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とうちゃんのカメラライフ
中学の頃から鉄道写真をメインでよく撮っていて、基本的な操作はだいたいその頃に覚えた。
当時はAF(オートフォーカス)のカメラなんて無く、ピントから絞りもシャッター速度も自分で設定しなきゃならなかったので当然失敗が多かった。
ストロボも無かったし『フラッシュ(マグネシウムを発光させる、アレ)』を使う時も光量計算(それ自体無理)しなきゃならなかったし、
レンズも当然、短焦点の固定式だったから画面に変化を出す為にアングルにも苦労をしたものです。
その当時の経験が今でも生きてると思うし、だからこそマニュアル操作の方が楽しいと思えるのかも。
今ではズームレンズが当たり前だし、露出やピントもボタンを押すだけで簡単に撮れるようになったので便利ですね。
でも何だか便利すぎて工夫する事が減ったような気がする・・・
一眼レフはペンタックスのカメラシステムを愛用しています。
初めて一眼レフを買う時にキヤノンが欲しかったのだけど、カメラ屋の大将が『お前にはまだ早い!』とペンタックスを勧めてくれた、
それで、当時の最新・最軽量でコンパクトなMEsuperを大学の合格祝いに父親が買ってくれたのが始り。
当時のレンズ(M50ミリ F1.4)が最新のデジタル一眼にも使えるというのは、現在ではペンタックスだけの特長だ。
レンズシステムの入れ替えが要らないおかげで、そのMEsuperは40年を迎える今でも現役です。
カメラ屋の大将に感謝!
その後のAF路線は、キヤノンT-80で始めたものの、やはりレンズシステムが高価で揃えられず、結局無駄が多くなるので
ペンタックスSFX-nに切替え、その後、ペンタックスZ-20P(簡易パノラマ機能付き)を経てペンタックスZ-1QDになりました。
(でも、最近は出番がほとんど無いような・・・)
そしてついに、デジタルカメラを使うようになった。
2003年にコンパクトタイプではあるが、スナップ撮影用としてパナソニック・ルミックスDMC-F1を購入した。
購入後5年でバッテリーが寿命になったので買いに行ったら、バッテリーよりも安い価格でGEのコンパクト(J1455、1410万画素)
が売っていたので、そちらに乗り換えた。
しかし、得意先からもらった商品券でパソコンの部品を買おうと思って電気屋に行ったら、在庫処分でニコンのクールピクスS30が売られており、
たまたま海外のリゾートに行く3日前で、3m防水機能を持つそのカメラを衝動買い(商品券と交換)してしまいました・・・
結局デジタルコンパクトカメラがダブルのでGE-J1455は知り合いに譲渡しました。
2008年になり、ついにデジタル一眼レフカメラ(ペンタックスK-20D)を入手しました。
まぁ、理由はいろいろあるけれど、時代の流れか、必要な時に必要なだけ撮影して確認が出来るということに尽きるでしょうか。
便利な時代になってしまい、フィルム1本撮影し切らないと確認できないという、従来のやりかたで対応できなくなってきました。
と、言っているうちに時間は流れ、2014年、更にペンタックスK-5Ⅱs を追加しました。
自分の腕の足りなさを必要十分に補ってくれる、ローパスフィルターレスの凄い奴!
2012に発表された時から気になっていたのだが、お金が無いのでようやく値下がりしたのと貯めた分が一致したので入手したのです。
え?K-3出ただろって?
いや、もう私にはオーバースペック過ぎます。もうこれで最後のカメラにしようと思ってます。
カメラの流れ
MF・・・・・ペンタックスMEsuper(現役)
AF・・・・・キャノンT-80 → ペンタックスSFX-n → ペンタックスZ20P → ペンタックスZ-1(現役)
デジタル・・・・・ペンタックスK-20D → ペンタックスK-5Ⅱs (現役) / Q7(現役)
コンパクト・・・ミノルタP’s(パノラマ専用) → キャノンD5(不調になったのでS30にその座を譲る・・・)
コンデジ・・・・・パナソニックLumix DMC-F1 → GE・J1455 → ニコンS30(現役)
インスタント・・・FUJIフォトラマエース(現役)
PENTAX K-5Ⅱs
APS-Cデジタル一眼レフカメラ
K-20Dから6年、使っているうちにやや気になる所も出てきた。
画質の基本性能には不満は無いが、昼間は良いが暗くなると悩むAF。
老眼が進んできてMFでのピント合わせが難しくなってきた自分にとっては結構な問題なのだ。
と言っても簡単に新しいカメラを買うのもなぁ〜と悩んでいましたが、
2013年に海外に行った際シャッターチャンスを逃す事の多さが気になり(一応コンデジでは押さえてはいますが)、買おうと判断。
発売当時に『世界一』と言われた暗闇でもピントが合うAF性能、それとローパスフルターレスってのが決め手。
もう一つは、純粋にペンタックス製としては最後のカメラってのも理由の一つ。
(K-3はブランドはペンタックスですが、リコーのカメラなんですよ。ボディ背面にRICHOと入ってるし)
画素数は1628万画素、2800万画素のK−3やフルサイズとかは、
もう27インチのモニターを使ってもA4でプリントしても衰えてきた私の目では分らない。
今のサイズでいいから『カリッと』写ってくれればいいのです。
使ってみると、さすがに進化を感じます。
約一回りコンパクトで振り回せるボディ、暗くても迷わず早いAF。
そして静かなシャッター音、これは驚きました。音質も『ショット』と言うよりも『シュート』という感じの音、シュパッと切れる。
ボディ剛性の成せる技か、操作の全てが軽快になった感じです。
PENTAX Q7
ミラーレスデジタル一眼カメラ
ついつい衝動買いしてしまったカメラ、なんと言っても一眼なのに信じられない小ささ!
