このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

Bトレをいじろう!(457系JRQ編成リニューアル)

 

2003/12/15 作成
2003/-/- 更新


 

・イントロダクション

 ベストリピート1で追加されたサロ455を元に作れる車両といえば、なんと言ってもクハ455-600番台だろう。
 国鉄末期に急行運用から降りた457系をローカル運用に充当するに当たり、不足する先頭車をサロ455、サロ165から改造して作られたという、いにしえのクハ85などを思い起こさせる経緯に加え、今なお生き残っている点でも魅力的である。
 あいにくと実車には1回しか乗ったことがないが、それは幸いに?落成して間もない頃で、かなり近郊化改造が進んだ今とは異なる姿でした。

 急行色の457系は先だってサハシを作ったついでにリニューアルしたので、JR九州色の457系もクハ455-600を作るついでにリニューアルすることにした。

 例によってクーラーとベンチレーターなどをTOMIX、KATOのAssyを使用して置き換えることにした。

 準備したものは
・九州色(自分で塗ったもの)457系 3両(リニューアル対象)

・ベストリピート1のサロ455 1両
・キオスク版455系先頭車 1両(以上クハ455-600用)
・113系中間車(窓ガラスだけ)

・TOMIXのAssy.
 -PB105 115系用 箱形通風器
 -PC108 169系用 AU13S
 -PC109 サロ165用 AU12S

・KATOのAssy.
 -信号炎管、列車無線アンテナ、検電アンテナ

・屋根の加工(全車共通)
 前回はお手軽に九州的にベンチレーターを削っただけであったが、急行色の457系に合わせてクーラー別パーツにする。いつものようにクーラーを切断して、だいたい削ったら、プラ板で穴をふさいで(以下略)という感じ。急行色457系と同じだ。


・クハ455-600を切り継いで作る

 あれこれ説明するよりも、切り継いだ結果を見てもらうほうが早い。切り継ぎは下の画像のように行った。
 
 
 サロを窓のふちあたりで切断し、それにクハの先頭部を全長が変わらないように長さを調整して切断し、接着した。
 戸袋の下の部分は切り継ぎで一部失われてしまったため、後でクハの切り継ぎで残った余りの部分から切り出して接着した。
 切り継ぎ部分の戸袋窓はかなり狭いので、若干埋める。113系のドアの窓をつかうことにしたので、それに合わせて調整した。

 先頭部は本当は「113系新製シールドビーム車」のものがあればよいのですが、無いものは無いので、キオスク版の455系の先頭部をそのまま使っています。屋根もそれから流用しています。

 窓ガラスは前部ドアより前はクハのもの、前部ドア戸袋窓は113系のドアの窓、それ以降はサロの窓と適当に切断して使用しています。


・塗装と組み立て

 塗装はいつもと同じ。車体はMR.の「ベースホワイト」を吹いた後、GMの「小田急アイボリー」。帯はイエロートレインの「455(415)系九州色用デカール」で、最後に「トップコート」仕上げ。屋根はタミヤの「グレーサーフェサー」をざらっと塗ったあと、ジェイズの「屋根用グレー」を使用した。初めて使ったジェイズの「屋根用グレー」はGM「ねずみ色1号」よりやや暗いグレーだった。大きな缶なので、使う量が多い屋根には心強い。妻板の貫通ドアはGMのシルバーを塗った。その他の小物はいつもの通り。

 

仕上げ そして完成

 いつものようにHゴム部分や方向幕、ヘッドライト、テールライトなどに色を適当に入れて一応完成だ。クハ455-600の窓上のバイザーは青に塗り、HゴムはJRらしくなるように黒にした。また、クハの先頭部にかかる細い帯はデカールを貼るのが困難なため、これも色差しで表現した。

 これで気分によって正調クハ455とクハ455-600を入れ替えて楽しむことができるようになりました。



 
・参考にさせていただいたサイト

西遠交通公式ホームページ 「475系形態分類表」

MrT's Railroad Models「急行型の屋根上通風器位置」


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