このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


05/01

「橋三昧とかるかん」

05/01


 


[樅木の吊り橋]

更に坂道を下りつづけると、「五家荘平家の里」,「樅木の吊り橋」という案内板が現れたので左折する。

平家の里。そうか平家の隠れ里か...。
その瞬間、1つの想像が浮かんだ。
先の大橋「内大臣橋」。実際にそんな役職があったのか知らないが、たとえば内大臣と呼ばれた平家の落人が、あの辺りに隠れ住んでいたとしたら?
違うだろうか。

そうして樅木の吊り橋に到着する。
現在はワイヤーで強度を保持している吊り橋だが、かつては樅の木や蔓で作られ、地元の人々の生活を支えて来たのだと言う。実際に渡ってみると遥か足元に渓谷が広がり、紅葉の季節にはさそがし美しいであろう事が、容易に想像できる場所なのだった。

ところでここは駐車場も完備された観光地なのだが、MG-F でも切り返しが必要な程の鋭角ターンの後、1速でもどんどん加速する急坂を下った先に駐車スペースが設けてある。なんとそこに大型バスが停車しているではないか!
どうやって帰るんだろう?


[クロマルハナバチも働く。もごもごっもご]


◆ 突然 Question ◆
 
「バスはどうやって出ていったのか」(難易度2)

 

【質問】

駐車場からの出口は1つ。麓へと向かうには 40〜50m はあろうかという急坂を上り、普通車でも対向車とはすれ違えない道幅を、正反対へ向きを変えるような鋭角ターンをクリアしなくてはならない!

ここで読者に質問だ。
「はたしてその大型バスはどうやって帰っていった?」

【答え】

  1. まずバックで坂道に入ります。
  2. そのまま急坂を後ろ向きにギュゥーンと駆上がるのです。こうすれば、鋭角ターンで切り返す事なく、帰りたい方向へ頭を向けていられるからです。
  3. 急坂を上り切ったら、そのまま前進で OK。

あの急な坂道を、轟音とともにバックで一気に駆上がる姿に、プロドライバーの技術を見せていただきました。勉強になります! (^^)


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