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3.幕開け 波も穏やかに薄曇りのなか、フェリーばあゆ号は順調に函館港を目指していた。写真撮影に関してだけいえば、晴れていてくれることが望ましい。ぱっと見の綺麗な写真が得られるからだ。しかし走行困難にならない限り、ドライバーとしてはどんな天気でも良い。雨なら雨なりの景色というものがあるためである。 が、函館に近付くにつれ、薄曇りの度合いは増して行くようだ。昨夕も霞の向うに隠れてした函館山が、まるでホラー映画のようにゆくりと裾野を靄に包まれながら姿を表す。 船は静かに桟橋に到着。 | [靄を裾に姿表す函館山] |
[登別マリンパーク(だったと思う)] | 4.そうだ、生活雑貨だ 目的地も曖昧だが、指折り数えてみれば下着なんかも不足している事に気付く。休みは今週+来週の月曜日まで申請しているのだから、それだけでも単純計算8日間である。さらに加えて一昨日,昨日の2日が既に過ぎているのだ。都合10日のドライブに、持参はたったの4日分・・・どうせ1人旅だし、カンカン照りも程遠そうだし、そんなにこまめに着替えずとも良いか等と考えつつ、結局途中のスーパーで下着+上に羽織るもの+サイフを購入。 ついでだ。隣が本屋だし、ビジネスホテルガイドなるものも買っちゃおう。 |
5.北海道と言えば・・・ けど、なんだかんだ言いつつも晴れた。 北海道と言えば「綺麗な海」。 | [海っ!] |
[そして事件が・・・] | 6.襲われる 「あぁ、土手に馬がいる」 MG-F のところに戻・・・あ。 「どうしてあの場所にあるのが分かったんだ!?」 |
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