標準ズーム付きでもポケットに入るんです、そして軽い!
写真の標準ズームレンズ付きで、たった300グラム!
自転車愛好家の人に人気があるのも分かります。
ダブルズームセットで買っておけば交換レンズもほとんど不要です。
購入する場合は専用マウントなので1から揃えなければなりませんが、
種類によっては数千円で買えるってのが凄い。
今後、単焦点と魚眼のレンズを購入予定。
内蔵ストロボも収納された状態で使えるし、ポップアップさせても使える。
ポップアップする時は、その見た目の衝撃を分っていても驚くのですが・・・
必要とあれば外付けストロボも使える、この辺に手抜きが無いのも好感が持てる。
一度使ったら普通の一眼レフが大きく・重く感じてしまいます。
小さい分センサーも小さいので、高画質を求める方には向かないかもしれませんが、スナップには何も問題ありません。
いつも鞄の中に入れて持ち歩いています。
今後は自転車やバイクツーリングの時に使っていきます。
PENTAX Z-1QD
フィルム式フルオート一眼レフカメラ
カメラグランプリ受賞記念モデルということで、アシストグリップと黄金分割スクリーンが標準装備になっていた。
簡易パノラマシステムが付く(Z-1P)前のタイプの最終型らしい。
93年から使っており、本体下部にグリップホルダーが付いているので若干大きく重いのだが使い勝手が大変良かった。
ツーリングで日本中を走って20年以上使っていたが、故障はミラーが戻らなくなった1回きりで、まぁ頑丈なものだと思う。
枚数をこなすので、ネガフィルム+望遠ズーム(28〜300)との組み合わせで使っていた。
目が悪いので遠景のピント合わせが楽なAFは便利である。
PENTAX ME super
フィルム式マニュアル一眼レフカメラ
1979年、大学入学と同時に購入、今でも持っている。
購入当時は、まだ『アサヒ・ペンタックス』となっていた。
最近のプラスチッキーなカメラと違って、当時世界最小だったメタルボディは今でも小さいし適当な重さがあって扱い易い。
レンズを外せば本当にポケットに入れられるのだ。
ツーリングに行く時も全然邪魔にならず、コンパクトカメラ並みの機動力があった。
シャッター音は『いかにも一眼レフ』って感じのメカニカル音で『カシャッ』と切れる。
当然MFなのだが、ピントは合わせやすいし、最新レンズも使う事が可能(デジタル専用DAレンズは四隅がケラレるらしいが)なのが凄い。
LXにはかなわないが、本当にいいカメラだと思う。
Z-1が来てからはリバーサルフィルムや超低感度フィルム+魚眼ズームと組み合わせて撮影することが多かった。
今まで一度も故障をした事が無いタフなカメラなのだが、いいかげんオーバーホールしてやらなきゃいかんなぁ。
NIKON Cool Pix S30
3m防水コンパクトデジタルカメラ
2013年にリゾートへ行く際、『写るンです』の50m防水マリンケースを持っているので、中身を買いに行った。
今までそれで水中写真を撮っていたのだ。
しかし、その前によく行くパソコンショップを覗いたら、在庫処分でこれが売られていて、たまたまほぼ同額の商品券を持っており
パソコンパーツを買うつもりだったのが、防水デジカメに化けてしまいました。
で、結局マリンケースはお蔵入りになり、スナップ兼用のコイツの出番が増えました。
まぁ、防水なので海辺でも平気だし、部屋に戻ったら洗面室で水に漬けて塩ヌキ?して石鹸で丸洗い。
普段のスナップ撮影でも良く写る。
単三電池2本で動くので海外でもバッテリーの心配もありません。
Panasonic Lumix DMC-F1
コンパクトデジタルカメラ
2003年夏に手に入れたコンパクトタイプのデジタルカメラ。
やはりなんと言っても「お手軽」。撮影状況がすぐ分るし、撮り直しが簡単、データ保存が楽。等のメリットが大きい。
まぁ、今のレベルからすれば300万画素なので、プリントがイマイチとか、拡大に耐えないとかのデメリットがあるけども通常では問題なし。
画像補正も覚えたし、ギミックの加工がやりやすい。フィルム何本も使うことを思えばSDカードも安いもんだし・・・
HPやスナップ用として今後も使用予定・・・
だったのだが、バッテリーが終わったので交換しようと思ったら、新しくカメラを買う方が安い。
S30も入手したので処分を考えたが、初めて買ったデジカメだし、やっぱり愛着もあるので今のところ処分はせずに保存となりました。
