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中日新聞ホームページ>地域ニュース>福井 2005.09.29
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20050929/lcl_____fki_____001.shtml
で報道されています。以下引用します。
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路面電車が来た！ 福鉄鉄道ファンら見守る名古屋鉄道（名古屋市）の岐阜市周辺四線が三月末に廃線されたのに伴い、福井鉄道（武生市）が譲り受ける路面電車二十両のうち三両が二十八日、同市北府二丁目の同鉄道車両工場に到着した。本年度から二カ年事業で年度内に計十両が導入される。鉄道線区間のホーム切り下げ工事を待って、通常運行は工事完了の来年三月から。国民文化祭・ふくい２００５（十月二十二日開幕）時から福井市内の路面区間で勇姿が見られる予定。
低床の路面電車の導入は老朽化の進んだ現行車両の更新と路面区間での乗り降りの安全確保が狙い。車両購入やホームの整備にかかる総事業費は約三億八千万円。国と県、沿線の福井、鯖江、武生の三市で８７％を負担する。
今回、到着した三両は二〇〇〇年製の低床車両（ＬＲＶ）で長さ一四・八メートル、重さ一八・九トンの８００形一両と、二両連接で長さ二〇・二メートルの一九八七年製の７７０形。いずれも雪の白と海の青、山の緑、野の黄緑色の福井鉄道向けの塗装を施し、福井の自然を表現している。
車両の輸送は車が少ない深夜から未明にかけて行われた。三両はトレーラーに載せられ、二十七日午後十一時ごろ、岐阜市にある名鉄の岐阜工場を出発。十一台の列を組み、国道２１号、８号をゆっくりと走り、夜明け前の二十八日午前四時四十分すぎ、福鉄車両工場に到着した。午前九時ごろ、多くの社員や鉄道ファンらが見守る中、８００形が二台のクレーン車でつり上げて車輪の上に載せられ、線路上に収まった。引き続き７７０形が移動された。
８００形、７７０形とも十月初旬に整備が完了する。８００形一両と７７０形二両が三十日、７７０形四両が十月七日に運ばれる。 （村瀬 力）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−岐阜で不要になった電車が、福井・豊橋・高知で有効活用されようとしています。岐阜はなんともったいない
ことをしたと改めて思います。路面電車の廃止と相前後して、百貨店の撤退といった中心市街地の衰退が顕著に
なり、交通死亡事故死者数は増加し、代替バスは混乱し、良いことはあまりありません。
路面電車再生をめぐる行政の動きも、最近は思考停止状態で動きが伝わってきません。話が全く進まず
もどかしさを感じております。
岐阜新聞ニュース>２００５年９月２９日 木曜日
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200509/0929.htm#2
で報道されています。以下引用します。
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名鉄揖斐線跡地問題／名鉄、売買協議申し入れ／一括購入基本に今年三月末で廃止された名鉄揖斐線の軌道敷などの跡地問題で、名鉄の中三川政美取締役不動産事業本部副本部長兼土地事業部長が二十八日、沿線の本巣市と揖斐郡大野町の庁舎を訪れ、それぞれ内藤正行市長と杉山茂町長に対して跡地の一括購入を基本にした売買協議を正式に申し入れた。
両市町では廃線後、名鉄幹部が来庁して跡地の処分について交渉を申し入れるのは初という。両市町は、無償譲渡を基本にほかの沿線市町と協議していく意向を伝えた。
この日、本巣市で名鉄側は、担当者レベルで以前に打診があった通り、行政側が跡地を一体的に有効活用する計画を早期に立てて、一括購入することを希望。価格は従前どおり二〇〇〇（平成十二）年の固定資産評価額を主張し、「経営が厳しい中、無償譲渡には応じられない」との意向を伝えたという。名鉄側は、本巣郡北方町などほかの沿線市町にも交渉を申し入れる見通し。
《岐阜新聞９月２９日付朝刊社会面》
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−名鉄がいよいよ動き出したようです。行政に売ることを目指している様なのですが、はたして売れるかどうか
疑問です。廃線跡は形状が細長く、駅などのまとまった土地でないと民間には売れないのでしょう。また価格も
>価格は従前どおり二〇〇〇（平成十二）年の固定資産評価額
を希望しているようですが、２００５年の現在も地価は下落しておりかなり厳しいのではと思います。
ところで岐阜市には交渉しないのでしょうか。岐阜市内の廃線跡の土地は、揖斐線区間と忠節駅，岐阜検車区
がありますが、忠節駅と岐阜検車区は無償とは行かないでしょう。逆に忠節駅と岐阜検車区は民間に売っても
良いですし、自分で再開発するかもしれません。
ここで岐阜市内線区間の併用軌道ですが、売却の対象ではありません。併用軌道は道路を占用（国・県・市
から借りる）しているだけで、名鉄の土地ではありません。占用の際の地代は無料です。つまり都心の一等地を
タダで使っていたのです。もうちょっと上手に商売ができなったのかなと、今にして思います。
未明の連投失礼します。
岐阜バスが名鉄廃止路線沿いのバスを10月・11月に増強することを決めたそうです。http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20050927/lcl_____gif_____003.shtml
お久しぶりです。鉄道総研がハイブリッド路面電車の試作車を新造し2007年度に実際の路線で走らせる、
という記事が掲載されていました。http://www.chunichi.co.jp/00/sci/20050927/ftu_____sci_____001.shtml
名鉄利用者さまへ。
たしかに専用軌道区間のない豊橋では平均速度３０ｋｍ程度で可哀想な気はするもののこの車両で豊橋が活気ついたなら幸せな方ですよ。岐阜でデビューした頃は、徹明町交差点にて左折カーブの際前に岐阜バスブルドックが右折の為に停車。バカヤローポンコツバスと発狂する気分になりましたよ。怖いのは電車のセリフ。お願いだから邪魔しないで。ヒヤリする思いばかりでした。
廃線寸前はワンステップバスが、先手必勝と言わんばかりに１５６号へ右折に向かって停車。
性能よりも交通環境から考えたら豊橋に住みついてからは幸せになったと思いますよ。
滅多に邪魔されずに走れる環境こそ７８０型にとってもかえって幸福なものだと思いますが。
岐阜の路面電車の様子を豊橋まで見に行ってきました。
既に、７８１、７８２、７８３、８０１が運用に入っており、元気に活躍していましたよ。
７８０系は、豊橋おなじみの全面広告のカラーリングとなり、岐阜の面影はありませんが、８０１は、ほぼオリジナルのカラーリングで美濃町線を走っていた頃を思い出しました。
専用軌道区間の無い豊橋では、速度はせいぜい３０ｋｍ／ｈ程度なので、岐阜からの転校生たちは性能をもてあまし気味でちょっと可哀相。
ただし豊橋市民にしてみれば、これまでの３１００系、３２００系に比べたら乗り心地は格段だと思います。
特に８０１は人気があり、横を走るクルマからも視線を感じます。
休日でしたが、いずれの電車も常時シートが埋まるくらいの人が乗っており、市民の足となっていることがうかがい知れます。
不思議なもので、電車が４台入れ替わっただけで、豊橋の街がとても活気づいたような気がします。
最近、全国各地で路面電車を復活させようとする動きが見られます。
やっと我が国の都市計画も脱クルマの方向に向き始めたのかなという気がします。
そういう時代にあって、岐阜は本当に貴重なインフラを手放してしまいましたね。
追伸：３７０２は故障という噂を聞きましたが・・・廃車ですか・・・
豊橋は 発展しそうで 楽しみ。
豊橋のＬＲＴ化が決まったようですね。競輪場前改修の具体的な内容が気になります。岐阜の同じ名前の電停より、さらに道幅が狭いところですから。関連のニュースの中で意外に思えたのは、3702が廃車対象になったという話です。確かに豊橋のオリジナル車輌ではありませんが、岡山における旧日光市電のように末永く走らせるつもりなのだと思っていました。
名古屋の出自と車輌の希少性を考えると、一番まっとうな保存先は赤池の市電保存館でしょう。しかし、せっかく今まで走ってきたのに静態保存というのも残念な気がします。510形ともども、今後が注目されます。
聖子ちゃんは国会の超党派議員で構成されている「LRT議連」に入っていたよね。
でも、具体的に何をしてたのかしらん？それよりも、エコノミストの立場で岐阜の再生を！と選挙期間中に空手形を打っていた
ゆかりちゃんの方が期待できるか？いや、やっぱ、どっちもどっちだな。
こいつらが路面電車復活をマジに取り組む姿勢を見せてくれるんなら、住民票を移しても良いんだけどな。
と、岐阜市議会で「表明した」そうな。http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=895631&mode=res&no=258
9月11日 衆議院議員選挙岐阜１区（岐阜市）の開票結果がでました。野田聖子候補と佐藤ゆかり候補の２名
