このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
04/30
波戸岬,いろは島展望台の辺りには、どことなく南国の島の香が漂う。さすがに島唄が聞こえてくるというほどではないものの、長閑なゆったりとしたドライブを満喫しつつ、その道は伊万里へと至る。 国道 204 号で北から町へ入ろうとして、ふと橋の脇を見ると、何と大きな壷が。欄干に伊万里焼きの壷が使われている。焼き物の町伊万里を強く印象付ける橋だ。 この他、町のなかにも御覧のような伊万里焼きが点在している。 ところで伊万里は地名だ。しかし焼き物というイメージがあるだけに、市街地を歩いて「伊万里眼鏡店」や「伊万里書店」という看板を目にすると、とても不思議な感覚にとらわれる。たとえば女優の松嶋菜々子さんが実は地名だったとして、その土地へゆくとスーパー松嶋菜々子とか松嶋菜々子石材とかだったりするわけだ。看板を眺めるだけで「お〜お〜」言ってしまうような感じ。でもきっと地元の方からすればそんなん当たり前なんだろうね。だって地名なんだもの。 | [伊万里市内にて] |
[焼き物フェアにて] | 伊万里から南へ行くと有田だ。 折しも G.W. 期間中ということもあり、少し渋滞している。立ち並ぶ看板に目をやり納得。「G.W. 期間中焼き物フェスタ開催中」とある。 伊万里,有田焼以外にも、色んな地域のものがそこでは売られていた。素人の私なんかには、始めて目にする名前(何々焼き、名前失念)もある。色んな種類があるもんだ。色形はもちろんのこと、普通の湯飲みから変わった醤油さしまで、大小様々なものが並べられていた。 しばらく眺めているうちに、2 日に訪問予定の副島御夫妻へのお土産にするというアイディアがむくむくと頭をもたげて来た。もとより素人の私だ。難しい事を考えず、お二人に似合いそうなイメージで小皿を選んでみた。副島さんに1つ、奥様に1つ。気に入っていただければ良いが (^^;。 |
ところで今夜の宿が未定だ。 宿への連絡も済ませ、適当に有明海へ向け走り始める。順当に道を選択するなら国道 35, 34 号だろう。しかし市街地を走るコースだけに、夕方ともなれば混雑の可能性が高まる。ここは1つ南東へ向かう県道をちょぼちょぼと走ろうではないか。 そして、それは、起こった。 次の信号で止まると、早速地図をチェック。なんとこの道は 15, 6 キロほど長崎県に入るものだったのだ。その瞬間、私の頭の中を1つの考えが駆け巡る。 | [ムツゴロウ王国・芦刈町にて] |
[シリーズ夕暮れ:筑後川にて(多分)] | とは言え、そうするかどうかの最終決断は、宿に着いてでも遅くない。 左右の山肌には段々と棚田が刻まれ、田植えも始まっているようだ。水が張られている。少しではあるがカエルの泣き声も聞こえ始めている。長閑な田園風景が広がる。 そんななか、ふと目に入った1つの看板。『→モンマルトル美術館』 熊本市を過ぎて午後8時、本日もノートラブルでチェックイン。 |
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