このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
鉄道ニュース5月号
●東北新幹線八戸延伸に伴い、新幹線車内改札を廃止へ(5/8)
JR東日本は、2002年12月に開業する東北新幹線八戸開業に伴い、自動改札機に指定席の切符を入れれば自動的に車内の切符確認ができる新システムをJR東日本管内の新幹線に導入すると発表した。車内改札システムは2002年末をめどに東北、上越、長野新幹線の各駅のほか、秋田・山形新幹線では一部の駅を除いて実施する。利用客が自動改札機に指定席の切符を入れると、座席などの情報が車掌が持っている携帯端末に自動的に伝えられるという。このシステムの導入により、同社管内の車内改札は廃止される。
●東北新幹線八戸延伸に伴い、200系新幹線を一部廃止へ(5/8)
JR東日本は、2002年12月に開業する東北新幹線八戸開業に伴い、東京〜八戸間に新型車両を導入することを決めた。新型車両は、現在、長野新幹線に導入されているE2系と外観上は変わらないが、パンタグラフや圧縮空気で車体の揺れを少なくする工夫が施され騒音を低減させる。新型車両の導入に伴い、現在走行している200系は一部リニューアルしたものを除き順次廃車される。
●東京〜八戸間1日15往復運転へ(5/8)
JR東日本は、2002年12月に開業する東北新幹線盛岡〜八戸間開業の概要を発表した。東京〜八戸間は新型車両導入(10両編成)1日15本が運転される。東京〜青森間はこれに伴い現状よりも30分短縮され約4時間で結ばれる。
●整備新幹線新規路線凍結か?(5/15)
小泉総理大臣は、14日の衆議院予算委員会の中で、整備新幹線の本年度新規着工する路線の事業凍結に対する質問に、「継続すべきものは継続するが、この予算編成の中で状況を見ながら考えていく」と述べた。また凍結の考えかただされたら、「今までの継続性も考え、そういう意見もあるということも考えながら(着工を凍結すべきか否か)検討したい」と答えた。
●九州新幹線博多〜船小屋間来月着工へ(5/16)
日本鉄道公団は、九州新幹線の博多〜西鹿児島のうち、まだ着工してなかった 博多〜船小屋間を来月2日に着工することを発表した。2010年代の完成を目指す。
●山陽本線西条〜八本松間に新駅設置か?(5/18)
東広島市は、山陽本線の西条〜八本松間(約6㎞)に新駅設置の要望書を17日の東広島市の市議会全員協議会で明らかにした。候補地は、西条町寺家地区で沿線には、国立療養所広島病院がある。しかし、採算性がとれないとして新駅への交通アクセスの問題や周辺の土地利用計画の策定が必要など課題はまだ山積している。この区間の駅設立は、1987年からあり現在この区間には、新駅設立への看板「寺家駅を設立しよう」という看板が国道から見える。
●特急「ひばり」リバイバル運転へ(5/21)
JR東日本は、8月に特急「ひばり」のリバイバル運転をこのほど発表した。区間は、上野〜仙台間で運転期日・使用車両はまだ未定である。特急「ひばり」は1965年10月のダイヤ改正で設定された特急列車で1982年の6月まで上野〜仙台間を結んでいた。(一時期は東京・上野〜仙台)JR東日本の 特急リバイバル運転は昨年末に運転された「あさま」、4月に運転された「リバイバルはつかり」に続いて3本目である。
●特急「ひばり」リバイバル運転詳細情報(5/24)
8月に運転される特急「ひばり」の運転の詳細が分かった。運転日は8月25・26日、使用車両は、485系8両編成。運転区間は前述したとおり上野〜仙台間で運転時刻は、
列車番号(9003M)(8/25運転)
上野8時50分⑭番線に入線・9時11分発車
大宮9時38分着40分発
宇都宮10時56分
郡山12時35分着38分発
福島13時40分着44発
白石14時18分
仙台14時54分①番線入線。
列車番号(9002M)(8/26運転)
仙台12時23分に①番線入線12時38分発。
福島13時47分着55分発
郡山14時34分着35分発
宇都宮16時04分発
大宮17時14分着18分発
上野17時45分⑭番線到着。
関連ホームページ
JR東日本プレスリリース
、
河北新聞
●北陸新幹線上越〜富山間着工(5/28)
北陸新幹線の上越—富山間の起工式が27日、富山市のJR富山駅などであった。工事費約5030億円を投じて、2013年ごろに長野〜富山間が開通の予定。北陸新幹線の路線、上越〜富山間のうち、糸魚川〜新黒部間はすでに先行着工されていて、在来線と同じ狭い線路幅で運転する「スーパー特急方式」で工事をしていたが、今後、東海道新幹線と同じ広い幅の「フル規格」に変更する。
●特急「月光」・「しおじ」7月に新大阪〜下関間リバイバル運転へ(5/31)
JR西日本は、山陽本線全線開業100周年を記念し、7月に特急「月光」「しおじ」のリバイバル運転をすることを明らかにした。月光が走るのは、26年ぶり、しおじが走るのは14年ぶりである。月光は、7月28日新大阪〜下関間を走る。一方しおじは、7月30日に新大阪〜下関間を運転される。月光は、1967年10月のダイヤ改正で登場し、新大阪〜博多間の夜行特急して活躍、1972年3月からは岡山〜博多・西鹿児島間を結んでいた。一方しおじは、1964年10月から新大阪〜下関間を走っていた。両者とも1975年3月の山陽新幹線博多開業に伴い廃止された。なおしおじは、JRになってから一度だけ区間は不明だが、1往復リバイバル運転されている。チケットは6月6日から同社の旅行部門であるTisで発売される。お問い合わせは、(082)261-3080まで。
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