が当選しました。別の意味で大変注目された選挙でした。結果は ＮＨＫの速報
http://senkyo.nhk.or.jp/07/ptr_skh2101.html
を参照してください。以下引用します。
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岐阜１区岐阜市
有権者 325,014人 確定投票率 70.45%
開票 終了
党派 新旧 当選 得票 得票率 年齢 比例代表
野田 聖子 無(反) 前 当 96,985 42.8% 45
佐藤ゆかり 自民 新 81,189 35.8% 44 重複 比当
柴橋 正直 民主 新 38,349 16.9% 26 重複
小川 理 共産 新 9,970 4.4% 52
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−両候補とも、路面電車再生を支持する立場をとっております。以前にも書き込みましたが、公約を守り、
路面電車再生を推進していただきたいと思います。また県や市も路面電車再生推進議員と歩調を合わせ、
路面電車再生「地域協議会」を早急に設置／参加していただきたいと思います。
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=9668
豊橋鉄道（豊橋市南松山町、水野忠之社長）が８月初め、部分（半）低床車両を導入したのに続き、０７年度に「夢の超低床車両・ＬＲＴ」を導入する計画について、同社と豊橋市との間で合意に達した。国土交通省に対し「ＬＲＴ総合整備事業」の指定を受けられるよう準備に入っており、有識者（団体）を加えた「ＬＲＴプロジェクト推進協議会」の設置とともに計画づくりを進める。豊橋商工会議所、とよはし市電を愛する会なども全面協力を約束しており、事業者、行政、民間の３者がスクラムを組んだ「夢の事業」がスタートする。豊橋市制施行１００周念記念事業として部分低床車両「モ８０１号」が導入された際、関係者の間で「ぜひ本格的な完全低床車両を」との声が高まった。こうした市民要望に水野社長が決断した。
完全低床車両は広島電鉄などすでに８都市で導入されており、豊橋市は来年開業する富山ライトレールに次ぐ１０番目になる。
豊橋鉄道はすでに国交省に対し、事業計画を申請する考えを伝えており、５年間にわたるＬＲＴ総合整備事業計画を策定し、１１月ごろ、正式に申請する。事業認定されると、国と地方自治体（市または県）の補助がそれぞれ４分の１ずつ得られ、残る半分を事業者が負担することになる。
計画によると、今年度中に事業認定を受け、０６年度に危険電停となっている「競輪場前電停」を改修。続いて０７年度にＬＲＶ（完全低床車両）を導入、合わせてＬＲＴ（システム）を整備する。並行して各電停のバリアフリー化などを進め、５年間かけて総合整備を図る。
市電を愛する会の伊奈彦定副会長は「われわれも言い続けてきた夢が実現する訳だから、寄付など資金集めに協力したい」と話す。商議所も水野勲副会頭をトップとする協力組織を設け、資金集めなどに協力していく方針だ。
＞ りふ（竜）＝なごやんさん
ちょっと過激に書きすぎました。反省しております。
陳情云々の話以前に、まさに廃止されようという時に何もせず(出来ず)に
今になって再生を公約として言い出すのは票欲しさの二枚舌に聞こえて仕方がないのです。
話が逸れてしまいますが、党に属しながら党議に反し、しかも離党すらしない時点で
自分の保身しか考えにないと断ずる他にないです。
＞傍観者様
私も豊橋を訪れたことがありますが、これは見習ってもらいたいものです。
資金を集めることは無駄とは思いませんが、少なくとも一般市民を豊橋に誘って、なぜ市民にここまで浸透することが出来たか、ということを実体験で学ぶことは必要かと思います。＞通りすがり様
本当に野田氏本人だったのでしょうか？それとも違う人（秘書や県議市議）が代理人として受け取ったのでしょうか？どうもそこは分からないのでなんともいえないのですが・・・。
野田さん、佐藤さんの「総決起集会」に参加してきました。
野田さんは「黒い服」で「声をからして」米つきばったのようにお辞儀してました。（お辞儀の数だけ、当選後は。。。。なのでしょうね
また、佐藤さんは、白いジャケットにパンツスタイルでしたね。
野田さんはいいこというけど、うまく本質から逃げてますはね、
「今回は一度きついお灸がひつようかなて思ってますがいかがでしょうか？？？？http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=895631&mode=res&no=253
廃止時に現職だった野田氏の公約は信用できない。
廃止される前に何も出来なかった時点で言う資格なし。
