このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

銚子へGO!!


写真は183系電車わかしお号
10時45分発銚子行きに乗る為に東京駅にやって来た。本当は一番最寄の錦糸町駅へ行けば良いのだが、そこは鉄の宿命少しでも長く乗っていたいが本音。やはり始発駅からという事で東京駅なのである。東京駅の総武地下2番ホームへ向かいながら駅弁「深川めし」とお茶を買い込む。東京駅の数ある駅弁の中でも定番中の定番でおいらの一押しである。2番ホームへ降りると既に特急「しおさい」3号は入線していた。「しおさい」3号は183系電車の8両編成でグリーン車なしのモノクラス編成で1・2号車が指定席で3〜8号車が自由席になっている。禁煙車は1・6・7・8号車。おいらは喫煙車の自由席4号車に腰を降ろす。定刻どおり電車はホームを離れ地下線に吸い込まれて行く。総武快速線は馬喰町までは地下を走る。新日本橋・馬喰町を通過すると地上線へ上がり錦糸町へ到着する。約1分停車の後錦糸町を後にする。総武線は千葉まで高架を走るのでドンドンとスピードを上げて行く。183系電車は最高速度の120km/hで走る。ちなみに同じ線路を走る「成田エクスプレス」は130Km/h。新小岩・市川・船橋・津田沼・稲毛と通過し千葉に到着。 千葉駅は総武本線と内房・外房線の分岐駅で「人」の字になっている。千葉駅の駅弁と言えば「とんかつ弁当」や「焼肉弁当」が540円と安く製造元の「万葉軒」さんの努力の賜物と言っても過言ではない。しかも美味いときたもんだ。それと千葉駅は「静かな駅」を歌っているので発車ベルや発車メロディが鳴らないので停車時間内に買い物をする人は注意しないと放送はするもののいきなりドアが閉まるのでご注意を!! 2分停車の後「しおさい」3号は内・外房線と分かれ成田方面に向かい佐倉に停車した後に成田を過ぎ空港線と分岐する。これから先は単線になる為行き違いを含め八街・成東・横芝・八日市場・旭・飯岡とこまめに停車して終点の銚子に12:30到着。
銚子電鉄


元営団地下鉄デハ1000
到着したホームの先端に今回のメイン銚子電鉄のホームがある。JRと銚子電鉄の境には改札がなくそのままスルー出来る。ホームには小さな風車の形をした待合室がある。銚子電鉄は銚子—外川間約6.4kmを結ぶ私鉄ローカル線で所要時間は約20分表定速度は20km/h以下小さな電車がのんびりと走る。今回は一日乗車券「狐廻手形」620円を買う。この手形面白い事に沿線の各観光施設の割引券の他に観音駅の「たいやき」一個か犬吠駅の「ぬれ煎餅」一枚のどちらかと交換できるサービス券が付いている。駅で「たいやき」?と思われるかもしれないが実は銚子電鉄名物として有名で鉄道会社直営のたいやき屋としては全国初の存在で「泳げたいやき君」の曲が大ヒットした1976年3月1日に開店していて近年観音駅の駅舎が改築されたがたいやき屋は今も健在している。さてさて銚子電鉄ホームには元営団地下鉄デハ1000形がポツンと待っていた。12:38銚子駅を出発まず一個目の仲ノ町駅に到着。この駅のすぐ横には「ヒゲタ醤油」の工場があってちょっとそれっぽい匂いがする。ホームとその工場の間に挟まれるようにして銚子電鉄の車庫がある。ここの車庫は入場券を購入すれば見学する事が出来る。車庫には銚子電鉄の至宝デキ3と言う日本一小さな電気機関車がある。が今回はこのまま通過して2個目の観音駅に到着。「待ってました」とばかりに下車する。早速焼き立ての「たいやき」を一つ頂く。頭から尻尾までタップリとアンコガ入っていてこれは中々美味い!!缶コーヒーを買って歩きながら食べるとする。しばらく歩くと右側に飯沼観音がありその前をさらに先へ進むと(結構歩く)銚子の魚市場に出る。場外の小売店ではいわしやかつお・はまぐり等近海で捕れた新鮮な魚介類が所狭しと並べられ売られている。小売店の奥や2階で料理屋をやっている店が多くそのうちの一軒に入ってみる。早速かつおの刺身定食を注文。うま〜〜〜い!!!今回来た時期からして初かつおに近いので程々に脂が乗っていてサッパリとした味でこれまた結構結構!お腹も一杯にになった事なので腹ごなしに散歩がてら観音駅に戻る事にする。14:06発の電車に乗って今度は君ヶ浜で下車。
犬吠崎灯台


君ヶ浜駅の周りは畑・畑・畑・・・。
駅を出てもマジで何にもなく本当に畑ばかり一体この駅はどんな人達が利用するのか?仕方が無いのでちょっと海方向へ歩くと海岸沿いの道に出るのでその道を歩きながら一駅分歩くことにした。海沿いの道は風が強く「カツラ」の方は要注意!!何て冗談を言っている場合ではなくマジで気持ちが良い。青い海と青い空に犬吠崎の白い灯台。時間があれば灯台まで行って見学してもいいし灯台の廻りをグルリと廻って柵をまたいで断崖絶壁を楽しむ?のも中々良い。(やったことがあるがこれは本当に怖い)ただ今回は余り時間が取れないし灯台には何度か行ったことがあるのでパスする事にする。しかも君ヶ浜駅から歩いていくとかなり急な坂道なので体力の有る人は言ってみてください。犬吠駅も坂の上にあるのでハアハアゼェゼェ言いながらやっとの事で犬吠駅に到着。犬吠駅の駅舎は観音・君ヶ浜もそうだったがメルヘン調にリニューアルされている。中には喫茶室や美術館があったり地元の海産物を売っていたりしている。また、観音駅で「たいやき」を貰わなかった人はここで「ぬれ煎餅」と交換できる。15:08発の電車で終点の外川を目指す。目指すと言っても犬吠駅の次だから物の2分も乗れば終点外川駅に着いてしまう。駅からしばらく歩くと外川港に出る。この港は比較的大きな港で港の中をグルッと廻るだけでも結構疲れる。外川港は釣り船なども多く外川沖のヒラメ釣りなどかなり有名でシーズンになるとヒラメ釣りの人で賑わう。
澪つくし号


トロッコ車両「澪つくし号」
16:04発の銚子行きに乗って銚子へ戻る。しかし、この電車の後尾をよく見るとトロッコ車両(貨車を改造して乗客が乗れる様にした車両)「澪つくし号」が連結されている。折角だから乗ってみる事にした。が!!段々スピードが増していくにつれ「寒い!!」まだ時期が早かったせいか夕方になると結構肌寒くなってきたところにトロッコ車両なんて乗ったもんだからもうブルブル震えるくらい寒い!とても我慢出来そうも無いので次の犬吠駅で前の普通の車両に移る。今まで来た道のりをのんびりと戻って16:23無事銚子駅に到着。そうそう書き忘れていたけど先程の観音駅の「たいやき」は電話で注文をしておくと今いる駅まで運転手さんが届けてくれるので要チェック!!16:38発の「しおさい」12号で東京へ戻る。今回利用した特急「しおさい」号は2人か4人で行く場合は房総特急回数券を買うと割安になるのでオススメ!!ちなみに乗車券もスーパーホリデーパス(4020円)などを使うとなお割安に!!詳しくは当HPのコンテンツを参照。





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