このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
NEO板橋大会レポ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2002年3月23日(東京・板橋産文ホール) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は、12/7後楽園大会にゲストとしてやってきたアイドルのくしよし (久志麻理奈&吉川茉絵)の2人が、因縁のNEOマシンガンズとの決着戦を 行うってので、もう対戦カード関係無しに観戦を決定! でもって、前回のくしよしの参戦時に続いて、今回も僕のHPの掲示板を 使って、「みんなでNEOを見に行こう!キャンペーン」を実施して、くしよし ファンをNEOの会場に連れてこようと思ったり、リングサイドの2列目の 真ん中の席を取ったり(1列目だと料金が高くなるので・・・)で、かなり気合いの入った 興行でした。 まず会場までの道のりなのですが、この間板橋に見に行った時は、朝霞駅から電車に乗ったら、ギリギリちょっと だけ運賃が高くなってしまったので、今回はもっと 板橋産文ホールのある大山に近い成増から乗ろうと、家から 自転車で1時間10分かけて成増へ行きました。 ただ、成増の駅前は自転車が停めにくい(自転車置き場が少ない)ので、 駅から少し離れた某レンタルビデオ店の駐輪場に自転車を停めて、そっから 駅まで10分くらい歩いて行くことになったのですが、この駐輪場が ちょうど成増と、もう1個大山よりの下赤塚の中間にあったので、どっちの 駅に行くか迷ったけど、とりあえず成増の方が始発の可能性が高いという 理由で、成増に。 で、成増に行ってみたら、大山までの値段が190円だったんですけど、 下赤塚からだとちょっと安くなったので、帰りは下赤塚からにしようと 思いました。 それにしても、大山に向かう時に乗った電車が、もの凄い油臭かった(ブレーキオイル?) ので、すっごい乗り心地悪かったのが嫌でした・・・。 そんなわけで、大山にある板橋産文ホールに到着。 ちょうど開場時間という ことで、ほとんど待たずに入場しましたが、この日は客の入りが凄かった! ま、土曜日の夜ということや、くしよしのファンが何人かやってきたという こともあったと思うのですが、それ以上にNEO人気の定着ってものを感じちゃいました。 単純には比較できないけど、この間の超満員だった無料興行の時と遜色 ないくらいの入りで、席に座れなかった人がたくさん立ち見してて、凄かった です。 後で新聞に出た主催者発表の数字を見たら、超満員のマークが付いて たけど、文句無しにそんな感じでした。(たぶん250人くらい入ってた と思います。) 試合前には、恒例の生写真プレゼント。 なんか、相変わらず売り切れが 多くって、残ったのの中からどれにしようかな〜って迷ったけど、今回は タニー選手の写真をもらってきました。 で、試合開始です。 第1試合:タッグマッチ(30分1本)NEOマシンガンズ vs アキュート冴、唯我相変わらず「反NEOマシンガンズ」を掲げるアキュート冴。 パートナーだったJd'の 西千明が引退してしまったため、新たなパートナー探しを始めたところ、 なんと、前回の北沢大会でNEOマシンガンズに負けてしまった唯我を新パートナーに 指名。 「一緒に明るい未来を探そう!」という事で組んだ2人だったみたいですが、 お互いにNEOではもの凄い濃いキャラなので、はっきり言ってこの2人のコンビが 長く続くとは思えないというか、長く続いて欲しくない、といった感じで、 僕は見てました。 なので、この試合の一番の注目点は、アキュートと唯我が最後までちゃんと 戦うのか?にあったりしました。 で、両チームの入場シーンなのですが、ここで青コーナーの入場口の 所に、アキュートのパートナーだった西がいたので、もしかしたらこの試合に 絡むのかな〜って思ったけど、どうやら単なる観戦だったらしく、この試合には 全く絡まなかったです。 入場シーンでは、アキュートがいつもの東急ハンズのではなく、単なる 半透明のゴミ袋を持って入場。 中に白い物が入ってるのが見えました。 そして、試合開始。 先発は宮崎と唯我。 ・・・だったのですが、ここで宮崎が唯我に、 「いつものやつやってよ。」と、唯我得意の「あいあむ唯我」のポーズを 要求。 