このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


イスズ(ISUZU) ウィザード(WIZARD)のトラブル?(燃料タンク)

★燃料タンク

 ウィザードの燃料タンクは80リッターである。
 しかし、燃料計の針は満タンから25〜30リッター消費した時点で、中央付近まで到達してしまう。
 燃料計の針は車の傾きによっても大きく変わる。
 車が上り坂にさしかかると、燃料計の針は上昇し、下り坂になると針が下がる。
 もっとも困るのが、燃料残量警告灯が点灯するタイミングが、燃料残り20リッター程度である事。
 国産車はタンクの残量が大抵8〜10リッター程度になると燃料警告灯が点灯するのに、ウィザードの燃料警告灯の点灯は早すぎる!
 この件をイスズ本社に問い合わせたところ「警告灯はタンク残量が10リッター程度になったら点灯するので、20リッターというのはおかしい」との見解だった。
 この件をイスズ販売店に言い、静岡いすゞ自動車株式会社・富士事業部に車を持ち込み確認してもらった。

 結果、驚くべき事実が・・・・。

 当初イスズ本社の見解の中に「燃料計のフロートが錆びて、出力抵抗値が誤った状態になって、メーター・警告灯類に誤差が生じているのでは?」という事だったが、静岡いすゞ自動車株式会社・富士事業部でタンクを下ろし、平坦地で確認したところ、燃料の残りが8リッターになった時点で燃料警告灯が点灯する事が分かり、フロートは正常だという事が分かった。
 そのタンクをウィザードに取り付けて確認すると、燃料残りが18リッター付近で燃料警告灯が点灯してしまう事も判明。
 原因は燃料タンクの設置が悪く(設計ミス?)、タンクが前方に傾いて取り付けられているという事だった。燃料タンク内のフロートの位置がタンク後方にあるので、実際の量より早い時点で警告灯が点灯してしまうらしい。
 構造上、この不具合を修正することは無理という事で、対応出来ないとの回答であった。


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