このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
ほっとゆだ駅
(JR東日本・北上線)
駅舎左右に入り口が有って右は本来の駅の出入り口だが左の入り口には大きく”ゆ”と書かれた
のれんが掛かっている。
のれんをくぐって中に入ると男湯の「又三郎」と女湯の「かりん」に別れていて
それぞれ20人程入れそうな大きな檜の浴槽が有る他、
泡風呂・寝風呂・家族風呂等もあってちょっとした温泉も顔負けの広さ。
2階には28畳敷きの休憩室もあって湯上りの客が思い思いの姿でくつろげるようになっている。
阿仁前田駅
(秋田内陸縦貫鉄道)
阿仁前田駅の所在地が北秋田郡森吉町になりこの温泉は森吉町が掘り当てたもの。
元々森吉町が町民が自由に利用できる温泉保養施設を建設しようと阿仁前田駅から800メートルの地点を堀削していたが
たまたま同じ頃に老朽化した駅舎の建て替えの話が持ち上がり「どうせなら話題性の有るものを」
ということで温泉浴場の併設された駅舎を新築することになった。
平成7年12月に完成した新駅舎は3階建ての近代的なビルで1階に駐車場と機械室。
2階にホールと温泉浴場。
3階にカラオケルームやビデオルームも合って列車を利用する人も温泉に入りに来た人もどちらも楽しめるようになっている。
近くには米内沢スキー場や阿仁スキー場もある。
高畠駅
(JR東日本・奥羽本線・山形新幹線)
平成6年に竣工「太陽館」と名付けられた駅舎には鉄筋コンクリートの3階建て。
日本のアンデルセンのふるさとと言う事からヨーロッパのお城のメルヘンチックな外観。
内部は駅舎を兼ねた町営の温泉コミュニティー施設となっている。
1階はホールと広い浴室、2階は32畳の休憩室になっていてサウナの他、
パウダールームがあるなど女性へのサービスも徹底している。
駅に隣接して平成9年10月には「フォルクローロ」というJRが経営するホテルもオープンし町としても
「まほろば(美しい盆地の意)の里・高畠」の名を全国的にPRしている。
水沼駅
(わたらせ渓谷鉄道)
平成元年12月にオープンした「水沼駅温泉センター」は大浴場の他、男女別のサウナや露天風呂もある本格的な温泉施設。
休憩場や売店カラオケなども完備しており憩いのひとときを過ごせるようになっている。
またカラオケなど「うるさいのはちょっと」という人には有料の中広間や個室もある。
津南駅
(JR東日本・飯山線)
飯山線はスキーシーズン以外は閑散としたローカル線で街の活性化をはかるために津南町が掘り当てたもので
どうせなら沢山の人に利用してもらおうとたまたま改築が検討されていた津南駅の駅舎を合体させて
町のイメージアップと駅利用者の増加を目的として浴場付きの駅舎を建設することになった。
上諏訪駅
(JR東日本・中央本線)
中央本線上諏訪駅の上りホームの中ほどに葦簾(よしず)で囲われた一角がある。
葦簾には”男湯”、”女湯”と書かれ「一駅一名物 名湯 駅露天風呂」という名の看板も立てられている。
露天風呂と言ってもホームの屋根があって葦簾で囲まれているから岩風呂と言った感じだが
全国でも駅のホームに温泉があるのはここだけ。
昭和61年8月、当時の国鉄長野鉄道管理局の「一駅一名物」キャンペーンの一環として作られた。
温泉に入るには乗車券か入場券を持っていれば誰でも入れる。
阿蘇下田城ふれあい温泉駅
(南阿蘇鉄道)
駅舎は中世の城郭のような立派な外観で駅舎がそのまま温泉施設になっている。
これは平成5年8月村の活性化をはかって駅舎を改築したもので外観はかつてこの地を治めていた下田氏の居城をイメージした物。
駅舎の完成と同時に駅名も「阿蘇下田」から「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」へと改めたところ駅名のインパクトとともに
“温泉のある駅”が珍しがられ観光途中で下車する人も増えた。
日之影温泉駅
(高千穂鉄道)
平成7年1月にオープンした比較的新しい温泉。
「日之影温泉駅」は元々「日之影駅」という名称だったが駅舎も老朽化していて温泉施設の建設とともに取り壊され
新しい駅舎が完成したと同時に駅名も改められることになった。
無人駅だが2階建ての立派な駅舎で2階には温泉浴場と休憩室があり1階には山女
などの川魚料理も楽しめる食堂や地元民芸品の展示即売場がある。
☆現在、JR、私鉄を含め日本全国に8個所に温泉のある駅が存在します。
これを見た皆さんも近くへ行った時には是非寄ってみてください。
そして、行った感想などを掲示板に書いてくれると大変嬉しく思います。
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