で、唯我がいつものようにやって見せると、「それ寒いから、もっと別なのに しようよ。」ということで、例えばってことで、ちょっと気取った感じ (くるっと振り向いて、あいあむ唯我)の ポーズをやってみせると、唯我にも同じのをやってと要求するのですが、 唯我がこれを真似たら、宮崎がやるのとは比べ物にならないくらい寒くなって しまったので、宮崎ががっくり・・・。 だもんで、もっと派手なポーズを考えてやってみせ、唯我にやってって お願いしたら、会場からも「やって!」の大合唱が起こって、唯我が宮崎 考案のポーズ(肩を右・左と揺らしてから、あいあむ唯我)をやってみたけど、 これも宮崎がやったのとは比べ物にならないくらい寒くって、場内は 凍り付く展開に・・・。 で、宮崎が「もっと他の考えて。」って要求したら、会場からはまた 「やって!」ってコールが起こったけど、唯我はこの場では何も思いつかなかった のか、じーっと動かないでいたら、宮崎が「もういい。」ってことで、 タニーとタッチ。 ということで、先発の2人は、全くぶつかり合うことが無かったです・・・。 その後は、やっとプロレスらしい展開に。 で、NEOマシンガンズは、いつものように息の合ったコンビプレーを見せるのですが、 対するアキュート&唯我は、見事なまでにギクシャクモード。 アキュートが宮崎を捕らえ、唯我に持ってきたゴミ袋の中の凶器(?)を 使うように指示すると、唯我がゴミ袋の中から白いシーツを取りだして、 宮崎に被せようとしたら、アキュートまで一緒に被せてしまって、場内は 大爆笑。 でも、これは何とかアキュートが脱出(?)して、宮崎だけをシーツでくるめるの に成功して、こっからどうするのかな〜?って思ったら、今度は何を思ったか、 ストローを持ち出して、宮崎をくるんだシーツに刺して、いきなりストローを 吸い始めました。 で、会場からは「何やってるの?」って感じの反応が・・・。 そういえば、昔、「キン肉マン」に出てきた、ミスター・カーメンという超人が、 同じように相手超人にシーツを被せて、そこにストローを刺して、相手を ミイラにしてしまうという技を出したことがあったけど、それをやろうと したのか・・・? ま、この状態では、宮崎は周りが全く見えない状態なので、アキュートが チャンス!とばかりに、コーナーから得意のフットスタンプを落とそうと したのですが、それでも唯我はストローを吸い続けたので、ここで アキュートが唯我にどけ!と指示するのですが、唯我がこれを無視したので、 またもギクシャクモード・・・。 その後も、お笑いな展開が続きました。 コーナーで控えてるタニーが、相手が2人掛かりだとレフェリーにアピール してるのを、レフェリーが制止してる間に、椅子を持ち出して宮崎をメッタ 打ちにするアキュート。 で、何を思ったか、タニーを注意してるレフェリーの背中に椅子を叩き 付け、レフェリーを攻撃すると、持っていた椅子を投げ捨て「いって〜!」 と痛がってリングに寝転がって痛がるふりをしていると、レフェリーは 宮崎が椅子を使ったと勘違いして宮崎に注意がいって、大爆笑。 また、手錠を持ち出して、タニーと宮崎の2人を離れられないように することにも成功し、マシンガンズの方は手錠が邪魔で動きが取れない といった展開もありました。 その後は、ちょっとマジな展開もあったのですが、一貫してアキュートと 唯我のコンビはギクシャクが続き、誤爆の連続や、アキュートが逃げたら 唯我が技をくらったみたいな事が相次いぎました。 で、タニーがアキュートに、宮崎が唯我にとダブルでジャーマンを放った ところ、アキュートはカウント2で返したのですが、唯我は返すことができず、 これでNEOマシンガンズが勝利。 まだNEOマシンガンズ得意の攻撃があまり出ていなかっただけに、ここは 唯我に返して欲しかったな・・・、って思ったら、 アキュートの方も、「お前には西くんの代わりは務まらない。」ってことで、 やっぱり唯我はダメということで、ここでコンビ解消を宣言。 唯我は、「一緒に明るい未来を探しましょうよ。」と、コンビ継続を 訴えたのですが、「1人で探せ。」ってことで、ま、予想通りというか、 予定通りな結果になっちゃいましたね。
