このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




乗り継ぎ割り引きで起こる運賃の逆転現象?!

新幹線から在来線の特急や急行に乗り継ぐ場合(その逆も)在来線の特急・急行料金が半額になるのは

皆さん知っていると多いますがこの『乗り継ぎ割り引き』の制度を利用すると次のような超お得なウラ技が可能になる。

ポイントは

①新幹線の特急料金はできるだけ安く。

②在来線の特急料金はできるだけ高く。

のふたつ。

つまりできるだけ少ない投資で極力大きな割引を得ると言う事。

例えばこんな場合

①新神戸から新大阪までは新幹線を利用する。

②新大阪から<特急日本海>で青森まで行く。

この場合①特急料金は830円。②の指定席特急券(通常期)は3,660円だが乗り継ぎ割り引きで1,830円になる。

つまり830円の投資で1,830円も得したと言う事になる。

しかしここで一つの矛盾が生じることに気がつく人もいるはず。

新神戸からではなく新大阪から<特急日本海>に乗った人は3,600円の指定席特急券を丸々払わなければならない。

新神戸〜青森間の普通乗車券は12,600円。

新大阪〜青森間の普通乗車券は12,290円。

と普通乗車券の差は310円しかない。

つまりトータルでの出費は乗車距離が短い新大阪の方がより遠い新神戸の人より高くなってしまう。

こうなると新大阪から<特急日本海>で青森まで行く人は実際は新神戸〜新大阪新幹線には乗らなくても

新神戸〜新大阪間の切符を買って”乗車したことにする”方が得と言うことになりそうだが<特急日本海>に始発から乗る

と言う事にこだわらければ実はもっと安い方法がある。

それは新大阪から京都まで新幹線で行き(自由席特急券は830円)京都から<特急日本海>に乗り継ぐと言う方法。

これなら乗りもしない新神戸〜新大阪間の運賃を払う必要がない。

結果として3つの方法でもっとも安く新大阪から青森に行けると言うわけ。




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