FUJIFILMFOTORAMA-SLIMACE
いわゆるインスタント写真と言うらしいが。
撮ったその場でプリントが見れるナイスな奴、
その辺がデジカメとは違うところだ。
撮ってすぐに渡せるので出先で何かと便利な奴ではある。
ただ、渡してしまうと自分用が残らないのを理解する必要あり。
最近はデジタルカメラの普及で、急速にシェアが落ち込んでいるらしい。
モルジブに行った時に地元の人が驚いて何枚も撮らされた。
当時、そういう場所では写真はとても貴重品だったそうだ。
フィルムが残ってくれて、もうちょっとピントがシャープだったら言う事ないんだけどなぁ・・・
プレゼント用と割り切るべきですね。
レンズなど
●デジタル専用レンズ
HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited
2017年末に購入したAPS-Cデジタル用の標準マクロレンズ。
フルサイズに換算すると52.5mmとなり、等倍撮影が出来る。
今までのペンタックスレンズと違い、名前の前が『HD』になった。
これはレンズコーティングの略称で、High-Definition(透明度・解像度の略)のこと、
ちなみに今まではSMC(スーパーマルチオーティング)となっていた。
初めて買ったマクロレンズ、しかも『リミテッド』。
リミテッドとはアルミ削り出し!の高級レンズ、色は当然シルバーを選択。
だって黒かったら他のレンズと区別つかないもんね。
全ペンタックスレンズの中でも群を抜いて素晴らしい描写力がある『神レンズ』と言われている。
しかも装着状態も格好いい!
購入動機はデジタル・デュープがしたいため。
デジタルデュープというのは、フィルムをスキャナで取り込むのに時間がかかるのだが、
フィルムを直接デジカメで複写してしまう事なのだ、設定を決めてしまえば一瞬で取り込める。
一応今までのフィルムは基本的にデジタル化はしてあるのだが、一部うまく出来ていなかったりしている分があり、
その分の再試行などをやりたいと思ったからだ(特にリバーサルフィルムが)。
いつもレンズを買う店に程度の良い中古が安く出ていたので買い行ったら先に手付けされていた・・・
他の店に無いかと思って近くの店を探したが、有ってもやたら高い!
さんざん悩んだ挙句、いつもの店で安くならないかと相談したら、すごく頑張ってくれて
他店の中古よりも安い値段で新品が買えました!
こんな価格ネットでも見たこと無い、ありがとうございます。
もうこの店以外ではレンズ買いません!
次回購入予定の魚眼ズームもここで買います!
TAMRON SP-AF 10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ LD Aspherical(IF)
APS-Cデジタル用の広角ズームレンズ。
フィルム一眼に換算すると15〜36mmとなる超広角レンズ。
15mmで撮ったらほとんど魚眼みたいな絵になる。
魚眼ズームを買うか悩んだ末にこちらを購入、純粋な超広角は持っていなかったのだ。
幸いなことにインターネットの価格のサイトで調べた最安値よりも更に安かったのも決め手。
大阪・日本橋にあるその店は、ナゼか純正も含めてペンタックス用のレンズが安いので今後もお世話になる予定。
TAMRON SP-AF 18-250mm F3.5-4.5 DiⅡ LD Aspherical(IF)
APS-Cデジタル用の望遠ズームレンズ。
フィルム一眼に換算すると27.5〜375mmとなる高倍率望遠ズームレンズ。
普通に使う分にはコレ1本でほとんどのシーンに対応できる。
フィルム用の高倍率ズームを持っていたのだが、今のレベルでは大きく重く、機動性が悪い、
まぁ、コレは自分の体力の衰えもあるので、どうしても小型軽量なズームレンズが欲しくなったのだ。
これまた、幸いなことにインターネットの価格のサイトで調べた最安値よりも更に安かったのも決め手。
PENTAX-02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5
Qシリーズ用の標準ズームレンズ。
フィルム一眼に換算すると23〜69mmとなる。
Q用レンズには高性能シリーズとユニークシリーズがあるが、これは高性能シリーズレンズ。
レンズ単体の重量は、たったの96グラム!
あまりに小さいのでオモチャっぽく見えるが、いやいやしっかり写ります。
イエローボディのセットを買ったので、このレンズも黄色。
望遠ズームがシルバーなので一目で使用レンズが分るので、次に買う標準レンズも色付きにしようかな・・・。
PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM 15-45mm F2.8
Qシリーズ用の望遠ズームレンズ。
フィルム一眼に換算すると69〜207mmとなる。
このレンズも高性能シリーズになる。
このレンズも大変軽くて、たった90グラムしか無い!
望遠ズームなのに、標準ズームよりも軽い。
しかも全距離でf2.8通しってのも大したもの。
撮影するのに、ボディセットとこのレンズを含めても400グラム以下なのだ!
自転車やバイクのツーリングには最高のカメラシステムですね。
●AFレンズ(フィルム/デジタル兼用)
SMC PENTAX-FA 28-80mm
Zシリーズカメラの標準ズームレンズである。
これは嫁さんのZ-5に付いていたもの。
Z-1には FA28-105mmが付いていたのだが、神戸ルミナリエに行った際に人ごみの中で押されてしまい
ボディが歪んだのか、AF出来なくなってしまい処分した。
現在は広角側での撮影が多いので出番がなくなってしまった可愛そうなレンズ。
ただ、デジタル一眼と組み合わせると、42-120mmという意外と使い勝手の良い中望遠ズームになる。
このレンズには『パワーズーム』が組み込まれており、ズームリングの操作で電動でズーミングを行える。
Zシリーズのカメラと組み合わせると露光間ズームが自動で行えるのだが、1〜2度ぐらいしか使ってないかな?
便利ではあるが、あまり一般受けしなかったのか、現在のFA/DAレンズ等には組み込まれていないらしい。
SMC PENTAX-F 1.7X AF ADAPTER
MレンズやAレンズなどのマニュアルレンズをAFにするスグレモノ。
ただしf2.8以下の明るいレンズのみ。(試したらf4のレンズでもAF利いた)
1.7倍のテレコンバーターでもあるので、Z-1の時はM28mmに付けて46mmのほぼ標準AFレンズとして使っていた。
でも最近はほとんど出番が無くなってしまいましたね。
デジタル一眼でも使えるののだが、×1.7×1.5倍で焦点距離が2.55倍になってしまう。
M50ミリの場合だと127.5ミリ換算の中望遠レンズになる・・・
あ、でも明るい中望遠だと思ったら以外とイイかも。
●MFレンズ
SMC PENTAX-M 50mm F1.4
MEsuperのキットレンズとして付いていた、現在のDA50mmF1.4の原型になるレンズ。
昔のカメラキットは単焦点標準レンズ付きが当たり前だったのだ。
このMシリーズレンズはそれまでの標準的なカメラサイズから、
大幅に小型軽量化したMシリーズカメラに合わせて小型化されたもの。
F1.4という、当時のMシリーズレンズの中で2番目に明るかったレンズで、
現行品と比較してもこれより明るいレンズはA50mmF1.2しか無い。
FAやAレンズとの決定的な違いはAE(自動露出)に対応していないこと。
でもさすがに明るく、画像もシャープなので今でもちょくちょく使っている。
ピントも合わせやすいし、AFアダプターを付けて85mmの中望遠AFレンズとしても使える。
デジタルなら約128mmの中望遠になる・・・
レンズは『標準に始まり、標準で終わる』と言うらしいのだが、
最近になってやっとこのレンズの面白さが分って来たような気がする。
SMC PENTAX-M 28mm F2.8
初めての北海道ツーリングに行った時に、先輩が24mmで撮った写真を見て、広い景色を撮りたいと思い購入。
だが24mmはさすがに高価で手が出ず、手ごろなこのレンズを購入。
それ以降のツーリングではずっとこれで撮影するようになり、標準レンズは家で留守番役になってしまった。
風景写真の方にシフトしていくきっかけになったレンズでもあります。
それで当時持っていた望遠ズームも使わなくなってしまった・・・
パンフォーカスなのでほとんどピントを合わせる必要も無いのでAFみたいに楽だったし、
画面の隅が歪んだりしないので、風景を撮るには自然な広さではないかと思うね。
本体もコンパクトで軽量なので本当に扱いやすいレンズですね。
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