このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
平成17年8月3日(水)
昨日はホテルでビールを呑んでいたらついつい眠りこけてしまった。
目覚まし音で5:00に起こされ、熱めのシャワーを浴びる。
昨日呑み残したビールがあったのでそれを胃に流し込む。フー。
今日は6:08新潟発の羽越本線を乗り継ぎ、秋田へ行って竿灯祭りを見よう。
途中、象潟という駅で下車して九十九島を見てみようと思う。
ホテルをチェック・アウトして新潟駅へ向う。朝の新潟駅は人が少ない。
ホテルから駅へ向う | 朝のホームは人も少ない | ケータイで何をしてるのかな |
iモードで検索しても秋田市内にはホテルの空きがない。
宿代の高い高級ホテルは空いているようだが4〜5千円程度のホテルは埋まっているようだ。やっぱり竿灯祭りの影響だろうか。
何だか少し不安になるが当日キャンセルもあるだろう。
朝、起き掛けにビールを呑んだからか、凄く喉が渇く。酒田駅まで行けば乗換え時間が約4分ある。そこで水分補給をしよう。
やっと酒田駅到着。ビール、サンドウィッチ、水を購入。
まだ、10時前だが喉が渇いたのでビールを呑みながらつまみ兼朝食のサンドウィッチを喰らう。
サンドウィッチはタマゴ、チーズ&シーチキン、ハム&マヨネーズ、ハム&キューリ、ポテサラ&レタス&トマトの5枚入りでどれもビールに良く合う。
車窓は相も変わらず田んぼばかりだが今まで見てきたものとは規模が違う。広い。
指差呼称で安全確認 | 特急列車到着 |
一面田んぼ | 米の工場 | 田んぼの奥には海 |
象潟到着。
何となく駅がさびしかったし、秋田で宿の確保が出来るかどうか心配だったこともあり途中下車中止。
一気に秋田まで行って宿を確保しなければ。
日本海を左手に更に北へ進む。車窓の風景は田んぼから海へと変わる。
線路の西側は海 | 海から顔を出す岩 | チャリンコで颯爽と |
秋田駅到着。
ホテル検索してもやはり秋田市内で安いホテルはヒットしない。
秋田から奥羽本線で20分程度のところにある大曲駅に「あずま旅館」という安いホテルがあった。
遅い時間の電車もあるようなので、ここを本日の宿泊所とすることに決めよう。
宿が決まれば一安心。秋田市内を見学し、夜は竿灯祭りを見てゆっくできる。
デイパックをコインロッカーに預け秋田市内をプラプラ。今日は竿灯祭りの最終日である。
商店街を歩いていると若干年上と思われる女性が「プレゼントです。」と声をかけてきた。
宗教?勧誘?何だろう?つい「結構です。」と断って立ち去ろうとした瞬間に見たそのプレゼントはバンド・エイドであった。
しばらくしてハッ!として”後悔”の二文字が頭を過ぎった。
ウー、何で瞬時に気が付かなかったんだろう。バカ、馬鹿。
ビニールをはさみ込んだビーチサンダルを見てバンド・エイドを差し出してくれたんだ。ビーチサンダルずれを察してくれたんだ。
お姉さん、ゴメンナサイ。あなたの優しさは忘れません。
そして旅をしている時に人から声をかけられたら必ずきちんと話を聴くようにします。
本当に申し訳ございませんでした。土下座。
秋田駅から会場方面へ | なまはげ、隣のアイスおばさんも有名らしい | 特設かまくら |
会場を下見に行くと、近くに飲食街があった。何とも味のあるところだがまだ開いている店がほとんどない。
トーゼンだよね。昼間だし。
中はどんなだろう | 昔風の外観 | 開いてりゃ絶対入店 |
暑い中を歩いたので喉が渇き、腹が減る。郷土料理屋の駅前迎賓館でガソリン補給をすることとする。
早速、ビールを注文。付け出しはアサリと胡瓜の酢味噌和え。
秋田の郷土料理・名産品である「はたはた寿司」「じゅん菜」「玉川温泉奴豆腐」を注文。
続いて酎ハイと「きりたんぽのみそ焼き」「燻り漬け」を注文する。
「はたはた寿司」は一般的な寿司とは違っていてちょっとがっかり。
「燻り漬け」はタクアンの燻製で実に酎ハイに合う。
酎ハイもう一丁!!
駅前迎賓館 | ←じゅん菜 はたはた寿司→ | 豆腐と豆腐の間は納豆昆布 |
燻り漬け、味、歯ごたえ、絶品 | きりたんぽのみそ焼き |
竿灯祭り開催まで、まだ、だいぶ時間がある。
酔い覚ましに駅から近いところにある藩主佐竹家の城跡を見学。
このお城は天守閣と石垣がない自然を活かしたお城だ。
当時の城下町の情景や参勤交代の様子のミニチュア等も展示されており、大変興味深く見学することができた。
久保田城入り口 | 庭園でくつろぐ女性 | 階段を上り入城 |
開始までもう少し時間があるが歩き疲れたので、露店でいっぱいのお祭り会場でゆっくりしよう。
テーブルに座り男鹿半島から来たお兄さん二人連れと、どっから来たの等々他愛ない会話を楽しむ。
お兄さん達は車でふらりと来て秋田市内で宿をとれたが、男二人、布団を並べて寝るんだって。
でも市内で宿がとれただけでラッキーですよ、兄さん。
コンビニで買った氷入りのプラコップに缶酎ハイ注ぎ込み、イカ焼きをつまみにグビグビと呑む、ガシガシと喰らう。
そしてカレー呑兵衛つゆ少なめをすすりながら更にもう一缶呑む。
缶酎ハイを呑む | 少しずつ日が暮れる |
さあ、いよいよ竿灯祭り開催。
路上に座り込む。隣に座った兄さんはオーバー1000ccのバイクで一人旅をしているとのこと。
昨日は青森でねぶたを見て、今日は竿灯祭り。
皆さん、いろいろ人生を楽しんでますね。
そろそろ来るぞ | 竿灯入場 | 空の色も良い感じ |
それ、持ち上げろ | しなる竿灯 | 肩でバランスよく |
竿灯祭り前半終了。
まだまだ見たいが、これから田沢湖線に乗り本日の宿、大曲駅まで行かなければならない。
バイクの兄さん、さよなら。楽しい会話と夜空にそびえる提灯の群れ。いい思い出になりました。
新潟駅から大曲駅前へ。サラリーマン、OL、祭り見物を終えた方、そして僕のような風来坊。
いろいろな人が乗ってます。
今日、最後の電車 | 窓に反射する車内の光景 | ついに膝が抜ける |
大曲駅は何にもないどころか田んぼの間の道は街灯もなく真っ暗で、蛙の合唱。
「あづま旅館」場所が分からん。
電話すると分かりづらいので一度駅へ戻ってくれとのこと。そこから再度電話して道を確認する。
確かに分かりづらいぞ、古アパートのような「あづま旅館」
部屋にはトイレ、バスありません。和室6畳布団敷き。
共同のお風呂はけっこう広いが、湯船には浸からずシャワーで済ませ、管理人室でビールを購入し部屋で呑む。
明日は八戸へ行くか、青森へ行くか。まずは盛岡まで行ってみよう。
手前が男湯 | ダイヤル式です | 締めはビールとナッツ |
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