このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
1988年にJR各線で運行された『オリエント急行』に対抗し次世代の寝台列車を試作すべく1989年に急遽建造された車両で
同じ25形ながら改造車オンリーの『北斗星』と異なり純粋な新製車両として食堂車・ラウンジカー・特別寝台車が各1両ずつ合計3両が
建造された。試作車と言う事でテストナンバーの900番台が付番されダイニングカー(食堂車)には「オシ25 901」『クリスタルラウンジ・スプレモ』と名付けられたラウンジカーには「オハフ25 901」『デラックススリーパー(A個室寝台車)』には「オロネ25 901」の番号が与えられた。
当初は横浜博覧会会場最寄りの桜木町駅前にパビリオンとして営業計画などは1才未定のまま展示公開された。このパビリオンが『夢空間’89』と言う名称であった為現在も『夢空間』と言う愛称で呼ばれている。その後JR東日本の賓客輸送用として国際会議参加者向けのエクスカーション・トレインとして運行された。
JR西日本では『トワイライト・エクスプレス』の運行を開始。A個室寝台『スイート』の料金が設定されたが『夢空間』にはもう1ランク上の部屋が存在しておりこの列車のたった1室のためだけに新しいA個室寝台料金が設定された。特殊な運行形態を持つ『夢空間』。その運用はJR東日本の本社設定列車に限定されており気軽な利用が未だに出来ない状況となっている。 臨時列車としての運転日・区間は時刻表に掲載されているが年間合計で2週間程度しか運行されない為わずか3室しかない個室チケットの入手は非常に困難である。
デラックス・スリーパーには2タイプの部屋が用意されている。 最も豪華なA1タイプにはセミダブルベッドを2つ置いたベッドルームと
ソファー・テレビ・電話などを設けたリビングルームそしてバス(国内で唯一)・トイレのあるバスルームがある。 A2タイプの部屋にもベッド×2、ソファー、テレビ、電話、バス、トイレなどがある。定員は6名(通勤車両が定員だいたい120〜150名だから・・ ・ん〜なんて贅沢!)
ダイニングカーはポスト・モダン調のインテリアの中で最高級のフランス料理を楽しむことが出来る。定員は4人用個室を含め22名。
ラウンジカーはアール・ヌーボー風のインテリアの中で「食前・食後のひとときを楽しむ空間を」と考えられバーカウンターが設けられている他にピアノやソファーも置かれている。
グレード | 種類 | 値段 | 夢空間 |
---|---|---|---|
エクセレントスイート | A2個室 | 67,280 | |
ス−ペリアツイン | A2個室 | 50,980 | トワイライトEXP |
スイート | A2個室 | 50,980 | |
ロイヤル | Aロ1人用個室 | 17,180 | カシオペア |
カシオペアスイート | 特A2個室 | 50、980 | |
<カシオペアデラックス | A2個室 | 34,360 | |
カシオペアツイン | A2個室 | 26,700 |
この様に『夢空間』は日本で一番豪華な列車であり『夢空間北斗星』や『夢空間トマム』などの臨時列車にしか使用されない為一体何時乗る事が出来る事やら・・・
このHPが何故この『夢空間』を付けたかと言うとモーニング娘。の『中澤裕子』の『華麗』さがピッタリだと思ったからとこのHPが『中澤裕子』と『旅鉄』をテーマにしたからです。
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