このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
TOMIXの常点灯パワーパックとは?
TOMIXの常点灯パワーパックは広く使われていますが、その動作というのはどのようなものなのでしょうか? N-1000-CLについては diagraphの部屋 さんのところに TOMIX N-1000-CLの出力波形を見る というページでその波形が示されています。うちの自作常点灯パワーパックはこちらの結果を元に製作してあります。・見てみる当方でも 岩通 のオシロスコープとTOMIX 5017 Operation UNIT-CLを購入したので、その波形を見てみることにしました。
測定に使用したのは岩通のかなーり古いオシロスコープ(岩通だからシンクロスコープと呼ぶべきか?)で40MHzのアナログ機。パワーパックは先にも述べたOpetation UNIT-CLで、これに17.5V出力のACアダプタを電源として接続、負荷として電球の室内灯を1個接続した状態である。オシロの設定は測定はVOLTS/DIVは0.5V/Div(1/10)、TIME/DIVは10us/Divで行った。・成果まずは常点灯ボリューム最小、スロットルも最小の状態。
パルス状に12Vの電圧が出ています。デューティは5%、PWM周波数は37KHzといったところです。N-1000-CLとはPWM周波数が異なることがわかります。
次に常点灯ボリュームを半分まで回した状態。
パルスの幅が広がってきています。続いて常点灯ボリューム最大の時。
常点灯ボリューム最大時にはデューティ30%というところでしょうか。では次に常点灯ボリューム最大のままスロットルボリュームを半分まで回すとこのようになります。
山が小さくなっていますが、パルスの部分が低くなったわけではなく、今まで電圧0Vだったところが上がってきています。(常点灯ボリュームもスロットルもデューティを変えるだけの)N-1000-CLとは動作が異なるようです。更にスロットルを80%まで回すと…
こんなふうに (^-^)
Operation UNIT-CLはこんなものだということがわかった。
・常点灯ボリュームはPWMのデューティを、スロットルボリュームは直流成分を制御する。
・常点灯のPWM周波数は37KHzくらいである。
・常点灯の最小デューティは5%、最大デューティは30%くらいである。
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