このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

乗って見ましょう [カルカッタの路面電車トップ]
■印度の電車はドアなし電車
電車が近づいたら手を上げて合図、入口から乗り込みましょう。
完全に停まらない事もありますねん。自動車は停まってくれません。道路を渡るときは注意してくださいな。
乗り降りが終わると車掌がベルを鳴らします。これを合図に電車は走り出します。
乗降口

■車内へどうぞ
前の電車が一等車、後ろが二等車になってます。

一等車の前半分は左側が一人掛け、右側が二人掛けの椅子が進行方向に並んでいます。入口の後ろ側(連結面側)はロングシートで、ここは女性子供用の座席になってます。

ほとんどの電車の椅子は木製です。

乗降口

前側はクロスシート
車内

後側ロングシートは女性子供用
車内

扇風機がありますな

二等車はロングシート。最後部の面にも座席があります。こちらも連結面側の半分は女性子供用の座席になってます。

二等車には扇風機がないんですな。

乗降口

二等車の最後部

最前列は特等席。ちょっと狭いけど、前面展望も楽しめて、運転操作もゆっくり見物できます。金網越しの前面展望は一味違いますな。

暑いときは窓を開けましょう。頼りない金具で止っていますねん。片側しか止らない窓とか、半分しか開かない窓もありますわ。

ちなみに、道路上で窓から手や顔を出す危険性は日本の何十倍ですねん。

乗降口

金網越しの前面展望
車内

車内

■切符を買いましょう
車掌がやってくるので、切符を買います。

一等が4ルピーか4.5ルピー、二等が3.5ルピーか4ルピー。大きいお金はお釣が厄介なので、硬貨か10ルピー札を用意したほうがいいですな。

切符は一部分を破った状態で渡されますねん。降りるときは車掌に合図をすると止ってくれます。切符はそのまま持ち帰れます。

乗降口

切符のいろいろ
■改造車
改造車の車内は椅子が青いプラスチック製ですねん。

二等車も含めて、全座席クロスシート配列になっています。乗り心地はあまり変わりません。

改造車

二等車の最後部
■分岐点
分岐点には係員が詰めていて、手動で切り替えます。てこをレールに差し込んで動かすという原始的な方法ですねん。架線は紐を引っ張って切り替えます。

間違えてポールが離線することもしばしばありますねん。

改造車

架線と転轍を操作中の係員
平成23年2月23日〜25日撮影 [▼次(撮りましょう)へ]
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