このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
おまかせ
福鉄電車
現有車両の状況
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■概況
平成18年4月以降、営業に就く在来車は10両となった。
200型
昭和35年に急行用として華々しくデビュー。福鉄電車のシンボル的車両である。冷改と塗装以外は登場時の姿を保っている。路面電車化にあたって、混雑時の輸送力保持のため610型などとともに残された。
編成長は31mと短めで両持ちポール間に余裕で収まる。奥パンで撮るときはポールとの位置関係に注意。光線が真横に近いときは面の半分が影になってしまう。
福井の看板電車200
600型
名古屋市交から移籍したが、単行なので運用は限られ、平日の神明始発や早朝、夜間に使用される程度であった。独特の塗装は公募で採用されたもので、バッタを連想させる。車齢が比較的若いことから残されたが、輸送力が小さいことから、今後の扱いが注目される。
610型
名古屋市交からの移籍第2弾は2連となった。輸送力確保のため存置され、混雑時には主力として使用されている。
600。短いので撮りやすいですな・・
80型
大正10年製造の南海タマゴ電車。84歳の最長老であるが、更新と冷改により主力として常時運用され、朝夕の急行運用でも活躍した。4月改正後も予備車としてときどき運用した。82の編成はコカコーラの広告電車で1両ずつ赤と紺に塗装された車体が目を引いた。
顔は新しそうで横は古そうな80
120型
武生方のモハ122は昭和25年日車製自社発注の運輸省規格車両。福井方のクハ122は昭和4年製名鉄3002。形も車齢も全然違う電車なのに同じ形式となってしまった。この編成だけ方向幕を装備していないが、見かけによらずカルダン駆動で乗っても古い音は聞けない。予備の予備でほとんど運転されず、武生新駅側線で留置されていた。改正後は福井新へ回送、留置されている。
非貫通のモハ120
貫通扉があるクハ120
140型
転換クロスに吊掛式駆動、乗り鉄には嬉しい車両である。武生方のモハ141−1は汽車会社製の長野電鉄301、福井方のモハ141−2は日本車両製の名鉄901。縁あって同じ形式となり編成を組んでいる。610入線後は予備車となり、車両不足の際に朝1往復する程度となった。改正後は西武生で乗務員訓練用として使用されていおり、田原町まで入線することもある。
141−1(ここではもう撮れまへん)
こちらもモハの141−2
300型
静岡鉄道長沼工場製で昭和57年に3編成6両が移籍した。主力として使用され、急行運用にも優先的に充当されていた。路面電車化と同時に運用離脱、301は4月下旬に解体、302は福井新に、303は西武生に留置されている。
エースとして長く君臨した300型
562
出身は北鉄金沢市内線2202で、名鉄岐阜市内線を経て昭和63年にイベント用として入線。市内線80周年記念運行、金沢色復元走行、落書き電車、トランジットモール実験、運転体験などで活躍し、大学がリチウム電池で走らせる実験に使用。改正後は福井新に留置。通常の営業運転には使用しない。
トランジットモール実験にて
デキ11
一見木造貨車に見える独特の機関車。大正12年製造の82歳という年代物。冬は路面区間の除雪に使用するため福井新で待機、元来は春先に西武生へ移動隠居していたが、今年はスノープラウをつけたまま福井新に留置されている。
デキ3
残り少なくなった貴重な凸型電機。名鉄から遠鉄を経て入線。西武生の入換で使用。
工臨、ではなくイベントですわ
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