、なんて思いつつ、家に帰りました。 ■会場で見つけた「いい!」選手■今回は、現在のNEOのチャンピオン、タムラ様こと田村欣子選手。田村選手っていうと、何と言っても技が上手いっていうか、本当にいろんな 技の使い手って感じがします。 レスラーって、みんな自分のこだわりの技があると思うのですが、田村選手 の場合、その数が他の選手よりも多いような気がします。 それから、受けが強い! これは受け身が上手いとか、体が柔らかいってのもあるかと思いますが、 相手選手の大技、必殺技を受けきって勝つというスタイルは、見ていて本当に 盛り上がるので、好きです。 それに、体もなかなか大きいので、NEOだけでなく、日本のチャンピオンに なって欲しいな、って思います。 そんな田村選手ですが、試合以外でもパフォーマンスで大人気。 自分で自分の事を「タムラ様」って呼ぶキャラもおもしろいです。 ここで、タムラ様のお決まりのパターンの紹介。 まずは、入場シーン。 コスチュームは、金色のガウンとサングラス。 手にはペットボトルを 持って入場。 で、とりあえずボトルは置いておいて、まずリングサイドを観客とタッチ しながら軽く1周。 続いて、置いておいたボトルを再び手にすると、リングに上がり、さらに コーナーポストに登ります。 ここで、じーっと下を眺めてから、ボトルの水を口に含み、ぶわっと水しぶき。 このお決まりの入場シーンは、今やNEOの代名詞的存在なので、みなさんも 会場に行ったら、是非タムラ様とタッチをしましょう。 そして、試合に勝つと、決まってマイクアピール。 この内容は強気な 発言オンリーで、まさにタムラ様、って感じの内容で、これも大人気。 その最後は、「今、タムラ様が決めた! 決定!!」で締めくくるのですが。 ここで「決定!」のポーズも、みなさん、タムラ様と一緒にやりましょう。 ってことで、今回はタムラ様こと、田村欣子選手の紹介でした。 |
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