陳情に行っても逃げ回ったとか門前払いしたとか。
つまり、野田氏が当選しても再生はされないと言う図式が成り立つ。だ ま さ れ る な ！
以下の記事を読むと、野田聖子候補，佐藤ゆかり候補，小川 理候補は、はっきり路面電車再生を支持して
います。柴橋正直候補は考え方がはっきり読みとれませんが、8月28日に開かれた岐阜放送のテレビ討論会で、
岐阜市の活性化のため「路面電車の再生」を提言しておりました。
つまりは、４候補全員が路面電車再生を支持しています。岐阜の路面電車再生を支持する国会議員が情勢次第
では複数誕生するわけで、これは路面電車再生にとって強力な追い風になると思われます。
当選の暁には公約を守り、県や地方自治体と手を取り合って路面電車再生を推進していただきたいと思います。
岐阜新聞2005年9月6日付朝刊県内総合面(17)面で、9月11日投票の衆議院議員選挙で、岐阜１区に立候補した
４候補の岐阜の交通政策に関する考えが紹介されています。以下に引用します。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
地域の課題
ぎふ衆院選 私はこうします
１区 質問事項③ 岐阜の交通政策
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柴橋 正直候補（民 新）
路面電車の存続を求める市民組織が動いた。利便性で廃線反対の声も出た。最近では「軌道敷の取得と再生」に向けた基金の取り組みもある。公共交通としてバスが残った。スローライフとして自転車と歩行者優先の街づくりが重視されている。公共施設やショッピングセンターが郊外に移り、マイカー移動が不可欠となっている。
市民協働による交通会議も街づくりとの連動はできない。市民や高齢者、障害者、街に必要な交通手段を選択する時に来ている。
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野田 聖子候補（無 前）
岐阜市の皆さんが原則、移動手段を自家用車と考えている現実に照らし、道路事情の改善が急務。基幹道路整備をはじめ、岐阜−名古屋、岐阜羽島駅−中心市街地の円滑な移動網の整備が必要。急速な高齢化に即応し、お年寄りが移動しやすい手段を確保・向上させ、環境にも配慮した新交通システムが必要だ。路面電車の復活を希望する市民の根強い声を生かすために財源確保が不可欠。生活者利用に加え、観光用移動手段として来訪者からの収入を組み込む制度設計が効果的だ。
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佐藤ゆかり候補（自 新）
交通政策を岐阜市の再生に結び付けて考えていく。地球に優しい二十一世紀型の路面電車であるＬＲＴ（ライトレール）への注目が高まっており、環境配慮という観点も念頭に置く。路面電車については、現在の環境において民間だけによる復活は難しい。市街地活性化や観光戦略と一体的に自治体が地域再生として、一定の財政支出を確保した上で、岐阜市の再生事業の一環として復活させる。事業収支もある程度の赤字を許容することを前提に作成する。
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小川 理候補（共 新）
路面電車の存続を求める沿線住民の思いは、依然強いものがある。人々の“移動”手段をいかに保障するかは街づくりの根幹であり、行政が明確な政策を確立すべきこと。
路面電車の再生は世界の流れ、岐阜の路面電車再生に向けて、国、県、地方自治体が積極的に役割を果たすべき。地域コミュニティバスや乗合タクシーの運行などバス路線、路面電車と接合したきめ細かな整備計画を確立する。サイクルアンドライドや商店街と連携した企画切符など公共交通への誘導策を展開する。
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豊橋は・・・
路面電車・バスが互いの持ち場を侵さず、補完関係にある。
ホームのない電停で停止している路面電車の横を、自動車はスリ抜けようとはしない。
多くの市民が路面電車を豊橋のシンボルとして誇りに思っている。岐阜の路面電車を復活させたいのならば、まず豊橋を参考にしてください。
なぜ豊橋に出来て岐阜では出来なかったのか、頭冷やして考えてください。それが出来ないのならば、どれだけ寄付をしても全て無駄。
私は岐阜には縁もゆかりもありませんが、あなたたちの行動は今後も厳しい目で監視します。
今日の中日新聞見たら、鵜飼いの来客数が伸びたらしいですな。
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