このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


Title: 30 才の Birthday Crash !!
1997 年 4 月 5-6 日に浜松に行ってまいりました。 30台以上もの MG-F & MG-RV8 が集まっていたのです。 何しにって? それはね...うふふうなぎを食いに!(ただもぅそれだけ) うなぎは美味しかったです。 皆さんとも楽しく歓談、帰途へとつきました。 途中清水市付近で道に迷い、川と道の区別のなくなった(はっきりいって恐い!!) 道らしきものを走ったりして.....やはり例のごとく大変でした。 そして道の駅「富士」にてひと休み。 カレーライスを食いながら、店のおばちゃんを口説く。そんな事ができたのも ひとえに "あまりの豪雨" のお陰です。 時刻はもう午後8時。 「千葉までは遠いんだから気をつけてね」 やさしい言葉に、 「う〜ん!!」 軽く答えて出発です。 そして駐車場から出したくるまを前進させようとした途端。 ぐぐっ。 持ち上がる車体。 わけが分からないので、とりあえず笑っている私。 ゴ、ッシャーン。ゴゴゴゴ。...船体左側座礁にて長距離移動不可能。車を降り、事故の惨劇を見つめる私の表情は、きっと途轍もないものであった事 でしょう。眼ぇ飛び出ちゃってるし。 ...もぅ頭の中は真っ白けっけ...。
先ほど口説き落としたおばちゃんに駅までの道のりを教わったのですが、 曲がる交差点までの距離を間違えてたもんだから(教示500m,実測1.5km) さぁ大変。 たどり着いた線路に駅はなく、線路伝いにとぼとぼと。 まだまだ雨はひどく、ビニ傘だけでは到底防ぐべくもなく、往き交う車の跳ねあげる 水が私の全身を打ち付けて行きます。 全身ズブ濡れです。 どーも思い出すに、上からよりも下からの水の量のほうが多かったような気がします。
ようやく辿り着いた新幹線・新富士駅。 トイレで真っ黒くなった手を洗い、また全身を覆っている水を切っていると、 「どこいくん?」 隣で手を洗っていたみも知らぬオッサンが...。 「(誰やコレ?) はぁ、千葉です」 「千葉ぁ〜!? なんでまた...んん? アンチャンずぶ濡れじゃないの。どしたの?」 怪しいのかやさしいのか判別つかぬまま、私はこれまでの経緯を話していました。 「...ってワケなんですよ。ははは」 「じゃぁこれから帰って、明日は会社に出るんかい?」 「ええ、まぁ、そうっすねぇ」 「ばーか。そんなん休んじゃえよ。どーせまた取りにくるんだろ? 車!」 確かに言われる通りです。車はそうそう長い間ほったらかしにもできません。 翌月曜日の午後か、もしくは火曜日にでも再び出向かなくてはならないのです。 それにペンディングもないことですし...、 「そっすね〜。うん、確かに確かに」 納得しうなずく私にオッチャンのきつ〜いひと言が。 「駄ー目だよ。そのくらい考えなきゃ、オトコなんだから!!」 「!?」 はたしてオトコである事と、これらの事が関係あるとは思えなかったのですが、 「ビジネスホテルでも探して、泊まっちないなよ」 オッサンの続けたセリフにしたがって、104でビジネスホテルと名のつくもの を挙げてもらい、片っ端から電話してまわりました。 今夜の宿ゲットぅ!! 素泊まり5000円。シングル。和室。
しかしここでも、教えられた道を間違え再びずぶ濡れに。 やっとたどり着いた宿では、私のあまりにもひどい姿に、 「このタオル使いな。こっちも。ホレホレ」 もう吸い込めるだけ水を吸った私の靴を見るにつけ、 「靴も洗濯機で洗って、乾燥機に突っ込んどきなさい」 なんて優しい言葉でしょう。 ちなみに、シングルとは名ばかりの8畳くらいある(しかも布団は2セット) 大きな部屋で大浴場も広く、洗濯機はタダです。感謝感激ー!!。 その夜は前々から見ておきたかった映画「デモリショマン」をTVでやってるし、 巨人・桑田真澄の復活マウンドも見て、とても充実した時を過ごしたのでした。 しかも桑田は勝利投手に!! (やったー!!)
翌朝。カウンターで清算してみると、 「あの部屋は風呂付きじゃないから4000円」 なんと安い!!気持ちも朗らかに宿を後にしました。 そして車を引き取りにいったのです。 現場まで戻る途中にあった人のよさそうな車やさんに、 「なんだ。じゃぁ現場まで送っててあげるよ。ついでに見てあげよう」 優しい。まるで春の日差しのようだ。でも本当に春だ。 結局、車はどーにもならず即入院することに。 車載車で板金屋まで運んだんですが、生まれて始めて荷台に乗せられた車の中に 乗る、てな経験をしました。貴重ですが2度と御免でもあります。 車は全快するまでに2ヶ月半かかり、帰ってきたのは妹の誕生日(6/18)でした。 まさに誕生日ついていた 'クラッシュ' でした。 でも本当にいろいろな方々の優しさに助けられた私です。ありがとうございます。 最後に修理中の模様を掲載しておきます。[Special Thanks : Mr.IMAIZUMI] クラッシュ状況などの画像はこちら!! -Over-
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