このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


4日目 〜目指せ最北端!〜

40.再び東岸へ

湖を後に美深へと山を下る。

「したら何処から来たの?」

コンビニでおばちゃんに話し掛けられる。やはり半袖+オープン+色グロドライバーは非常に珍しいようだ。こっちをジッと見ていると思ったら、すたすたと近付いてきて話し掛けてくれた。
「若いのはいいわよねぇ。あたしなんて、もう」
「いやいや、まだまだいけますよ!」
ニッコリと笑うおばちゃんは、本当にまだまだ元気溢れる輝きを放っていました。

とは言え、いい年しながら独身のまま、こうしてあちこちを旅しているのも何だけどね (^^;;;
道は美深雄武線から美深中頓別線へ、そして歌登を経て再び海辺の枝幸へと抜ける。ひたすらに海沿いの国道238号で北を目指す。


[天気は晴れたり曇ったり。右手はオホーツク海]


[宗谷岬南の高原より望む]

41.ひねくれ者

間違いなくこの道を走り続ければ、最北端の宗谷岬へ着けるはず。しかし地図を見れば「山側からも入れそう」に描かれている。

MG-F を上猿払清浜線に入れ、岬南に広がる高原側より宗谷岬を目指してみた。

「あれが宗谷海峡だ!」

道は土産物屋の裏手を廻り、急坂を下っていた。そして降り立ったそこが、そここそが...

42.最北端到達!

目の錯覚かも知れない。画像ではさっぱり判らないかも知れない。それでも自分には見えた気がする。目の前に広がる宗谷海峡の向うの樺太サハリンが。

すっかりコンクリートで固められ、ひっきりなしの観光客を迎える宗谷岬。それでも自分には「やっと来たな」と実感が湧く。

ここでもまたお土産を買い込む。同僚に友人に、そして実家へと。ホタテチップス(なかなか旨かった),オットセイやエゾジカカレーに、え〜っと...あと何だっけ?
色々買っちゃった。


[日本最北端の碑]

特別寄稿「君の呟き」

ほんま加減言うのを知らんのんよ、この人。

「ちょっとそこまでドライブじゃけ」
って言うから着いてきたけど、もぅ朝から晩まで走りっぱなしの数日よ。さすがのワシもくらびれるで。

「よぅ〜し、北海道の東と北の端をマスターしたぞ。F君次は西と南だ」

え?
今2時だよ。どうすんのよ西も南もって。帰れんのほんまに。ねぇ、ちょっと。ねぇったら。

「ごぅごぅ〜」

Go Go じゃないっしょ〜!!

まだまだ走らされる我が輩であった

『間宮林蔵さんの像と』 byF


[来ちゃった]


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