このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


【文化包丁考】
【文化包丁考】#1 深夜、論文の締め切りに追われる私のデスクがけたたましい音を立てた。 正確には電話だ。机が音を立てるはずもない。 しかし山のような資料に埋もれる底は、なんであろうと差し支えない状態だ。 根気良くな鳴り続けるベルを掘り当てた私に投げかけられた一言、 「文化包丁って知ってる?」 それが「文化への旅」の第一歩であった...と、いうのはフィクション。 今回は文化包丁についてだ。 ニュースを見ていると、 「長男は正午ごろ学校から帰宅...に見つかって殴られたため、カッとなり、  台所にあった文化包丁(刃渡り17センチ)で刺したという。包丁は長男の  供述通り近くの公園で...」 「調べでは、容疑者は...途中で取っ組み合いとなり、容疑者宅台所にあった  文化包丁(刃渡り18 センチ)で発作的に相手の腹部を刺した疑い...」 「同署は強盗到傷事件として犯人の行方を追っている。現場付近から犯人が  使ったとみられる文化包丁(長さ約29センチ、刃渡り約17センチ)が  見つかった...」 私は思うのだ。数多ある凶器の中で「文化包丁の占める割合は驚くほど高い」 のではないか。昨今ナイフや拳銃に、その座を奪われつつある感の文化包丁であるが、 しかし何故これほどまでに多いのか? いや、そもそも「文化包丁とは何なのだろう?[続く]

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