このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
3.情報収集法
今の時代はインターネット
最近のテレビ番組というのはただ毎週(あるいは毎日)テレビを観ていればいい、という訳にはいかなくなってきている。番組公認のマニュアル本みたいのが出版されたり、グッズが売り出されたり、ファンの集うホームページが開設されたり、もう熱の入れようが凄いんである。そうなると毎回ちゃんと観てるのに実は自分は取り残されていたなんていうことがよくある。その番組についての新しい情報を入手できなかったから、というのがその原因の大半である。
とくにそう夢中になるわけでなく暇だから観る、というぶんにはそれでもいい。しかし今の時代、「これだけは」と熱中してみているテレビ番組が誰しもひとつは持っているのではないかと思う。もしこの文を読んでいるあなたの熱中している番組が「ハッチポッチステーション」だったなら、ぼくはぜひこの章の主題である「情報収集」に力を入れることをおすすめする。
昔は情報収集の方法といったら周りにいる仲間とお互いが持っている情報をやりとりするとか雑誌に投稿するとか遠くの同志を求めて文通するとかしかなかった。しかしプロ野球ファンなどというのと違って、ハッチポッチファンなどというのは最近の人気をもってしてもそういるものではないし、ハッチポッチのことが投稿できる雑誌も見当たらない。文通は必死になって相手を探せば見つからないこともないがこれも情報収集と呼ぶにはあまりにも範囲が狭すぎる。
しかし今は違う。言うまでもなくインターネットの時代である。たぶん今ネットを通じてこの文章を読んでいるあなたもハッチポッチの情報をインターネットに求めてやってきたのではないだろうか。難しいことは何もないし、だいたいこの文を読んでいる時点でこの「情報収集法」の章に関してあなたに言うべきことは何もない。いくつかの検索エンジンを通じてキーワード「ハッチポッチステーション」で検索すればなんと夥しいホームページの数よ。全く便利な世の中になったものである。ホームページの見かた・選び方
ここに来ている人にもうハッチポッチの情報収集について言うことは何もないと言っておきながらまだ続けるが、それは情報収集をする際にもやはり考えて欲しいなと思うからである。インターネットで情報収集をする場合、ハッチポッチを応援しているホームページへ足を運ぶことがいちばん多いと思うが、単にいくつものホームページをだらだらと観るのではなく、ある程度の情報の取捨選択はして欲しいのである。例えばハッチポッチの紹介のみを長々と書いてあるだけのホームページというのは僕はあまり感心しない。だいいち紹介も何も、そんなことは家に帰ってテレビのスイッチをひねればハッチポッチそのものを見ることができるし、詳しい番組内容なんか書いてあったりすると、まだ観ていない人にとっては「ネタバレ」になってしまう。まあぼくのページも昔はそんな感じだったので偉そうに言うことはできないが。
それではどんなページだったらいいのか。まず何と言ってもハッチポッチの最新情報新鮮情報、スペシャル番組などのイベントの情報、発売されるグッズの情報などファンにはもう欠かすことのできないホットニュースをくれるホームページが一番いい。しかし本音を言うとそういうとっても便利なホームページというのはなかなかあるものではない。ホームページ開設者が情報提供を商売にしている人というなら話は別だが、ほとんどの開設者は個人的に地道に情報を集めて公表する人達だし、その人達だって勉強があったり仕事を抱えたりしていて常に最新の情報を手に入れられるとは限らないからである。だからこのへんは上手いこと情報を提供してくれるページを複数見つけてちょくちょくそこに通ってカバーするしかない。
それから同じハッチポッチ応援ページでも、そのホームページを開設している人のオリジナリティーがよく表れているページがいい。もっと欲を言えばハッチポッチを知らない人が見ても楽しめるページがいいのではないか、などとぼくは思う。オリジナルイラストを載せてたり番組について勝手に面白いようなことを書いていたり。とにかく探せばいろんなページが見つかるものである。掲示板・チャット
情報収集には他のファンに遅れをとらないようにとかグッズが欲しいからとか特別なイベントを知りたいだとか行きたいだとか、そういうことのためにやるほかに「仲間(同志)集め」の意味合いも強い。というよりむしろこの仲間集めの方がメインなのではないか、とぼくなんかは思っている。もともとハッチポッチに関する情報収集なんて必要に迫られてやるべきことではないし、ホームページを見て歩くだけというのも一方通行で最初のうちはそれでよくてもあとで飽きてしまうものである。やはり自分以外にもハッチポッチの同志がいる以上、彼らとつきあわない手はないわけである。一方通行を双方向にすることでそれこそ目的の情報収集がスピーディーに効率的になるという利点だってある。
お互いにコミューニケーションをとる手段としては言うまでもなくメールや掲示板、チャットなどがあるが、ぼくはこの中で掲示板をいちばん推している。というのはメールは文通と同じでどうしてもやりとりが狭い範囲になってしまうしチャットは誰かと時間が合わないとなかなかできるチャンスがつかめない。結局たくさんの人が出入りできてそこに書き込んでおけば後で返事をくれる掲示板がいちばん手っ取り早いということである。
そんなわけで掲示板だが、行ったことのある応援ページすべてに書き込めとは言わないが、ちょっとでもいいなと思ったページだったら一言感想なぞ書いてあげるといい。ぼくにも経験があるがそういう書き込みをしてくれると開設者も嬉しいものである。
既に述べたとおりインターネット上のホームページというのは情報収集の場であると同時にハッチポッチ仲間の出会いの場にもなる。掲示板をホームページに付属させれば効果はなおさらである。今回はそういったページを見る側の立場からの考察だったが、逆に創る側の立場からの考察は第5章で詳しく述べたい。「今日の講義は1章分だけだがきりがいいので、これでおしまい。次回は各種イベント・グッズへの対応策と布教活動の入門について」
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