このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

九州 トリオツーリング

1981年4月25日〜5月1日・CB400N、畑浦+KH250、大西+CB125T
1269.3km
今回の地図
5月の連休にどこか行きたいなーと思っていたところに高校時代の友人達が「ツーリングに行こうや」と誘ってきた。
とは言ってもプランは全てまかされたので、再び走り慣れた九州に行く事にした。
コースは概ね去年と同じだが、今回は別府からのスタートになるので「く」の字に走るようになる。
最初は29日に出発予定だったのだが、畑浦が「25日にしよう」と言うのでアッサリ変更。
僕らは日程が自由な学生なので社会人の彼の都合を優先するのだ。
順調に用意をしていたが、大西が「予約していたバイク(スズキGSX250E)が遅れるのでキャンセルした」と言ってきた。
するとCB125で来るのか、奴には厳しい旅になりそうだ(実際厳しかった)が仕方ないでしょう。
(これがきっかけで、この後彼は私の知合いのRD400に乗ることになるのです)

しかし、僕も昨年問題だったチェーンは交換したけども、タイヤ(特にリヤ)が減っており、あんまりグリップしなくなっている。
交換すると旅費が足りなくなるので、そのままで行かねばならない。
まぁ、皆何かしら問題はあるのだ。
宿泊に関しては、今回初めてユースホステルという所に泊まってみることにしてみた。

4月25日(土)・大雨〜晴れ
朝、目覚めると大雨。その中を学校に行って1時限目の講習だけ済ませて、学割証をもらって帰ってくる。
カッパを乾かしながら昼メシを食べていると雨も止んだ。食後に簡単にバイクの整備をして洗車をしていたら大西がやって来た。
荷物のチェックを済ませるが畑浦はまだ来ない、彼は今日も午前中が仕事なので大変なのだ。
15時過ぎにやって来たので予備のブーツを貸して15:15に出発!
道はけっこう空いているので走りやすい。二人は日頃あまりバイクに乗っていないのでウォーミングアップというところか?
そのうち大阪南港に到着、手前のスタンドでガソリンを入れておこう。これで明日1日ぐらいは保つでしょう。
乗船券を買うと人+バイクで9700円と安い。
乗客も少ないのでさっさと乗船、僕等が案内されたのは窓側の2等。
このマスには僕等3人だけだ。荷物を置いて落ち着いたら船は出港していた。
フェリーの上
先ずは神戸に寄るようだ、デッキの上から神戸港やポートアイランドを眺める。
神戸からの乗客も少なかったようで、僕等のマスには誰も来なかった。
もう途中で寄港しないのでここは僕等の部屋となった。
3人とも元気だし、畑浦とは久しぶりなので酒やビールを飲みながら夜までワイワイやってる。
なんだかんだで寝たのは0時を過ぎていた。
本日の走行・・・30.2km

4月26日(日)・晴
目が覚めたのは6時すぎ、外は朝もやがかかっているが晴れそうだ。
フェリーは8時に別府に到着。いつもの通りバイクは最後に下船だ15分ほど待たされた。
外は晴れていて気持ちがいい。下船したところで一旦チェックをしよう。
別府に上陸、まだ目覚めが悪い。
先ずは湯布院を抜けて耶馬溪へと向う。
はじめの10kmはずっと上り坂が続く、さっそく二人は遅れだした。まだ調子が戻っていないようだな。
上りが終ると湯布院に向けての下りになる、昨年走って気に入った道だ。後ろの2人には悪いけど、ここだけは遠慮なく走らせてもらう。
80〜100km/hで気持ちよく下る、後ろを見ると大西が付いてきている。さすがに軽量な125は下りコーナーが速い!
このまま引き離してやれ!と思ってダッシュしたらリアタイヤが流れたので正気に戻る。
この天気ならやまなみハイウェイも期待できそうだ、湯布院を過ぎて水分峠を通過する。
ここからは大阪では考えられないぐらい見通しが良いのだが路面が粗めのサンドペーパーみたいだ、ザラザラした感触が気持ち悪い。
信号が無いので快調に流して玖珠町、ここで右折すると渓谷沿いの細い道になる。
ちょうど地元の車が走っていたので、後をついていくと走りやすい。約40分で深耶馬溪に到着。
ここが一目八景という所らしい、すごい渓谷だ。
深耶馬溪・一目八景
一通り見てから遅い朝食、山掛けウドン定食を食べる。うぅっ、空きっ腹にこたえる味だ!
食後に少し休んでから来た道を戻る。
走っているとチェーンの音が耳につく、昨日の雨でチェーンオイルが切れたのかな?
ま、途中のスタンドで補給しよう。そんな事を考えているうちに水分峠。
やまなみハイウェイの入口、水分峠
畑浦はスタンドが開いていたのでガソリンを入れに行った。(KH250は2サイクルで燃費が悪いので)それでも今回は20km/L走っているそうだ。
各人タイヤやチェーンをチェックしてから気合を入れて出発。
料金所までは退屈な道だった。500円払ってやまなみハイウェイに入る。

