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おまるのひとりごと

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その⑥「正しいファンのあり方とは？？」

自分はサザンオールスターズのファンです。こんな他愛もない自己主張をする為にこのホームページを立ち上げたのは疑いのない事実なんですけど、自分以外にももちろんサザンファンを自称している方はやはり多数いらっしゃるわけですよ。もちろんいろんな人と会いました。大体の人がおまると会うときは自分がどれだけサザンについて詳しいかを語り、自分がどれだけサザンを愛しているかを誇大な表現で語るわけです。まぁ、全員が全員全てそういうわけではないというのはちゃ〜んと承知してるのでご安心ください。まぁ、誰のファンだろうが、このあたりはさほど変わりのない事なんだろうなぁというのは察しがつきますよ、うん。

そんな人達がホームページを持つと、もちろん「１００％ＬＯＶＥ　ＬＯＶＥ　サザンオールスターズ」な内容になるのは目に見えてしまっている。「我こそが世界一、サザンを愛しているのだ！」と血気盛んなＢｏｙｓ＆Ｇｉｒｌｓはここぞとばかりにサザン自慢を繰り広げていくわけですよ。なので、もうこれ以上何を語るのさ！というくらいサザン情報は腐るほど出回るこの頃だ。そいでもってオフ会でも自分のサザンフェチぶりをお互いに確認して満足するわけだ。ここで断っておくけれど別に周りの人を軽蔑してるとか、侮辱してるとかそんなことではないのでご勘弁を。何せおまるもそんなサザンフェチの一人なのだからだ。そりゃぁサザン情報はレアな情報まで仕入れたいと心から願っているのは言うまでもないのだ。桑田さんの普段食ってるモノから原坊のスリーサイズまで（これはちょっとオーバーですが・・・）知りたいと思うわけですよ。

さて、今回のテーマは「正しいファンのあり方」っていうことです。そもそも、個人的な趣味なんで何が正しくて何がいけないなんて事をやってしまったら、ある意味宗教の経典のようになってしまいそうなのでちょっと難しい気がします。そんなわけで今回敢えて自分を例えてやってみますかぁ、という意味での前振りが前述したことなのです。

そもそも、ファンっていう定義は一体なによ？っていうのは、実はよく知りません。ただ、気に入ってるモノが公共性のあるもので、大衆性があって、それが人だろうが物だろうが興味のある人っていうのはよく分かります。ただ、そういう人達の間で優劣をつける順位という物は決して存在しないという事はあるんじゃないんでしょうか。例えば人間は目に見えるアピールには機敏に反応しますね。コスプレっていうのを考えると、あれはコスプレしている本人がどれだけそのキャラクターに成りきっているかの「気分」の問題になるので、決して周りの人達に対しての挑戦的っていうとオーバーですが、他人に対して自分が凄いというイメージを与えるという事では恐らくあり得ないと思うんですね。ただ、ここで負けず嫌いの血が騒ぐ人というのは必ずしもいるわけで。そんな人って欲が深いのねぇ〜と、その後の行動を見られてしまい、おまるには好かれないという哀しい運命に・・・まぁ、おまるには好かれなくてもいいか（爆）

実はこの「気分」という一つの自己満足っていう観点で終わらせるのがある意味本当のファンなのかもしれないなぁと思ってきたこの頃です。この「気分」というものに「公共性」という概念があると、例えばサザンファン情報の発信者としての自覚がなく「今のサザンは間違ってる〜」とホームページでまくし立てようものならば、それは一人の意見というよりも大多数の意見として情報の受信者は受け取ってしまうのです。こうして世論とか世間的なイメージや大衆性といったものが生まれてしまうのですね。確かに自己主張するのもいいでしょう。でも結局ファンというのはあくまでも自分の心の中で完結させなければならない「個」の物であって、「公」のものにしてしまうと自分がそのファンという集団の一人という「構成員」となってしまう為、「公」の場で「個」の意見を発表するときにはどうしてもその集団の全体の意見として捕らえられてしまうという事が少なくない。これは別にファンとか、そういう話だけではなく、会社間、友人知人、近所付き合いなどでもこの考え方はあてはまるでしょう。

このホームページでいうならば、別におまるを知った人だけが見に来るというページとも限らないわけだし、その辺の「公」の場における社会的な責任も考えなければならない内容にしなきゃいけないという「使命」があるような気がしてます。ファンと名乗れば何でもしていいし、何を言っても許されるなんてこれっぽっちも思わない。よく「あのアーティストのファンはマナーが悪い」などとのたまうバカ人間がいる。マナーが悪いのは公共の場で「個」の概念でいる個人の問題だ。そんな事がわからずにただファンという存在を攻撃したり、持ち上げたりするのはバカの真骨頂以外何物でもないんじゃない？？

というのがおまるの「ファンとしての所信」ってやつです。

（２００３年３月１０日更新）

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