この試合の途中で、もの凄いトイレに行きたくなり、どう考えても 休憩まで持たないなと思った僕は、第2試合の入場はたぶん何も起こらないはず、 と読んで、ここでトイレに行くことにしました。 で、会場のドアを開けて、ロビーの方に行こうとしたら、ドアの外に、 西がいて、ちょっとビックリしました。 こんなとこで何やってんの〜?って・・・。 ま、そんなわけで、トイレから急いで戻ってきて、何とか第2試合の 入場に間に合いました。 (ちょうど仲村のダンスが始まる頃に席に戻れました。) 第2試合:シングルマッチ(30分1本)仲村由佳 vs 輝優優前回の北沢では、タッグで戦った2人ですが、今回はシングルで勝負。 この試合は、実績的に見ても、実力的に見ても、仲村が輝に勝てるとは思え ないので、仲村がどこまで輝に食らいつけるかに注目してました。 前半から、試合を有利に進める輝。 なかなか突破口を開けない仲村は、噛みつきをしたりで、何とかペースを 掴もうとするのですが、輝の打撃技が冴え出すと、試合は一方的な展開に。 それでも仲村が、一発大逆転を狙って、得意のロマンチック・クラッチを出したのですが、 それを返されてしまうと、後は輝の必殺パターンにはまってしまい、最後は コーナーからの延髄斬りの前に敗退。 う〜ん、やっぱり力差があるので、この結果はしょうがないと思いますが、 仲村がもうちょい頑張って欲しかったな、ってのと、輝にももう少し 上手く試合をコントロールして欲しかったなって気はしました。 前半戦の仲村の攻撃を、中途半端に受けてた感じで、試合のリズムが 上手く作れなかったのが、僕的には物足りなかったです。 全然受けないで、徹底的に潰しにいったほうが、見ている方も入り やすかったかなと思ったので。
第3試合:タッグマッチ(30分1本)井上京子、チャパリータASARI vs 下田美馬、三田英津子一連の裏切り者騒動の結果、遂にASARIが京子とのチーム結成を決意。 でもって、因縁のラスカチョとの対戦となったのが、この試合だったのですが、 ASARIが戻ってきて嬉しい、という京子に対し、それまでの下田との関係から 見て、ASARIが簡単に京子と組むのはおかしいな、っていう疑問も残り、 果たして、ASARIが本気で京子と組んだのか、それとも、裏ではまだ下田と つながってるのか、に注目して見てました。 単純に考えれば、メインでもおかしくないこのカードが、休憩前に 行われるというのも、たぶんASARIが裏切り、試合が壊れてしまい、 それによって観客が怒っても いいように、っていう風にも考えられたので、ASARIが京子を裏切る可能性は 高いと見ていたのですが・・・。 試合が始まると、京子とASARIは、意識的に連携プレーも見せたりで、 いい感じなチームプレーを披露。 それに対して下田は、この日のターゲットは裏切ったASARIってことで、 「裏切り者を裏切りやがって!」というこの辺のやり取りはかなり 見ていて楽しかったです。 それにしても、この日の下田は、いつも以上に楽しそうだったなぁ・・・。 試合の方は、中盤戦まではほぼ互角な展開で、その後次第に京子のパワー攻撃が 冴え始めると、ラスカチョはピンチに。 そして、京子得意のパワーボムが三田に決まり、京子が最後のフォールの 体勢に入ると、ここで遂にASARIがアクションを起こし、何と京子のフォールを カットし、そのまま京子と三田の体勢をひっくり返すと、このままカウント3 が入り、土壇場でラスカチョが大逆転勝利。 そのまま下田、三田と一緒になって喜ぶASARIに対して、京子の方は「何が 起こったの?」って感じであっけに取られてると、ASARIは、 「京子さん、自分がNEOに上がる理由はいろいろあるんですけど、1番は 下田さん、三田さんがいるからです。」とアピールし、下田も、「今まで 隠してたけど、うちらは女優なんだよ。」ってことで、この一連の裏切り者 騒動が、全部演技だったことを告白。 ということで、まあ予想通りな展開ではあったのですが、今回のASARIの 行動は全て計画通りってことで、自分的にはかなり満足な展開でしたけど、 京子としてみたら、かなり悔しい展開だったと思います。 最後は、下田がマイクで、次回板橋大会(4/3)のカードを、 下田、三田、ASARIの裏切り者トリオ対田村、京子、元気のNEO最強トリオの 1戦にするって発表して、そのままいつものように一目散に退散。 この退散は、いつもに比べたらちょっともたついた感じはあったのですが、 ASARIに裏切られたショックの大きい京子は、ほとんど追いかける気力も なく、結果的に裏切り者トリオの大圧勝な内容の試合でした。 それにしても、この試合はおもしろかったぁ!