80km/hのペースで流しているとバックミラーに3台映っている?
CB750Fが嫌味な抜き方をして行ったので大西が頭にきたようで追いかける、それに吊られて畑浦も行った。
しばらく速いペースで追いかけていたらもう1台750が来た。
5台で飛ばしていたら観光バスなどでラインを塞がれて走りにくい。
タイミング良く飛び出して先頭を走る、そのまま飛ばしていたら長者原に着いたので止る。
水分峠を出てから30分と経っていなかった。
長者原・今年は好天
昨年と違って今年はすごく景色がいい、暖かくて気持ちもいいねぇ。
10分ほど休憩してから走り出すとすぐに2度目の料金所、あれ?こんなに近かったっけ。
峠をウニウニと登っていく、大西と畑浦は抜きあいをしている。
登ったところの牧の戸峠で写真を撮っていたらCBX1000がスッ飛んで行ったので追いかけていく。
2〜3分で追付いた、車重があるからかコーナリングがトロイ。
ハーレーを抜く時にまとめて抜きにかかるが、リアタイヤがズルーリと流れる。
モタついている間にCBXは逃げていった、それどころか2台に追付かれてしまった。
緩やかな下りになってさらに差を詰められる、さっきのおかげでコーナー出口でビビッてしまいパワーが掛けられないのだ。
3台とも同じラインで走るので差がつきにくい、ここまで先頭を走ったんだから抜かせない。
何とか頑張って先頭のまま次の料金所に着いた。
さて、最後の区間は高原のフラットな道になるので今まで以上にペースが上るな。
景色を見るのもそこそこに3台でバトル、ペースはかなり上ってる。そうなると排気量がある分有利ではある。
2台を引き離して最後のゲートをくぐれるつもりだったのに、最後の最後で下りのタイトコーナーが続き大西に一気に差を詰められる。
それでもなんとかトップのまま通過。あーしんど。
やまなみハイウェイを下りてから、阿蘇の外輪山にある大観峰に向う。
いなか道を10kmほど走って行くとすごい急坂!車が多くてペースは30〜40km/hと面白くない。
登ったところで休憩、思ったほど景色は良くなかった(後で場所が違っていることが判明)ので休憩しながらホットドッグを食べる。
さすがに峠道だけあって地元のライダー達がものすごい勢いで飛ばしてる、とてもじゃないがあんなマネは出来ない。
それでもやっぱり走りたいので、何度か往復しながらコーナーを攻める。
大観峰手前、これでも攻めてるつもり。
しばらくしてから阿蘇山に向って下り道を飛ばす、かなり強引に走るのでRタイヤが流れるが、何とか下りきる。
2人は少し遅れてやってきた、車を抜きそこねたらしい。さぁ、阿蘇に行こう。
料金所で500円払ってノンビリと登っていく。途中には牛がたくさんいる。でもナゼか番号が(焼印で!)入っている。
車がやたらと増えたので嫌な予感がする。草千里に行くと予感は的中、車で満パイだ!
端っこにバイクを止めて、土産物屋を少し見てから草原の方に移動する。
久しぶりの草千里
1時間ほどゴロゴロして休む、もう少し緑が多かったらよかったのに。
今度は阿蘇観光道路を下る、途中に米塚という人工的な感じの小山があった。
調子よく下って国道に出ると、やはり車が多くて走りにくい。今日はこの辺で止めるとしよう。
では、泊まる所を確保しようという事で畑浦が阿蘇YHに電話すると1発OK。おかげで彼は電話係長になりました。
阿蘇道路の方を回って、約30分ほどで阿蘇YHに到着。僕等以外にバイクはCB250RSとGL400Cが止っていただけだ。
チェックインするが、今日は僕等だけで1部屋をもらえた。それなのに1人1850円と驚くほど安い。とりあえず部屋に行こう。
阿蘇ユースホステルの中
ここは夕食の提供をしておらず、近くのドライブインに食べに行くそうだ。そこでYH用の食事を済ませる。
これも空っ腹にこたえるぞ、たらふく食べて550円払ってYHに戻る。
今日のチケット類などを整理しても時間が余り気味なので、ホールに行ってみると卓球台があったので3人で思わず熱い戦いを始める。
大汗かいたので風呂に入る、あ〜気持ちいい。しばらくすると外人が入ってきた、足が長いのぉ。
風呂から上っても再び卓球で燃えるが、さすがにしんどくなったのでヤメ。
ミーティングは阿蘇の観光案内、Pさんは阿蘇の写真をずっと撮っているそうだ。
それを聞くと1日や2日ではとても見きれないぐらいだ、また来なきゃね。非常に有意義なミーティングでした。
さっき風呂に来た外人はイギリス少年だった。3人で話を聞くが、やはり会話がつながらないので筆談になっていく。
辞書を持ってきて「これ、これ!」と指差しながらも、よく分らない会話は続く。
消灯時間になり終了。部屋に戻って明日のルートを確認してから寝る。
本日の走行・・・222.7km

4月27日(月)・晴
目が覚めたのは7時、ちょっと寒かったが元気一杯に起きる。
7:30に朝食、今日はパンだ、朝はこの方が良いようだ。
朝食後に用意をして8:20に出発!

すぐにガソリンを補給、224.8km/9.5L=23.7km/L。少し悪い。
R57を熊本に向けて流す、昨年も走った道なので安心して走れる。車は少し多いがペースは悪くない。
市内で少し手間取ったが、まあまあ順調に(と言っても2時間かかったが)長洲港に到着。
長洲港・これから乗船
待ち時間も少しで乗船。ところが乗り込んだらブタを満載したトラックが2台もやってきてクサイことクサイこと。
さっさと客室に上ってくつろぐ。フェリーの中は人もまばらだった。
そのうちヒマになったのでデッキに出て写真を撮ったりする。
フェリーの中で。
フェリーは順調に走って、昼前に多比良港に到着。さぁ長崎に上陸だ。
港を出て島原までの道は海沿いのローカルロード、ヘルメットの中は潮の香りでいっぱいなんだが退屈な道だ。
島原を抜けると、後はず〜っと登りになるのでペースを上げてつき進む。
独走してやる・・・と思ってペースを上げようとするが、減ってるタイヤはグリップが悪くなってきて思うようにペースが上らない。
後ろの2台もだんだん近づいてくる。

低いアベレージのまま何とか仁田峠までやってくる。
入口で100円払って走り出す、またこれがグネグネ曲がった道でペースが上らない。
タイトターンから立ち上がるばかりなのでここでは排気量が生きる。
第一展望台まで来たので休憩、後ろの2台はえらくヒートしたままやって来た。
また2台でレースしていたらしく、突っ込み重視走法の大西は何度かガケから転落しそうになったらしい。
俺らツーリングにきとるんやけど・・・
雲仙・仁田峠
大きな駐車場にある食堂で長崎チャンポンを食べる。何か不思議な味だったが旨い。
観光馬にも乗ってみたが、あまり面白くなかった。
ここで電話係長が長崎県立YHにTEL、今日も一発でOK。大したもんだ。
2時前に出発、長崎までノンストップで行くぞ。
ここからは下りなので大西が速い。畑浦がやや遅れているが調子よく飛ばす。
有料道路を出ても相変わらずハイペースだったのだが、のろ〜いダンプが居たので雲仙GPはここで終了。
R251に入ってダンプを抜いて行く。今日は車も少なく非常に快適。あまりに快調すぎる、こんな時には何かが起こるものだ。
バックミラーを見るとバイクが3台いる、よくよく見ると白バイではないか!
僕の後ろにピッタリついて来たのでエンブレでジワジワスピードを落としていくと、諦めたのか先に走って行った。
そこからまたペースを上げて走っていると白バイとすれ違う。よく見ているとブレーキランプが光っている、どうせUターンしてくるんだろう。
思った通りで15分ぐらいすると後ろに影が見えてきたのでペースを落とす。
仕方なく白バイは先に行った。そんな手には引っかからないよ〜だ。
R34に入ると車が増えたので、横をスリ抜けながら走る。こんなのはお手のものなのだ。
10kmぐらい行くと長崎市内に入る。自分がどこに居るのか分らなくなったので目印の長崎駅に行く。
地図を見るとYHは近いのだが、一方通行が多くてなかなか辿り着けない。
結局45分もかかってしまった。バイクを押して行った方が早かったな・・
チェックインすると、今日は相部屋。外人1人と東京者1人。
荷物を降ろしてから歩いて駅の方に行ってみる、長崎は歩いた方が面白い。
いろいろ歩いて回ってからYHに戻ると夕食になった。
たらふく食べた後は今日も卓球。しばらく熱い戦いをしていたがしんどくなったので部屋に戻って少し寝る。
起きたのは20時過ぎ、3人で風呂に入って汗を流す。
風呂から上るとミーティング、ここでも観光案内だけだ。それを聞くとやっぱりもう一度長崎に来なきゃと思った。
ミーティング後に明日の予定を打ち合わせるが、同じテーブルになった女の子達と旅行の話で盛り上がってしまいサッパリ進まない。
そのうち23時になり部屋に戻る、フトンの中で1人いろいろ明日のルートを考えながら寝た。
明日は少々ハードな日になりそうだ。
本日の走行・・・190.8km

4月28日(火)・くもり
朝食を済ませてからYHの近くを歩き回る。朝だというのに観光客が多い。
日本26聖人記念館に行ってみたが、今日は休館なのか開いていないので平和公園に行こうかと思ったが、歩きでは遠いのでヤメ。
日本26聖人記念館
長崎は坂の町なので歩くのがしんどい。10時過ぎに戻ってきたがヘトヘトになってしまっていた。
用意を済ませてYH前で記念撮影してから10:45に出発。
長崎県立ユースホステル
出発して長崎バイパスに向うが車が多くて走りにくい、何とか入口に到着すると『125のバイクは通れません』だと。ちーとも知らなかった。
そうなるとR34に出るしかないが、もう予定のフェリーには間にあわないので平和公園に寄って行こう。
途中でガスチャージ、200.3km/6.5L=31km/L
ついでにカラカラになっていたチェーンにオイルを補給。おぉ、軽やかに回るぞ。
平和公園に着いてみるが団体さんばかりで、あまり気分は良くない。
平和祈念像
20分ぐらい見て回ってから出発、R34は車が多いのでスリ抜けばっかりだったが、諫早からR251に入ると走りやすくなった。
島原港に着いたところで、今日は早めに宿を確保しておこうという事で、国民宿舎えびの高原荘に電話係長が電話。今日も一発OKだった。
そのうちフェリーに乗船、今回は小学生の団体が乗っているのでウルサイもんだ。約1時間で三角港に到着。
三角駅を出てからローカル線の駅に向う、その名も「はたうら」駅、たまたま地図で見つけたのだ。
着いてみると無人駅、漢字では「波多浦」という駅だった。
「はたうら」駅と「畑浦」
駅を出てR57で宇土に向うが、この道がダメだ。道も細くてペースも上らず、ノロノロ走行を強いられる。実に退屈な道。あー苦痛。
ようやく宇土に着いてR3に入るが、この道も退屈な道だ。
アクビしながら走って八代からR219に入った所のスタンドに入る。
132.1km/5.5L=24km/L。ガソリンを入れて休憩だ。ずっと走っていたおかげで背中と目が痛い。
ここからは川沿いのワインディングになるはずなのだ、20分ぐらい休んでから「さー行こか!」と言うものの元気ない。あーメゲそう。
走り出したら川沿いをクネクネと曲がるワインディングがはじまる。コーナーも気持ちよく曲がれるのでリズムに乗って走れる。
そうなってくると自然にペースが上ってくるので、やまなみハイウェイの再現になる。畑浦も調子が出てきたようで、いい走りだ。
2mぐらいしか離れてないけど危なさは感じない。
そんな調子でハイペースで走る、3人とも気分はレーサー。V・フェラーリとK・バリントンとB・シーンなのである。
そのうち車が増えてきた、人吉市に入ったようだ。
R221に入り、本日のハイライト・人吉ループ橋へと向う。
50km/hぐらいのペースで流していると、バカの乗った車が煽ってきた。クラウンかセドリックか知らんけど強引に抜きにくる。
長い直線で抜かれたけど前方にも車がいたのですぐに差が詰まる。
真後ろに張り付いてプレッシャーかけていたら信号待ちになったので、スリ抜けて前に出てからペースを上げて走り出す。
バカ車は二度と現れなかった。
そうこうしているうちにループ橋が見えてきた、すごい迫力だ。
3速で登っていくが遠心力ではらんでしまう。
右コーナーを540度回り込むので頭がおかしくなりそうだ。
途中の広いバス停に入って休憩しよう。2時間走りっぱなしだったのでケツが痛い。
今回のハイライト・人吉ループ橋(4枚合成写真)
何度も登ったり下りたりして走り込む。こんなの大阪に無いもん。
18時近くなったところで出発。あと1時間ぐらいか。
5kmぐらい行くと下りの長いトンネルになった、よく見るとこのトンネルもループしているんだ。
急に回りは暗くなってきた、小雨が降ってきたようだ。
ライトを灯けて走っていると気分は耐久レースだな。

ようやく下りきったが道が分らない、勘に頼って山の中の細い道に入って行く、古ぼけた看板があったのだ。
自分が何処を走っているのか分らない、民家も無いような山の中、日はとっぷりと落ちてしまった。
本当にこの道でいいのか?と思っていた頃に暗闇の中に国民宿舎が現れた。どうやら近道を走っていたようだ。
とにかく到着、ホッとした。
よくよく見るとすごく立派な建物だ、何となく高そう・・・。でも今さらどうにもならないのでチェックイン。
和室を3人で一部屋だ、4600円はYHに比べると高いが、良心的だと思う。
先ずは夕食、さすがに量も質も良い!特に川魚が旨かった。
食後はゲームで燃える、「トランキライザー」と「平安京エイリアン」がお気に入り。
22時頃に風呂に入る、ここは温泉。しかし熱い!熱すぎて入れない。まるで熱湯だ!
3人がかりで水で埋めて何とか入る、それでも熱い!でも広い温泉は気持ちがいいな。

部屋に戻ってくつろいでいると、外の風が強くなってきた。天気予報は雨。雨具の用意をしておこう。
ナゼか頭の中では、リトルリバーバンドの『追憶の甘い日々』がずっとリフレインしていた。
明日は楽しみにしていた霧島道路と指宿スカイラインなのだが心配になってきた。
でも、夜中までしょーもない話で盛り上がってしまった。
本日の走行・・・244.7km

