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40おやじのみちのく一人旅 その1

平成17年8月2日(火)

以前から計画していた「みちのく一人旅」もいよいよ出発の時が来た。
前日にすべての準備を終えていたので、水分補給をしてすぐさま出発。家を出たのは5:15。
3月の一人旅の時はまだ真っ暗だった空は、すでに東の方から明るくなっている。こんな空の感じが旅のワクワク感を更に盛り上げてくれる。


空も明るくなる

横須賀線上り電車

新川崎駅5:30発の横須賀線上り電車に乗り本日最初の下車予定会津若松へと向う。
品川で最初の乗り換え。まだ、時間は早いが京浜東北線は結構人が乗っている。
こんな早くから出勤する人がいるんですね。お疲れ様です。


釣りに行く人、仕事に行く人

家族で旅行

この車両のみ立ち乗り

大宮から福島県郡山までは東北本線を乗り継いでゆく。 
宇都宮を過ぎたころには田んぼの光景が多くなり、日本はやっぱり米だな、なんてことを思ったりする。
那須塩原あたりから何となく旅の気分になってくるが、電車は依然として横一列の座席だ。
駅弁の売り子さん、立ち喰い蕎麦を食べる人を見ると急にお腹がすいてきたが、食事は会津若松についてからゆっくり考えることにした。


東北本線出発進行

車窓に広がる田園風景

夏休みでも学生が多い

蕎麦つゆの良いにおいが香る

弁当でも買おうかな

田園風景は続く

横一列の座席

通学路、一年生がんばれ

雲が夏らしさを感じさせてくれる

郡山到着、磐越西線に乗り換え会津若松へと向うが乗り換え時間はほとんどない。
電車もやっと列車となったので、進行方向向きの窓側の席を確保し、とりあえずキオスクで購入したチーズ入りかまぼこをつまみながら、一回目のガソリンを補給する。
朝起きてスポーツドリンクを飲んだ以降、何も口にしていなかったので、ガブガブと口に流し込んだビールはなんと旨いのか。
出発時には4席満員となり、隣のおばさんが独り言のようであり、そうじゃなく話しかけているようでもあり、勝手に一人で話を始める。
人の良さそうな若い主婦がウンウンと相槌を打ってあげるので調子に乗って更に話す、話す。
そして、電車は山並みを走る、走る。


磐越西線で会津若松へ

ガソリン補給

山並みを走る車両

会津若松到着、駅前には当然のように白虎隊の銅像。それをお決まりのようにカメラに収める私。
野口英世青春どおりを歩き鶴ヶ城へ行ってみることにした。それにしても暑い。
今回はビーチサンダル履きなので、鶴ヶ島城に着く頃には右足の親指と人差し指の付け根の部分が鼻緒擦れでヒリヒリしてくる。
先程キオスクでビールを購入した時に貰ったビニール袋を適当な大きさに切り、指の間に挟みこみ応急措置を施す。
こうすると鼻緒と指が直接接触しないので擦れることがなくなる。

指の痛みも解消されたので、タクシーの運転手に野口英世の生家を尋ねてみる。
何と驚愕の事実である。野口英世の生家は会津若松ではなく猪苗代だった。
特に野口英世ファンではないが、この暑さとがっかり感で急に体の力が抜け、崩れ落ちそうになる。
ガソリン補給しないと立ち直れない。ガソリン、ガソリン。


白虎隊、若い

Dr.NOGUCHI

平日だから人通りが少ない

お堀に映る木々

なんですと

鶴ケ城

ガソリン補給場所は駅にある郷土料理屋一会庵で、空腹を満たすため天ざるも会わせて注文。 
てんぷらのころもはサクサク、蕎麦は色白で歯ごたえシコシコの更科系。ビールはコメントの必要もない。満足、大満足。
前回の一人だび同様、またまた、急遽、新潟の先輩に電話。夕方のアポイントをとる。
仕事?家族旅行?えーっ、一人旅。ま、とりあえず待ってるよ。
iモードでホテルも予約し一安心。シングルイン新潟第一は値段も安いし、駅から徒歩3分と言うことなし。


駅ビルにあった郷土料理屋

食べてる途中ですが

ビールも呑み終えたし快速に乗って新潟へ向おうと思い、駅で指定席を買い求めようとしたが、何と時刻表の読み間違えで快速は休日のみの運行だ。
新潟方面行きは2時間待ちだ。ん〜、じっとしててもしょうがない。それならトロッコ電車喜多方ラーメン号で喜多方へ行ってみよう。
トロッコ電車は窓ガラスがないので開放感いっぱいだ。乗客も殆どいないので、ゆったり気分。


開放感いっぱい

かわいい僕ちゃん

会津磐梯山?

喜多方駅前は閑散としており何もない。少し歩いてラーメン屋がいっぱいあるところまで行ってみようと思いプラプラ始めるが暑くてたまらん。
Uターンして駅舎へ戻る。

電車到着まで、まだ、一時間以上もある。もう、どうしようもないからビールでも呑じゃえ。


閑散とした駅前

蔵の街、喜多方

昔の青年部、祭りの準備

やっと来ました。新津方面行きの磐越西線。窓側の席に座り車窓を眺める。
疲れと酔いでいつしかウトウトしてしまった。
冷房で体が冷える。ここで登場ブラック・ニッカ。
コクコクとチャップへ注ぎ、一気に口へ注ぎ込むとカーッとした感じが口いっぱいに広がる。
そして冷房で冷えた体温が幾分上昇したように感じる。
常磐西線が新津近くまで来た頃には、太陽も西の空に傾いていく。
今日、最後の乗り換えは新津駅から信越本線で新潟へ。


磐越西線、到着

山並みにも田んぼが

日も陰り始める

鼻緒擦れにビニール

ブラック・ニッカ登場

西の空も赤く染まる

ホテルにチェック・インして先輩に電話。
久しぶりの再会。行きつけ?のお店で酒を酌み交わす。
長岡の花火をケータイで見ながら仕事の話、子供の話。
やっぱり新潟、刺身が美味い。甘エビが大きくプリプリしているぞ。
せっかく新潟に来たのだからと越の寒梅を注文してくれたので、それをチビリ、ゴクリ。
夜は更けて業務報告会も終了。先輩、お店のお姉さんと記念撮影して今日の日はさよなら。
次回は東京でやりましょう。


酒も肴も旨い

新潟駅前

本日の宿

コンビニでビールとチーズを購入し、ホテルへ。
シャワーを浴び、ビールの栓をプシュッと開ける。急に睡魔が襲ってくる。
ZZZZ・・・・


普通です




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