地元の人にちゃんと面倒を見てもらえない岐阜市内線は、かわいそうだなぁ。
自動車の邪魔というが、廃止してバスが増えたら、バスのほうがもっと邪魔だと思うぞ。
岐阜市街地の道路が狭いままなのが、根本的な問題だろうと思いますので、
路面電車のせいにされるのは、見方が間違っているように思う。

収益面から見ると、岐阜市内線のほうが貢献度は高かったように見えました。
赤字で足を引っ張っていたのは、数字的には揖斐線や美濃町線のほうみたいでしたが。
安全地帯の整備など、市街地部分でやれることは、まだある状況ですし。
岐阜市長が路面電車廃止派なのは、以前からのことのようですしね。

ホントに地元自治体がお金を出してしまうかどうか（３セクでなく上下分離でしょうね）
若干議論の余地と時間があるみたいですから、いろいろ考えるのがよいでしょう。

古い時代の路線の形態である揖斐線や美濃町線は、改廃すべき点はあると思います。
美濃町線など、長良川鉄道直結くらいに増強できたほうが強くなりそうに思いますけど。
（揖斐線と樽見鉄道の直結は、もう無理かな。）
長良川鉄道は、美濃大田へ大回りするルートよりは良くなるでしょ。

　僕が思うには、６月に行われる存廃問題で６００Ｖ区間は廃止が決定すると思います。なぜそう思ったというと、車派からみて岐阜市内線は邪魔者としか思えないし、沿線自治体のただ望んでいる「存続を」だけでは第３セクターの設立は無理だからです。僕は名鉄マニアなので本当は残して欲しいものですが・・・。

今日も午後に走行していました。

５９３号車ですが、直近では一昨日（１９日午後）、昨日（２０日午前）に走行してます。

廃止関連の暗い話題が多いようですが・・・。

もうすぐ桜のシーズンです。５１０型の撮影も
良いものですが、個人的には５９３号車の走る
姿を撮影したいものです。
最近、走っているんでしょうかね？

いよいよ廃止濃厚な談話が出てきました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040313-00000007-mai-l21
やはり市内線の存続は困難なようです。
残念ですが・・・

岐阜市ホームページ　 http://www.city.gifu.gifu.jp/ 　の
揖斐線・美濃町線・岐阜市内線等沿線市町対策協議会検討資料を公開します
http://www.city.gifu.gifu.jp/koutsuu/3sen/index.html
からも検討資料が閲覧できます。またこちらには意見募集フォームがあって検討資料への意見が
市長公室　交通総合政策室へ送信できるようになっています。

沿線市町対策協議会ホームページ　 http://www.600v-ensen.jp/ 　で公開されています。
下記よりダウンロード出来ます（ｐｄｆファイルです）。
http://www.600v-ensen.jp/image/kentou.pdf

全部で１８ページの資料で、交通社会実験の結果や存続のための受け皿検討などが
記載された大変貴重な資料です。目次を引用します。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　目　　　　次

はじめに　路面電車の現状認識等について　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
１．路面電車の現状
　（１）揖斐線・美濃町線・岐阜市内線・田神線の過去１０年間の輸送人員推移　　　３
　（２）６００Ｖ線区の収支状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４
２．沿線市町で”乗って残そう運動”展開以降の利用者数の状況　　　　　　　　　　４
３．路面電車交通社会実験と市民アンケート等の結果　　　　　　　　　　　　　　　５
４．路面電車存続のための受け皿の検討
　（１）岐阜６００Ｖ線区資産の譲受について　　　　　　　　　　　　　　　　　１０
　（２）基本的スキーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０
　　１）上下分離による公設民営方式
　　２）第３セクター方式
　（３）収支予測　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１
　　１）名鉄試算による収支予測　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２
　　２）上下分離による公設民営方式の場合の収支予測　　　　　　　　　　　　　１３
　　３）第３セクター方式による収支予測　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１４

［参考資料］
　１．対策協議会開催経緯　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５
　２．対策協議会等の乗って残そう運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１６

　既報ですが３月１日に名鉄は、揖斐線の廃止届出書と、岐阜市内線、美濃町線、田神線の廃止許可申請書を
提出しました。詳細は、名鉄ホームページ＞ニュースリリース　の下記ｐｄｆファイルを見てください。
http://www.meitetsu.co.jp/news/pdf/040301.pdf

　それに対応して３月３日に沿線五市町でつくる「揖斐線・美濃町線・岐阜市内線等沿線市町対策協議会」は
撤退後の受け皿として「上下分離による公設民営方式」「第三セクター方式」の二つの経営形態による
収支予測を発表しました。詳細は各紙報道を参照してください。

岐阜新聞　岐阜新聞ニュース＞バックナンバー＞平成１６年３月４日
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200403/0304.htm#4
中日新聞　中日新聞ホームページ＞地域ニュース＞岐阜＞2004.03.04
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20040304/lcl_____gif_____000.shtml
朝日新聞　朝日新聞home＞MYTOWN＞岐阜
http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=3173

　さすがに最新式の低床車の投入はまずないにせよそのままの型式とカラーで、770・780型を薦めずにはいられません。終点の道路は、狭くこの車輛なら乗車率から考えても最適だからです。
　たしかに渥美線は、黒字ですが市電は赤字ですけどいつまでも大切にする豊橋市電に対し780型の納入は認めます。元名古屋市電はほとんど沙汰されますが今後の豊橋市電の車輛は、元東京都電と名鉄770・780型が理想です。残る名古屋市電は予備車及びレトロ車輛として走らせるべきですが、いかがでしょう？まだ780型は10年経っていないので高値で厳しいかもしれませんが。770型の連接車なら16年目なので、値打ちかもしれませんが。　

豊橋の市電の車輌は、昔から、全国各地の市電廃線などで出てきた車輌をもらって、
けっこう走らせてきていましたね。終点の赤岩口の所が市電の車庫ですが、
レトロ市電車輌の博物館みたいだった頃もあるようです。
（最近は、車体ペイントを広告に活用したりで、模様替えして走らせるようですが）
まあ、豊橋鉄道も、渥美線が黒字で市電が赤字なのを足してやりくりしてるようで、
多くの車輌は引き取れないのでしょうけど、他で使い終わった車輌をもらってくる
ことは、今後もやっていくのでしょうね。
（渥美線でも、名鉄や東急などの中古車輌で運行していますし）

　ＴＶのニュースでも廃止の情報が、ありました。まだ新しい車両の売却先は?７８０型は、まだ　６年目の新車です。路面電車を大切にする都市へ元気に嫁いでください。大切にしなかった罰が、きたのです。赤字であることもわかっていますが。７７０・７８０型については豊橋鉄道でなのりを挙げます。幅は狭いが、豊橋市電も井原電停あたりが狭いのでちょうどぴったりですかね。
豊橋は路面電車を大事にしています。まだまだ元名古屋市電も現役ですが、嫁いで３０年。廃車を免れての３０年。是非豊橋の路面電車にこの７７０・７８０型を入れてほしいもの。豊橋にこだわらず京福線でもかまいませんが。豊橋市電も元名古屋市電が、いつまで現役かそろそろ定かではありませんので。いかかでしよう。