このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

コンテナ車の仕分線

コラ1形 コラ22

コンテナ輸送を大都市間だけでなく支線区にも拡大させるのと、 支線区の小口混載貨物のコンテナ化を図る目的で、昭和36年に登場した2軸コンテナ車です。 汽車会社で55両製造され、登場時はチラ1形(2代目)、後にコラ1形と改称しました。
2軸貨車としては車長10mを超え最長で、自重増を防ぐため中梁をハット形プレス鋼とし軽量 化を図る一方、自連中心を中梁断面の中立軸(<材料力学用語)に一致させて曲げモーメントの 発生を防ぎ、横梁を中梁上で通しに組むなど強度確保に努めています。 5tコンテナを3個積載できます。昭和37年には 「積空に関わらず必ずコンテナ3個を積むこと」と公報で通達されていましたが、私が昭和55年に 北海道で見たときは、平気で中央1個積みをしておりました。天北線では オールコラ1形の貨物列車も見、また岩国の米軍専用線 を分岐する信号所でも2両見ましたが写真はこれ1枚だけ。昭和58年に全車廃車されました。
1980.03 今金


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