4月29日(水)・大雨
朝起きたら外は大雨。ゲゲッ!昨年も雨にたたられたのに〜。
朝食のあとにモクモクと用意をするが、心も空も晴れないよ〜
雨にけむる韓国(からくに)岳
まあ、とにかく予定通りに8:30出発に向けて用意する、どうせ1日中雨の中を走るだろうからガムテープでカッパを補強する。
先ずは霧島道路に入るが、予想以上に雨が強く霧も出ているのでどこにも止まれないので面白くない。
メゲながら走っているうちに林田料金所を出る。
グネグネの国道を下っていくと霧が晴れてきた、ペースのいいタクシーがいたのでペースメーカーにして走る、雨の中でもいいペースで走れるぞ。
約1時間走って隼人市、R10で鹿児島に向かうのだが、雨はいっそう強くなり、空は真っ黒な雨雲が広がっている。安全の為ライトを点けて行く。
メチャクチャに降る雨の中を走っていると、ついにカッパが限界を越えた。肩のあたりから水がしみて来る。キモチワルイ!
本当なら海沿いのワインディングなんだろうけど池の中を走ってるみたいだ。
鹿児島市を抜けて指宿スカイラインに向かうが、また霧が出てきて、空が本当に真っ黒になり、もの凄い大雨になった!
あまりに危ないので、途中の駐車場で相談して国道に戻る事にした。国道に出ても雨は凄く、畑浦がスタンドに入ったタイミングで集中力が切れた。
まだ12時だけど今日はもう止めてYHに行く事にした。
鹿児島に戻ってようやく桜島フェリーに乗ったが、もう全身ズブ濡れなので客室にも入れない。
カーデッキで立ったまま、15分ほどすると桜島に到着。
桜島に上陸してウロウロしているうちにようやく13:30に桜島YHに着いた、もうクタクタだ。
濡れてしまっているので早く着替えたいのだが、チェックインしようとしたら「16時からです!」と言ったままとり合ってもくれない。
中にも入れてくれないので2時間半も時間があるが、仕方ないので階段近くで雨宿りする。
カッパを脱いでグラブやブーツを外すがグチョグチョになってるし、裏側まで濡れてるよ。
革の色が手に付いてしまい気持ち悪い。

濡れてて気持ち悪いので、とりあえず着替えるが体が震えていて寒くて仕方ない。
ジャケット等を着込むけど、体の中から冷えてしまっているので震えがとまらない。
バッグも濡れているので中身を出してチェックするが、ビニール袋に入れていたのに何だか湿気ている。
紙のパンフ等は張り付いてしまっている。
この頃になると他にも人がやって来る、外人の女の子がやって来て畑浦と話しをしている。男も2人来た。
16時になりようやくチェックイン。
今日は男は一つ部屋、湿気た服とかを吊るして乾かす。
桜島ユースホステル
体の震えはマシになったけど、まだ寒いのでフトンに包まったまま明日の予定を立て直す。
今日行けなかった佐多岬から宮崎を回って日南海岸を走る事にした。
かなりハイペースになるだろうし、これで都井岬は行けなくなるだろうが、これはこれで仕方ない。
18時になり夕食。今日は何も食べてなかったので腹ペコだ。冷えた体に温かい食事がありがたかった。
食後しばらくしてから風呂に入る。冷えた体が温もった。
部屋でゴロゴロしていたが、21時からミーティング。ゲームをするそうだが「フィーリングカップル」だと?男5に女3でどうするんだよ。
畑浦とさっきの外人さんが合ったんだけど、中途半端で終わったので外人さんが意味がわからなくなったので、
みんなで説明してたけど結局そのままで終了。
すべてが中途半端で終わった日だったな。
本日の走行・・・152.5km

4月30日(木)・晴
いよいよ今日が最終日、天気は何とか回復したぞ。
朝食をたらふく食べて、8:50に出発。佐多岬に向かって南下する。
桜島を出て5kmほど行ったところでスタンドに入る。
268.7km/9L=30km/L
少しばかり町中を走ると海沿いの道になる。まだここは路面状態が良くないが、国道になったとたんにグッと良くなる。
天気も景色も良くなったので、飛ばすのがすごく気持ちいい。
対向車も少ないし信号も無く、道幅も広いのでワイドラインのコーナリングでペースは非常に安定している。後ろの2人も良いペースで走ってる。
昨日のウップン晴らしとばかりに飛ばす。またレースだ。
佐田町で国道は終わり、毎度おなじみのグネグネ道だ。まるでジムカーナみたいな道だ。
ようやくクソ道が終わり、ロードパークの入り口に到着した。ここはもう熱帯みたい(実は亜熱帯)に熱く、
桜島を出る時にまだ濡れていたグラブもブーツもカラカラに乾いていた。
これでここは3年連続でかんかん照りだ。
佐多岬ロードパーク入口
400円払って入る。やっぱり良いねー。周りには亜熱帯植物が繁っていて南国ムード満点だ。
3台で低レベルの戦いをしながら走る、ドタバタしているうちに31度線を越えて終点の駐車場に到着。
今日は人が少ないようで車もまばら、カメラだけ持ってジャングルに入る。
さっそくバテてきた、それでも畑浦は写真を撮るのに熱中している。
展望台に着いた時には昨日の寒さはどこへやら、まるで夏みたいだ。
遠くに種子島と屋久島が見えている。九州に来ていると実感するね。
岬より屋久島を望む
歩いて駐車場に戻って来たら熱くてたまんない、セミも鳴いているぞ。冷えたジュースがうまかった!
12時過ぎに出発、さぁ宮崎に15時に着けるか?ハイペースのままで力走する。
「海岸ハイウェイ」を飛ばして一気に鹿屋から都城に向かう。この頃になるとリアタイヤがグリップしなくなってきた、ほとんどスリックタイヤ状だ。
途中で道を間違えたのか、県道に入ってしまいルートを戻そうと地名や看板ばかり見て走る。

