このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
Bトレを塗ろう!(457系)
・457系一般色
なんでこの色を塗らなきゃいけないのか… (>_<) 457系一般色のあまりの手に入れにくさにうんざりして、交換で手に入れた北陸色の塗装をはがして自分で塗っちゃいました。
ローズレッド、クリーム共ジェイズの缶スプレーです。微妙な色のローズレッドの再現性もかなり絶妙です。(画像はデジカメのせいで、赤みが強く出ています)
基本的にはフツーに塗っただけですが、Bトレ457系はドアや窓などの大きさ、位置がおかしくて、正しく塗り分けできません…
・下の塗り分けラインは、ヘッドライトの下端で自動的に決まります。
・前面の上の塗り分けラインは、貫通ドアで自動的に決まります。
この2つの塗り分けは問題ないですが、側面の上の塗り分けラインは、
1.本当は客用ドアにかかる
2.本当はドア横の札差にはかからない
3.本当は窓の上下でクリーム色の幅が同じくらい
を満たす線はありえません(笑) 結局3を重視して塗りました。
でもまぁ、Bトレ純正の塗装よりも色合いは良いし、満足してます(くやしさ半分)。
・457系九州色
新たなチャレンジとして、いろんな加工が必要な九州色の457系を作ってみることにしました。
九州の457系はいろいろバリエーションがあるのですが、モデルとしたのはこのような改造がされている編成です。これらの情報は「
西遠交通公式ホームページ
」中の「
475系形態分類表
」から学びました。
・屋根上ベンチレーター撤去
・トイレ窓埋め(モハ、クモハ)
・トイレ、洗面所換気窓撤去(モハ、クモハ)
クモハのMG冷却風取り入れ用箱型ベンチレーターが撤去されている車両も多いらしいのですが、これを取るとクモハかどうかわかりにくくなる(w ため、これは残っているタイプとしました。
−屋根、車体の加工
ベンチレーターはニッパーでざっくり切り取った後、1.2mmと0.5mmのプラ板を張り合わせたものをベンチレーター跡の穴に埋め込んでパテ埋め仕上げ。換気窓は平刃の彫刻刀で丁寧に削った。トイレ窓埋めは1.2mmプラ板埋め後、換気窓と合わせてパテ仕上げをした。
ついでにモハ456の屋根の直流避雷器は撤去。
−前面の加工
前面は九州っぽくするために、銀河モデルのスリットタイプのタイフォンカバー(N-061)を使おうとしたら欠品。仕方ないのでN-081 シールドビームレンズを使用して、「おわん型」のカバーにすることにした。1.2mmの穴を開けて接着。
検電アンテナは元々のモールドを削り落として角穴(2mm角くらい)を開け、KATOのASSY(422 検電アンテナ)を取り付ける準備をしておく。列車無線アンテナ用の穴(0.5mm)も開ける。これもKATOのASSY(3018 ランナー付部品)列車無線アンテナは検電アンテナの前にあるタイプとした(検電アンテナの横にある車両もある)。
また、信号炎管は間違って削り落としてしまったので、KATOのASSY(4130 屋根上部品)から適当に選んで穴を開け、接着してある。
−塗装
いつものようにMR.のサーフェサー → GMの小田急アイボリーと塗ったらトイレ窓を埋めた部分が透けて失敗 (>_<) やり直ししようと塗装を剥がしたら、用事や雨の日が続いて塗装ができない…−仕上げ
久しぶりの晴れに気を取り直して、窓埋め部にタミヤのサーフェサー(グレー) → MR.のサーフェサー1000番 → GMの小田急アイボリーと吹いたら良好な仕上がりにできた。青の帯はイエロートレインの455(415)九州色用のデカールで、最後にトップコート仕上げ。屋根はGMのねずみ色1号で。
九州色475・457系は屋根の色が前面のもっと前まで来てる車両が多いらしいのですが、なんか間抜けなので、国鉄時代のように前面と屋根パーツの境目を塗り分け線にしている(今でもこの塗り分けの車両もある)。
組み立てた後、検電アンテナ、列車無線アンテナを準備しておいた穴に接着した。
いつものように前面Hゴム、前面種別表示幕、ヘッドライト、テールライトなどにタミヤのエナメルで色さしをして完成とした。
こういうのが初めてなので少し跡が見えるところがあり、まだ修行が必要ですね… とはいえ、一般色の457系と並べると加工した部分が目立ち、「自分だけの車両」の喜びは何物にも代えられません (^-^)
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