このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



鉄道ちょっといい話
☆東海道新幹線こだまが0系から100系に移行
 東海道新幹線こだま号が0系車両から100系車両に順次移行されています。
0系車両は昭和39年東海道新幹線開業当時から走っている鼻が丸いタイプの車両です。
シートは、開業当時からのバッタンシート(青色のリクライニング無しの物)と3列シートが回転せず、若干リクライニングするシートのタイプの2タイプあり、どちらも100系のシートと比べると座り心地はいいとは言えません。
東海道新幹線も"のぞみ"タイプの車両が多くなり、ひかり号にものぞみタイプの車両が使われ出し、その影響で今までひかり号に使用していた100系がこだま号に格下げされたと言う訳です。
100系車両のシートはリクライニングしますし、3列シートも回転します。長距離座っていても0系のシートに比べ疲れが少ないと思います。
100系の特徴は鼻がとんがっており、0系に比べるとハンサムな顔立ちです。また、100系は必ず2階建て車両が2両付いており(4両ついた編成も有り)、0系と容易に区別出来ます。
時刻表では列車のところに、2階建てのマークが付いていますので、分かりと思います。

 また、0系のひかり編成の車両も同時にこだまに格下げされました。ひかり編成の0系車両はグリーン車2両と食堂車が付いています。(0系こだま編制はグリーン車1両のみ、食堂車はない)
食堂車は現在使用していませんので、1両無駄な車両を付けたまま走っている訳です。(動力部の関係で食堂車を切放し出来ないので、不用な食堂車を付けているそうです)
ひかり編成の0系車両の特徴としては、指定席(11.12.13号車)のシートが100系シートと同様のリイクライニング&回転OKのシートです。
この0系ひかり編成のこだま号の狙い目の車両は、ずばり14号車です。
14号車は季節によっては指定席になる場合もあるので、シートが指定席と同様のリクライニングシートなのです。その車両は禁煙車でもあり、電話も付いていますので、便利このうえない車両です。
0系ひかり編成のこだま号の時刻表での見分け方は、100系の様に2階建てのマークがなく、「指定席のシートは2&2シート」の注釈がない車両です。(ほとんど東京発新大阪行きです)

 今までの0系車両は、順次解体の様です。
こだま編成の0系車両の特長は、なんと言っても指定席の2&2シートです。
JRがこだま号のユーザー使用アップを狙い、指定席を今までの1列5人掛けシートから、グリーン車の様な4人掛けシートにし、シート自体もグリーン車のシートに近い物にしたところが特長です。
0系こだま編成の車両が解体されるのは構いませんが、指定席の2&2シート車両は残してもらいたいものです。


 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください