このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

バッフル作ってみる

 S13系シルビアや180SXのフロントスピーカーは、10cm×15cmのものが使われている。これは別のスピーカーに変えたいときにとても選択肢が少ない。選択肢の多い16cmのスピーカーを使うにはバッフルと呼ばれる、要は板を作ってやる必要がある。
 

 前振りはこの位にして、まずはいきなり 板の設計図 。これを300dpiで印刷すれば基本となる板の形が取れる。

 これを9mm厚のMDF(木屑と樹脂を混ぜて圧縮して板状にしたもの。東急ハンズなどで買える)に転写する。簡単にやるなら、板の設計図の裏に鉛筆を塗りたくって簡易カーボン紙にしちゃうのが簡単。


 

 で、切る。今回はYahoo!オークションで買った(1000円・・・)電動ジグソーを使ったけど、前回は100円ショップで買ったのこぎりで切った。

 で、切るとこうなる。中心の穴が変な形なのは、強度を確保するため。とにかくギリギリなのだ。


 

 取りつけたときのイメージはこんな感じ。実際はこんなに持ちあがらないが。こうやって少しでもスピーカーが耳のほうを向くようにする。


 

 一番上の輪状の木は設計図のR1より2、3mmくらい外径を小さくする。そうしないと上の図のようにならない(ベースの穴に落ち込まない)。爪付きナットというものを打ちこんでスピーカー固定に使う。


 

 で、実際に車に取りつけて角度を決定する。スピーカー取りつけ分の厚さを確保するためにダミースピーカー(ダンボールを上の輪と同じサイズに切ったもの。今回は4mmくらいの厚さにした)を挟んで、出来るだけ内装とぴったり合うようにして木工用瞬間接着剤で仮固定する。鉛筆で書いた印(赤丸のところ)はベース板と輪板の角度がずれないようにするため。


 

 隙間にはパテを盛っていく。厚く盛るので、肉やせ、割れしにくいと書いてあるものを選ぶこと。ネジが既に刺してあるのは、パテがネジ穴に入ってしまわないようにするため。


 

 どうせ隠れてしまうのだからどうでもいいといえばいいのだけど、一応見栄えを気にしてきれいに削る。


 

 どうせほとんど見えないけど、MDFは湿気に弱いので、塗装をする必要がある。黄色はなんとなく決めたけど、下の色が透けてしまうので、あわてて下地色のために白のスプレーを買ったため、コストが倍かかった。


 
 

 
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