この試合の後は休憩時間なのですが、ここで例によってNEOマシンガンズが 入場して告知コーナー。 まずは、前回予告した5/3後楽園大会のメインイベントのカード発表。 これは、NEOにしかできないカードを、ということで、いろいろ案が出た そうなのですが、決まったカードは、なんと世界初にして、史上最大規模の カードってことで、「50人参加時間差バトルロイヤル」でした。 NEOマシンガンズによると、各団体、フリーの選手に参加を呼びかける ということで、応募者多数の場合は厳選な審査を行うとのことでしたが、 果たして50人も選手が集まるのだろうか?とちょっと思っちゃうような カードですね。 でも、どんな選手が出てくるのか、これはかなり楽しみです。 自分的には、 もし49人しか選手が集まらなかったら、最後の1人には是非甲田さんに 戦ってもらいたいな、って思います。 そしてその後、いよいよお待ちかねともいうべき、NEOマシンガンズと AceFileのくしよしの2人との決着戦、なのですが、 前回の後楽園の時には、NEOマシンガンズが勝った場合はAceFile入り、 という条件で行われたんですけど、実はAceFileがこの4/7で解散するって ことで、NEOマシンガンズからしてみたら、これはやる必要がないじゃん、と いうことで、2人はこの試合にはかなりやる気無しモード。 で、この企画を考えたのは誰だ?ってことを甲田さんに問いつめると、 甲田さんは、くしよしのマネージャーの名倉さんがどうしてもってことで 進めたんです、と説明。 しかし、ここで登場した名倉さんの話によると、「この企画に積極的だった のは甲田さんの方で、打ち合わせの時のメモだってある。」って感じで甲田さんを 逆に問いつめると、甲田さんはかなり苦しんだ口調で、「そういう話も 流れの中で発言したかもしれませんが・・・、」って感じのはっきりとしない 答弁を繰り返し、期せずして会場からは大「ムネオ!」コールが。 さらにNEOマシンガンズからも、「アイドルオタクの甲田さんは、NEOの 選手が他団体で試合をしてる時に、淡路島にSPEEDを見に行ったりで、うちら のことなんでどうでもいいんだよ。」って感じで言われてしまい、甲田さん 大ピンチ。 とその時、くしよしオリジナルの「5・7・5・7・7」に乗って、 くしよしが登場。 そして甲田さんを助けると、NEOマシンガンズは、「試合やってやってもいいけど、 もし、くしよしが負けたら、甲田が坊主な。」という条件付きマッチを要求。 ここで甲田さんは例によって、「それはイジメじゃないですか・・・。」って感じで 拒否していたのですが、吉川茉絵ちゃんがひと言「よし、やってやる。」と 言うと、このNEOマシンガンズとくしよしの決着戦に甲田さんの髪の毛が 賭けられることが決定してしまいました。 さらに、肝心の試合の形式なのですが、茉絵ちゃんは「プロレスはできないので、 歌で。」とアピールしますが、もう1人の久志麻理奈ちゃんは、いきなり 「私、もう見てるだけでは満足できなくって、自分もやりたくなりました。」 って言いながらくしよしの衣装を脱ぐと、その下には何とプロレスの コスチュームが。 (どうでもいい話なのですが、タニー情報によると、麻理奈ちゃんが着ていた 水着は、仲村の物だそうで、麻理奈ちゃんは「その辺に落ちてたので借りました。」 ってことでした。) ということで、いろいろと協議した結果、NEOマシンガンズとくしよしの 決着戦は、歌とプロレスの2試合が行われることになりました。 で、一番気になる(?)甲田さんの髪の毛なのですが、もし1勝1敗に なった場合はどうなるんですか?という甲田さんの質問に対し、NEOマシンガンズ からは、半分坊主ってことでモヒカン、って条件が出され、甲田さん曰く 「それが1番悪いじゃないですか・・・。」って事になりました。 (ま、念のため書いておきますけど、こういう場合においては、甲田さんの 主張というか、社長のひと声というのは、間違いなく無視されるというのが、 NEOにおいては当たり前になってます。) かくしてファン待望のNEOマシンガンズ vs くしよしの決着戦がスタート。 最初は、宮崎 vs 茉絵ちゃんの歌対決でした。 特別試合:「NEOマシンガンズ vs くしよし決着戦」第1戦(カラオケ1曲)宮崎有妃 vs 吉川茉絵先行は宮崎。 「緊張する〜。」ってことで、プロレスの時と違って、思いっきり緊張 してた宮崎、手に歌詞カードを持っての熱唱でしたが、途中ちょっと失敗 したりで、デキ的にはあまりいい内容ではなかったけど、あんな表情 (思いっきり緊張)の宮崎を見れたのはすっごいおいしかったです。 ちなみに、歌の方は僕がこういうの疎くって、曲名は全くわからないです。 続いては吉川茉絵ちゃん。 こちらは、バトンを振りながらオリジナルの「MAEをみていて」をかわいく 歌い、さらに間奏の時には「NEOマシンガンズには負けない!」って感じの 言葉も飛び出して、とってもノリノリでした。 パートナーの麻理奈ちゃんも、リングの周りを走り回って声援を集めたり、 くしよしファンからの大声援もあって、この辺のボルテージはちょっと凄かった です。 僕は、何回かAceFileのイベントでこんな感じの光景は見たことあったけど、 プロレスファンは間違いなく圧倒されただろうな・・・。 そんなわけで対照的な両選手の歌が終わり、この試合の判定は、 ジャッジ金子レフェリーが独断と偏見で判断。 ということで、判定の時には「勝ったらデート!」とか言った金子さんに 対するお願いみたいな声援も飛んだけど、ジャッジ金子レフェリーの判定は、 茉絵ちゃんの勝ち!ってことで、まずはくしよしが1勝。 ま、順当と言えば順当でしたが、2試合目がプロレスの勝負ってことで、 この時点で甲田さん的には、「最悪」な結果がほぼ決定・・・してしまいました。
特別試合:「NEOマシンガンズ vs くしよし決着戦」第2戦(無制限1本)タニー・マウス vs 久志麻理奈ということで、第1戦はくしよしの茉絵ちゃんの勝利に終わったのですが、 ここでNEOマシンガンズからの「レフェリーが男だとひいきされるから、 次は女の人で。」という要求が通って、第2試合はグレース浅野レフェリーが 裁くことに。 そしてNEOマシンガンズ vs くしよしの第2試合、プロレス勝負が無制限1本 勝負でスタート。 この日がプロレスデビュー戦となる麻理奈ちゃんですが、もちろん素人。 ということで、この試合の結果はやる前から見えていたのですが、注目は 麻理奈ちゃんがタニーに対してどんな攻めを見せるのか、そして、それを タニーがどう返すか、ってとこで見ていたのですが・・・。 まずは、麻理奈ちゃんがエルボーの連打で攻め込むのですが、これを 全くモノともしなかったタニーが、なんといきなりヘッドバットをたたき込み ました。 さらにえげつない攻撃を続け、キャメルクラッチ、ハーフボストンクラブ といった固め技で攻め込むと、会場からは大「まりな!」コールが。 麻理奈ちゃんも、この大声援に応えて必死にロープに逃げてみせ、場内からは さらに大歓声が。 しかし、麻理奈ちゃんの大健闘もむなしく、最後は観客に「みんな、 ちゃんと写真撮れよ!」とアピールしてから、最近NEOでは流行技の はずかし固めを決め、遂に麻理奈ちゃんはギブアップ。 ということで、この瞬間に甲田さんのモヒカンが決定しました。 試合後は、名倉マネージャーが、「こうなったら、ホリ・エージェンシー」の メンツにかけても、麻理奈を徹底的に鍛えて、他にプロレスできそうな子も 連れてきて、また挑戦する。」と、さらなる参戦をアピール。 どうやら、この抗争はまだまだ続くみたいです。 ま、本当のプロレスの試合じゃないんで、ちゃんとした感想を書くのは 控えますが、今回見た限りにおいては、歌での勝負みたいなのはいいけど、 プロレスでの勝負はこれっきりにして欲しいな、って思いました。 1回だけなら物珍しさでうけるだろうけど、何度もやってると、この 内容ではちょっと・・・ってのがあるので・・・。 でも、くしよしのマネージャーの名倉さんはいいキャラなので、甲田さん との抗争が激化したらおもしろくなりそうだな、ってのは感じました。
この後休憩ですが、ここで売店をのぞいてみたら、唯我がTシャツを売って て、ちょっとビックリしました。 「1,000円」って言われたけど、 今回はパス。 ごめんなさい! それから、この日デビューした久志麻理奈選手が、撮影会をやるっていうので、 申し込みに言ったら、「全試合終了後に。」って言われてしまって、結局 休憩中は何にもしなかったです。 ま、そんなわけで休憩が終了。 そして、いよいよメインなのですが、その前に会場にはアキュート冴の テーマ曲が流れて、アキュートが入場。 で、まず「本日は、ご来場ありがとうございました。」って、他団体の アキュートが言うセリフなのか?なんて言葉からスタート。 そして「今日は、お友達が来てるので紹介します。」って言って、すでに 会場内をうろついて、みんなにはバレバレだった西を呼ぶのですが、ここで 「西く〜ん!」って読んだ後、しばらく何の反応もなかったので、西が テーマ曲が流れるの待ってるのかな?って思ったけど、どうやらそうでは なかったみたいで、結局もう1回アキュートが「西く〜ん!」って呼んだら、 西が「は〜い。」って返事して、キティちゃんを手に出てきました。 で、西はまず引退の報告。 ここでの「普通の女の子に戻って、愛知県で 暮らしたいと思います。」って挨拶は、結構西くんっぽくて笑えました。 (わざわざ「愛知県で」って付けるとこが。) さらに、「今日はこのキティちゃんをある人に渡すためにやってきました。」 って言ってから、「アキュートさん、あなたの大好きなキティちゃんです。」 って、アキュートもキティちゃんが大好きだったのかぁ。 そして、アキュートにキティちゃんを渡すと、観客に「拍手をお願いします。」 ってリクエストしたのも、なんか西くんっぽくて場内からは笑いが起きてました。 (だって、不意に言うんだもん。) そしてそのまま2人は退場したのですが、できれば引退のテンカウントとか、 退場時には西のテーマ曲を流すとかやって欲しかったなって思いました。 ま、そんなイベントの後、いよいよメインです。 メインイベント:タッグマッチ(30分1本)田村欣子、椎名由香 vs 元気美佐恵、八木淳子あまりの八木の不甲斐なさに、自分が鍛え直すと宣言して八木とタッグを組んだ 元気ですが、前回の北沢大会ではラスカチョの前に八木が惨敗・・・。 で、今回の相手もNEOのストロングチームとも言うべき田村&椎名って ことで、前回の二の舞になりたくない八木が、どう反撃するかが見物でした。 果たして、チャンピオンのタムラ様に、どう挑むか? 試合の方は、前半戦は元気が前面に立つ形で、田村、椎名とかなり実の入った 攻防を展開。 それにしても、元気と田村は、ライバル意識むき出しで、これは 見ていて気持ちよかったです。 中盤戦になると、八木の出番も増え、両チーム一進一退の展開が続きましたが、 この中では1人だけ体格で劣ってしまう椎名が他の大きな選手に負けないで 頑張ってたのが印象に残りました。 特に、八木をスリーパーに捕らえたときに、八木が椎名をコーナーに背中から ぶつけてこれを外そうとしたにもかかわらず、それをさせずに遂に八木を グランドに倒してしまったシーンは、印象に残りました。 で、試合は終盤戦に。 ここで、場外での攻撃で、田村がかなり大きなダメージを・・・。 その間に、リングの上に、椅子をばらまく八木。 そして田村をリングに 戻すと、このばらまいた椅子の上に、田村を大外刈りで叩きつけようと すると、一旦は田村がそれを許さずに、逆に八木を椅子の上に投げつけたのですが、 ここで元気のアシストもあって、遂には田村を椅子の上に投げつけるのに 成功。 そしてフォールに行くと、田村はこれを返せず、最後の最後でまさかの 大番狂わせ。 まさか、チャンピオンの田村が、八木に負けるとは・・・。 試合後は、八木が田村に次回大会での一騎打ちを要求。 すると、裏切り者トリオが出てきて、下田が「ちょっと待て、田村は 次の試合はなあ、うちら3人とやることになったんだよ。」とアピール。 と、八木は「だったら、京子、元気、八木組でやってやる!」って言うと、 会場からは「はあ?」って声が・・・。 ここで息を吹き返したタムラ様が、「勝手に人のカードを決めるな!」って 言って、「次の板橋、タムラ様と八木でシングル。 勝った方がメインの 6人タッグに決定!」ってことで、最後はタムラ様の「決定」によって、 次回板橋のカードは、「田村 vs 八木」がシングルで、それに勝った方が メインで裏切り者トリオとタッグマッチってことになりました。 結局、その試合は見に行くことができなかったのですが、田村 vs 八木は、 タムラ様が秒殺で圧勝してメインに駒を進めたのですが、メインでは三田が 田村に勝利ってことで、どうやらこっちも波乱になったみたいです。 この試合に話を戻すと、内容的にはまずまずって感じの内容だったと思いますが、 僕的には第3試合の裏切り者トリオの試合があまりにもおもしろかったもんで、 それと比べちゃってちょっとトーンダウンしたのは否めませんでした。 やっぱり、結果云々じゃなくって、内容的に八木がまだまだなのかもしれ ないですね。 でも、とりあえず結果が出たので、この先トーンダウンしないで欲しかった のですが・・・。
試合後は、ロビーで、いろんな選手にサインをもらっちゃいました。 この間の後楽園の時のパンフレットに、椎名、仲村、タニー、宮崎、西選手に、 NEOのパンフレットにタムラ様にってことで、西さんはこれがNEOに登場するのが 最後になるかもしれないので、記念になりました。 で、サインお願いします、って頼んだら、ちょっと「えっ?」って思っちゃうような行動をした ので、やっぱり西くんは天然ボケキャラなのかな〜? また、タニー選手にサインをもらいに行ったら、「くしよしファン?」 って訊かれたので、「NEOマシンガンズですよ。」って答えてました。 やっぱり今日は、自分がプロレスファンだってことを実感できる日に なっちゃいましたね。 後は、この日デビューした久志麻理奈ちゃんとのツー・ショットも 撮ってもらいました。 この写真は、自分的には上半身だけ写ってると思ったので、なるべく頭の 位置を近づけて撮ってもらったのですが、出来た写真を見たら全身が写って たので、自分がすっごい変な格好で写ってしまって、ちょっと後悔しました・・・。 その後、売店のくしよしのブースものぞいてみようと思ったけど、こっちは くしよしのファンが多くって、全く中をのぞき込めるような状態で なかったのでパス。 どうやら、サイン会があったみたいです。 ま、そんなわけで、この日の観戦は終了。 それにしても、これだけいろんな出来事がある興行も珍しいな、と 思いつつ、今日はマジで楽しかったぞという気分で東武線に乗って、 今度は下赤塚で降りて、そっから家へ自転車で帰りました。 ■会場で見つけた「いい!」選手■今回は、下田美馬選手の紹介です。下田選手といえば、三田選手とのタッグチーム「ラスカチョ」(正式には、 「ラス・カチョーラス・オリエンレス」漢字で書くと「猛武闘賊」)で、 本当にいろんな団体で活躍しています。 今や、「ラスカチョの上がらない女子団体はない」とまで言われるほどの 大人気チームですが、その人気の理由としては、ファイトスタイルやルックスの良さも あるかと思いますが、やはり何と言ってもお客さんを楽しませるのが上手い、 って事に尽きると思います。 特に下田選手は、いつも相手選手や観客と言葉のキャッチボールというか、 口での攻撃で楽しませてくれます。 また、試合前や試合後のマイクアピールもおもしろいです。 なので、下田選手の試合だと、試合そのものだけでなく、こうした言葉での やりとりも試合を見る楽しみの1つですね。 基本的にラスカチョはヒールなので、結構反則技をやったりもするのですが、 ラスカチョの反則攻撃は見ていて楽しいのが多いのも特徴ですね。 その辺も、下田選手の持ってるキャラクターなのかもしれないです。 NEOマットでは、三田選手、ASARI選手との「裏切り者トリオ」で大活躍の 下田選手、このマットでは、他の団体の試合よりも、コミカルなファイトを 見せてくれるので、まだNEOでの下田選手を見たことがない人は、是非一度 NEOの下田選手を見てみて下さい。 ということで、今回はプロレス界きっての美人レスラーの下田美馬選手の 紹介でした。 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |