平成17年８月５日（金）

今日は元上司に会いに仙台へ行く。
さすがに突然というわけにはいかず、事前に電話にて行くことを伝えてある。
７：０１の銀河鉄道快速電車でまずは滝沢駅まで南下し、そこから東北本線で松島駅で途中下車の予定だ。
朝起きてのんびりとベットの上でボーとしていたが、何となく気になったので念のため時刻表再確認。
まずい、まずい！！７：０１は前日の始発電車であり、今日の快速電車は６：３０発だ。
あと１５分で発車時刻だ！！
とにかくそこいらにある荷物をバックに全部詰め込む。
しかも外に干してあったジーンズはぜんぜん乾いていないぞ。
もう一つ持ってきていたパンツをはき、ダッシュで八戸駅へＧＯ！！
ふー、何とか間に合った。久しぶりに焦った、焦った。
普段、朝は余裕を持って出社するので、こんな慌しい朝を迎えるのは十数年ぶりだ。
以前、仲間４人で奥さんが里帰りしている仲間の家で、しこたま酒を呑み４人揃って寝坊して以来だ。
でも、あの時は開き直って４人で休んで、朝から夜までマージャン三昧だったな〜。

何とか間に合った快速電車

朝の車内

大慌てで喉もカラカラ

朝の車内は僕の慌しい朝と違ってとてものんびりしている。
大きな荷を背負った行商のおばさんと大学生３人連れが他愛ない会話をしている。
銀河鉄道で滝沢駅まで南下し、東北本線で松島駅へ向ってゆく。
電車の中はリック背負った子供、青年、お姉さんもいる、みんな青春してるな。
そして行商のおばさんは八戸から花巻まで荷を運んできた。
こんなに時間と労力をかけて運ぶ荷なのだからよほど凄いものなのだろ。

朝早くから農作業

赤い家が何とも良い感じ

田んぼの中にポツリとトラクター

軽トラック、大活躍

東北は義経一色

朝の滝沢駅

車内に朝日が差し込む

青春しているな〜

大きな荷を背負うおばさん

松島駅到着。
上司へ電話。以前と変わらぬ元気いっぱいの声。
到着は夕方を告げる。仙台に着いた時点で再度、電話をし、名取という駅まで車で迎えに来てもらうこととなった。
この時点で上司宅に泊まらせてもらうことを一人で勝手に決めていた。
八戸から同じ電車を乗り継いで来た大学生３人連れとはここ松島までいっしょだった。
松島駅から松島の観光地まで歩いてゆこう。しかし、本当に暑い、暑い。
せっかくのこの猛烈な日差しを有効活用することにした。そう、まだ乾いていなかったジーンズをデイパックに結び付けて天日干し開始。

松島駅到着

マンホールです

松島は今回で２回目。以前、友人と車で東北ぶらり旅をしたときに立ち寄った。
一眼レフカメラ（Ｃａｎｏｎ　ＥＯＳ１０００）を初めて使ったのがこの東北ぶらり旅だった。
その時の写真を見ると何ともお粗末な写真ばかりだが、当時を思い出しながら一人ほくそ笑んでしまう。

奥の細道

托鉢のお坊さん

赤い橋が目に鮮やか

瑞巌寺参道

赤い傘にモミジの葉

茅葺屋根の門

赤い橋を渡り五大堂へ。そして瑞巌寺の参道は杉の木が両端にそびえ立ちひんやり気持ちが良い。
松島海岸駅を背にして男島へと向う。
男島は自然の松も茂っており、また、とても古い石像が立ち並ぶ。
腰に手を当て、男島から松島の光景を望む。潮風が汗ばんだ首筋を優しく撫でてくれる。
松島や、ああ松島や、松島や　　か。

男島へ向う

橋を渡ってゆく

古っぽい石像

松島光景 ケータイでパチリ 青春です

せっかく松島に来たのだからとにかく海の幸を食べたい。
松島海岸駅前のこじんまりした食堂に”ジャンボ焼カキ”の文字発見。
即座に酎ハイとジャンボ焼きカキ注文。
ジョッキに入った酎ハイが登場するやいなや、渇いていた喉にこれを半分ほどガブガブと流し込む。
続いて牡蠣が湯気を上げて登場。もう、牡蠣はアツアツ、口はハフハフ、潮の香りが口いっぱいに広がります。
そして食事は煮魚定食（カレイの煮付け、潮汁、お新香、ごはん）
これを見て、もう一丁酎ハイ。
海の恵みを満喫できた至福のひと時。

ガソリンは酎ハイ

磯の香りいっぱい

店内から外を眺める

さあ、ガソリン給油で消耗していたパワーインジケーターも満タン状態まで回復。
松島海岸から仙台経由で千石線名取駅まで行く。

松島海岸駅

荷物が多いな〜

電車到着

名取駅に到着すると改札の外に、５、６年ぶりに見る昔とあまり変わってない懐かしい笑顔。
上司の車に乗せてもらう何て昔じゃ考えられなかったよな。
家に到着。私の家と違い贅沢な作りで、廊下、便所、風呂等々どこを見ても３０〜４５センチはゆとりがある広さだ。
娘さん二人がそれぞれお子様を一人ずつ連れて里帰り中。
シャワーを浴びさせていただき、本日は宿泊させていただきます！！と元気よくお願いする。
自宅菜園で獲れた野菜や獲れたてピチピチの刺身を肴に酒を酌み交わし、昔話に花が咲く。
話が弾むとアルコールのペースもついつい速まり、そしてついに禁断の日本酒に手を付ける？口を付ける？
疲れと酔いで脳が溶けてゆく　ＺＺＺＺＺ・・・・・

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