このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
初めての車中泊
平成9年10月16日に待望のステップワゴンが納車された。
ステップワゴンの売りの1つである「スーパーフルフラットシート」を活用するため、11月1〜2日で三重県に家族4人(私・妻・長男・次男)で1泊2日の車中泊旅行に出かけた。
今までもキャンプ場でどしゃぶりの雨に会い、緊急非難の為車中泊をしたり、妻の実家(宮城)に行く途中に仮眠の為車の中に寝たことはあったが、最初から車の中に寝ることを目的とした旅行は今回が初めてであった。
11月1日は小学校は半日授業があるので、午後1時半に自宅を出発し、一路浜松ICを目指し高速を走った。
ステップワゴンはその日までに150km位しか走行していなかったので、高速運転でも出来るだけ急加速や急ブレーキは避け、やさしい運転を心がけた。速度も最高で120kmまでしか出さないようにし、慣らし運転に徹した。
高速運転のフィーリングは、エンジン音が室内にあまり入ってこないため、気持ち良く運転出来た。力もそこそこあるので、坂道でも苦しい事もなく、富士ICを出て約1時間で浜松ICに着いた。
浜松ICからは一般道を伊良湖まで渥美半島を走った。伊良湖までは1時間30分位かかるが、ちょうどサッカーワールドカップ日本対韓国の試合をラジオで聞いていたので、道のりは長く感じなかった。
17時5分の鳥羽行きフェリーに乗り込んだ。その日は風が強いため波も高く船は結構揺れた。1人320円かかる特別室に私たち家族は入ったが、特別室に入ったのは私たちだけだった。
約1時間で鳥羽港に到着。早速夕飯を食べるため食事をする所を探した。
伊勢市方面に走行中、中華料理の店があったので、そこで夕食を食べた。
夕食後、宿泊出来る場所探しにはいった。今回の旅行は車中泊が一番のポイントなので、車の最後部座席にはダブルの布団と毛布がしっかり積み込まれている。
安全第一を考え、伊勢自動車道下り線多気パーキングエリアに宿泊地を決定した。
早速伊勢自動車道に乗るため車で一般道を走ったが、夜道で全く走ったことの無い道を走ったので、数回地図とにらめっこをしながら、やっとの事で高速に乗り、20時30分に多気パーキングエリアに到着した。
多気パーキングエリアには1BOXが1台と乗用車2台、それにトラックが1台しか停まっておらず、こんな所で車中泊をするのは私たちだけのようだった。次男はすでに疲れきって眠っていたので、パーキングに車を停めるとすぐに後部座席をフルフラットにし、布団を敷きダブルベッドが完成した。
私の車には窓にフィルムを貼っており、カーテンも付けてあるので、外からは中が見えないようになっている。外から寝ている姿は見られたくないので....
家族4人で寝てみたが、さすがにダブルベッドに4人だと狭く、なかなか寝つけなかったが、知らないうちに寝ていた。
11時頃にトイレに行こうと車を出てびっくり。パーキングの駐車場にびっしり車が停まっており、皆車中泊をしていた。ほとんどの車がBOXタイプの車で、皆カーテンをして、完璧な体制であった。まさかこんなに車中泊をする人がいるなんて思いもしなかった。
朝はさながらキャンプ場の雰囲気。皆ラフな格好をして車から出てくると、顔を洗いにトイレに向かう。トイレでは顔を洗う人、歯を磨く人、頭をとかしている人など、これがパーキングエリアかと思うほど。
私たち家族はパーキングエリアを6時半頃に出発し、2日目の目的地「志摩スペイン村」に向かった。
一つ残念だったことは、朝食用にとカップヌードル等を買い込んで、コールマンスポーツスターとやかんを家から持ってきたが、カップヌードルを食べるための箸を忘れてしまい、朝食は高速を降りてコンビニで弁当を買って食べた事だった。パーキングでコールマンでお湯を湧かし、カップヌードルを食べる事も予定の一つだったのに....。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください