萬城屋 大野原インターに侵入すると左手に工場が見えるのですが、その壁一面には素晴らしいスローガンが記されています。うどんは別腹ってご存知ですか?はっきり言って、讃岐の地以外でこのキャッチフレースが通用するとは思えませんが、ここ讃岐では十分通用するようです。 すみれ会のメンバーが初めて萬城屋を食したのは、愛媛県西条市の萬城屋さんでありました。この時、その美味さに驚愕したメンバーは、ぶっかけ・かけ・醤油と三パターンのうどんを食べ尽くしています。それも一気でありました。
以来、多くのすみれ会メンバーがこの萬城屋でうどんを食べ、賞賛した結果すみれ会がお勧めする評価店に入るに至りました。サイドメニューの豊富さがチェーン店セルフの強みといえましょうが、うどんが良い事が最低限の評価ポイントである事もご理解いただきたいのです。
最初にお話した大野原インターのすぐそばに、萬城屋の工場があるのですが、工場自体も素晴らしいまでに、怪しいモノです。
まずは、うどん神社なる施設が存在します。神社は神社本庁の管轄で、神職の方々に言わせれば「箸の上げ下ろし」まで色々な決まり事に縛られた神社は、「ほとんどいびられる嫁状態」だそうです。これをみて一言「神社舐め切っとる!」と憤慨しておりましたが。
また話が脱線してしまいました、その萬城屋の本社工場にあるセルフは、一番奥ですから、うどん神社前の駐車場に車を止めます。目標はこの写真の看板、そしてすぐ横の建物に入りましょう。東西に長く伸びるカウンター、一番右手が食器の返却口です。そのすぐ横から、萬城屋セルフの巡礼が始まるのです。うどんの入った丼を取りましょう。棚毎に玉数が決まっています。巡礼を繰り返すならば、一玉程度に抑えておきたいもの、胃袋のバッケンレコードに挑まれるのは、選ばれたTVチャンピオン本選出場者クラス程度に限定しておいたほうが、、、身の為です。
で、うどんを少々湯がきましょうか?ごく短時間に留めておいた方が宜しいでしょう。私の知るセルフの店員で、うどんを三分間も湯がき続けた素晴らしい(絶句!)感覚の持ち主が居られましたが、そこまでやれば、讃岐のうどんではなくなると思うのは我々だけでしょうか?(萬城屋でもマルキンうどんでもありませんので、誤解無き様にお願いいたします)何しろ、うどんをザルに放り込んでから、手順を確認しつつ、具材を揃えて行く様を傍で眺めているのは、苦痛でしかありません。
次にトッピングを、讃岐の定番トッピングはやはり、青海苔の入った衣の竹輪天でしょう。唐竹割された竹輪の天ぷらは、讃岐の定番です。かき揚げか、竹輪天を選べばまず間違いは無いはず。で、お出汁は、熱いの、つけ用と選べます。常にお出汁は少な目に、これは鉄則です。でも好き嫌いもありますし、規定することも在りませんでしょう。
他にも選べるのが、おにぎり、サラダ、e.t.c.、一番左手のカウンター終点で清算させていただきましょう。
テーブルは巨大です、少々の巡礼団で訪れても、一つのテーブルで全て着席する事も可能なサイズを誇ります。食べ終わったら、カウンター右端の食器返却口に戻して一件落着。
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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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