そしてふとミラーを見ると赤いものがチラチラしてる?
ゲゲッ白バイじゃないか!あー、やっちゃった16km/hオーバーだ。
ところが免許証を見せたら本籍地がこの近くになっていたからか話が弾み、僕と畑浦は見逃してくれた。
しかし大西は125なので制限速度が違う為(26km/hオーバー)にキップを切られてしまった。
その後R10に出る交差点でスタンドに入る。203.6km/7.5L=27km/L。
R10はトラックが多くてペースが上がらない、気落ちしてるのもあって走りに元気がないのだ。
都城あたりでメシにしようと言っていたが、止まれなくなってしまっていたので畑浦に先導してもらって食堂を探す。
どうにか食堂に入る。4時間走りっぱなしだったので1時間くらい休憩もしよう。
そのおかげで元気が回復、5時前に出発。
約20km走って宮崎市からR220のバイパスに入る。
少し日が傾いた頃に堀切峠に着いた、ホットドッグを食べながら休憩だ。
日南海岸・堀切峠で RIDE ON TIME
ここで話合って23時のフェリーに乗る事にして走ることにした。
しかし途中で休憩するポイントにしていたサボテン園などは尽く閉館していた。
おかげで予定よりもかなり速く進んでしまう。
これなら20時のフェリーに間に合いそうなので、信号待ちの間に相談して先を急ぐ事にした。
日も落ちたR220を3台で飛ばす(懲りてない)、地元の暴走族が走ってたけど一気にブチ抜いて走る。

夜になると車がいないので走りやすいのだ。
おかげで志布志港には着いたのは19:25だった。速いっ!
乗船券を買ってさっさと乗込む、テレビのある部屋が空いていたので3人でぶん取る。
フェリーはさっさと出発した、21時頃まで話をしていたが大西が早めに寝たので僕らはソバを食べたりゲームをしてから21:30頃に寝る事にした。
あとは大阪に着くのを待つだけだ・・・
本日の走行・・・399.5km

5月1日(金)・晴
朝7時頃に目が覚めた、天候が安定していたからか、疲れていたからか良く眠れた。
起きてみてもTVも面白くないので3人でデッキに上ってヒマつぶし。
フェリーの上
船が着くまで大西と畑浦はみやげ物を大量に買い込んでいた。僕はあまり荷物を増やしたくないのでそんなに買わない。
案内所で乗船記念の絵ハガキとかをもらっているうちに、定刻の10時にフェリーは大阪南港に到着した。
15分ほどで下船して走り出すが、大阪の道はゴミゴミしていて走りにくい!ツーリング帰りなので尚更だ。
ゆっくり走って、狭山のビッグボーイで朝食。

小1時間ほどして店を出る。大西がここから帰るというので今回はここで解散する事にした。
畑浦と途中まで走ってから別れる、家に帰ってきたのは11:30。
雨で1日潰れたり、大西が捕まったりしたのは残念だけど良いツーリングだったと思う。
また来年も九州にいこうかな・・・
本日の走行・・・33.0km

ツーリングデータ
走行距離・・・・1269.3km
燃費・・・・・・32.61km/L
全費用・・・・・51.610円

リストに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください