このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Walrusの鉄道写真とエッセイ
竹鼻線、末端を歩く(9)...名古屋鉄道(11)
2001/8/21更新(前回8/15)___通算No.053(2001/5/13撮影)
桑原川での撮影を終えると、もうまもなく終点大須駅。今回の撮影行脚ん中で、この大須駅だけは、以前にお千保稲荷へ行ったことある関係で2度め。もっともあん時は廃線が決まってはなかったですけどね。

県道岐阜南濃線を渡ると、閑散とした感じの中、大須駅が建ってる...あれれれ? 前回来た'96年と様相が違ってるぅ〜! なんていうか、さっぱりしちゃった感じだわさ。とは言え、さすがに長年、ローカル線とはいえ名鉄の終着駅を張って来ただけあって、駅前は広いスペースが設けられておりまする。お千保稲荷参拝鉄道の別称を持つ竹鼻線だけど、この大須駅からお千保稲荷までは結構距離があるのね。駅前から、本数は少ないけれどバスもあります。歩いてくにはちと遠い。南濃大橋を渡り、長良川の向こう側ですけんの。

さて、大須と羽島市役所前間は終日ほぼ30分毎で運転されてて、緊急時はともかく、利用しやすい路線になってるとは思う。ただ見て来た限り、駅前に人家が集中してるケースはマレで、ほとんど沿線のみなさんは、鉄道を生活の足とはしない生活を送っておいでなんでしょう。
日曜の午後いちばん、ホームで上り電車を待つお客さんは、自分を入れても合計6名だったけど、そのうち2名1組は、たまたま駅前に来たらしい友達に「乗ってくかぁ?」と言われて、ホームから消えて行きました...。

大須駅全景
まもなく廃業となる終点大須駅

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