このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


  【鼻ほじ考】
【鼻ほじ考】 #4 何らかの理由があり、前足をど〜うしてもそれに使いたくて、歩行以外の目的に使わな くてはならなくて、その結果、必然的に後ろ足だけによる二足歩行へと移行してしまっ た。そう考えるのが自然な発想である。 { 手の必要性 ==>前足をその代行とする ==>後ろ足だけでの歩行 ==>二足歩行 } 私は敢えて断言する。鼻くそこそが手の必要性を生み、やがては二足歩行を行う人類を 産み出したのだと! 鼻毛があったからこそ鼻くそが作り出され、そのムズムズさ加減に「もぅ〜堪りません! 早急に何らかの手をうたねばなりませぬ」と感じた。しかしながら我々は犬のように鼻 を舐めることも出来ません。と言って辛抱にも限界があります。このむず痒さを誰が取 ってくれるのですか? 神ですか? 仏ですか? あ〜、もう我慢できません。限界です! うぉぉぉぉ〜・・・かくて我々の祖先は前足をやめ、念願の「手」を獲得したのだ。 「これで鼻のむずむずが解消できる。これで前足の指がもっと自由に動かせれば、鼻の  穴のなかにあるむず痒さの元凶を取り除けるのになぁ」 器用な指の獲得であります。 実際に生命体としての営みのなか、人間の指がそのパワーを最大限にいかせるのは、鼻 をほじるときだけではないだろうか。もし「そんなバカな」と思う方があれば、ぜひ四 つ足歩行による生活を実践して欲しい。 たとえ手が前足でも耳の裏をかくことはできる。顔を洗う事だってできる。 たとえどんなに器用な指があっても、耳の穴の中を綺麗に掃除する事はできない。 口の中には舌がある。 しかし鼻くそだけは器用な指なくしては取り得ない。                               [
続く
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