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バッテリーパック改パワーパック

2003/8/26 作成
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 最近、KATOのホビセンのジャンクコーナーにポケットトレイン向けに発売されていたバッテリーパックが100円で売られている。こいつを改造してパワーパックに仕立てようとふと思った。

 このパワーパックは模型初心者の友人にあげるものなので、簡易にかつ確実に使用できるように配慮した。回路と使用部品は以下の通り。

回路図

使用部品一覧

部品名個数価格
KATOバッテリーパック1個100円(ホビーセンタージャンク)
ポリスイッチ 0.25A1個50円(秋月電子)
トランジスタ 2SD560(または2SD686, 2SD687, 2SD1085など)1個100円くらい(在庫もの)
ヒートシンク(小型)1個50円くらい(在庫もの、トランジスタに取り付ける)
フィルムコンデンサ 0.1uF1個10円くらい(在庫もの)
スライドボリューム30mmスライド 10KΩ B1個100円くらい(千石電商)
スライドボリューム用つまみ1個20円くらい(千石電商)
抵抗 1KΩ1個10円くらい(在庫もの)
抵抗 2KΩ1個10円くらい(在庫もの)
スライドスイッチ 2回路2接点1個-(バッテリーパックの中のものを使う)
DCジャック 2.5mm(ACアダプタに合わせる)1個50円くらい(在庫もの)
ACアダプタ 12V 0.5A1個秋月などで200円くらいから(在庫もの)
ラグ板(5P)1個100円くらい
ねじ(3φ×10mm)、ナット若干
配線、熱収縮チューブなど若干

 回路は基本的に以前と同じ。電源スイッチ、電源ランプを付け、ブレーカーの代わりにポリスイッチを使用したのが異なる程度だ。

 中を開けてみると、筐体の上半分はパワーパックジュニアの型をそのまま使い、下半分はバッテリーパックオリジナルとなっている。従って、スピード調節用のスライドボリュームや電源ランプを取り付けることが簡単である。

 まず、スライドボリュームの部分はスリットにシールが貼ってあるだけなので、裏からカッターでスリットを開ける。電源ランプ部分はフタが接着してあるので、裏側から押すと簡単に外れた。

 筐体の下半分はバッテリーパックオリジナルのもので、電池を収める部分を大幅に切り取って、部品を取り付ける準備をした。方向スイッチの部分はスイッチを支えているので切り取らないようにする。スライドボリュームの部分もなぜか同様の準備をしてある形跡があるが、買ってきたものとは高さが合わない。そのため支える部分はあっさりと切り取ってしまい、スライドボリュームの取り付けは上筐体にエポキシ系接着剤で接着することとした。


 

 完成した姿。横にはACジャックと電源スイッチを取り付けている。


 

 中身の姿。純正(wのバッテリーふたを外すことでメンテナンス可能だ(w ラグ板は少し残した電池が入るところの壁にネジで取り付けてある。


 


 
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