このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
その他の廃 ここは、あちこちで見つけたなんじゃこりゃ?というものをのっけていく予定です。要するに小ネタ集ですね。 増やしていけるほど見つけられるのかな。 |
8.標茶町営軌道
前回に引き続き、道東の簡易軌道ネタです。 釧網本線標茶駅の近くに、風雲橋という人道橋があります。これは昔の簡易軌道の橋を利用したものだそうです。 標茶町営軌道は、簡易軌道としては最後、1955年に開業したモノだそうで、他の軌道と同様に、戦後入植者の便のたに建設されたものです。標茶駅前には、この橋で釧路川を渡って1961年に開通したそうですが、この区間は1967年に早速休止されてしまったそうです。利用期間短いですねえ。 橋の欄干には、(たしか)昭和61年完成となっており、橋も青く塗られて、街灯まで付けられてふつーの橋のように見えます。 でも、橋桁をよく見ると、右の写真のような銘盤がありました。見にくいですが、一番上から、「昭和35年10月」、「簡易軌道標茶線第三号橋」、「釧路開発建設部」と書いてあります。一番下の行はよくわかりません〜。 すでに軌道用として用いられた期間を超えて人道橋として利用されているんですねー。 銘盤がなかったら、この橋が軌道橋からの転用だとはなかなかわからなかったでしょう。 (06.06.03) |
7.浜中町営軌道
北海道のあちこちにあった簡易軌道。廃止された時期も、古いこともありあまり痕跡は残っていないようです。 でも、探せばあるもので、コンクリ製の橋台が残ってるのを見つけました。浜中町営軌道(茶内線)は根室本線の茶内駅から出ていた軌道で、酪農が盛んな土地柄、生乳の輸送なんてのもやってたそうです。 今回のは、茶内駅から少し北に行ったオラウンベツ川にあり、その手前には数百メートルくらい軌道跡が作業道のようになっていました。 意外と立派な、というか普通の橋台。「簡易」とはいえ、貨車を運ぶわけだからしっかりしたものを作っていたんですねー。 駅跡までは望めなくても、これくらいの痕跡ならさがせばまだまだあるかもしれないですね〜。 (05.02.17) |
6.砂糖専用線
十勝清水駅のすぐ北にホクレンの製糖工場があります。こないだ汽車に乗った時、この駅を出たところですぐ脇に廃線ぽいものを見つけたんで見に行ってみました。 国土交通省で公開されてる航空写真見ると、どーも十勝清水駅からホクレンの製糖工場に、短い専用線があったようです。 いかんせんもう雪が積もってるんでちょっと見ただけですけど。左の写真は、真っ直ぐ奥の方に鉄道跡が伸びてます。んで、道路に線路を直した継ぎ目が写ってます、わかるかな?。で、このすぐ左が根室本線です。そして、写真の右奥がその製糖工場。 右の写真は、すぐそばのちっちゃいコンクリート橋。雪をかぶっててよくわかんないっすねぇ。雪ない時に来てみたい。 しかしたまたま見つけたものなんで、いつ頃あったものなのか、さっぱり知らないのですよね。航空写真見るともう廃止されてるっぽいので、廃止時期はかなり以前なのかな? (04.12.19) |
5.木橋
丸太の桁。木橋。こんなものがまだ残っているとはかなりの驚きです。それでも、変わった形のコンクリの橋脚は木桁と比べてかなりきれいに見えますね。 場所は別海町中春別。標津線跡を見に行ったときにたまたま見つけました。たぶん、殖民軌道のもの、なのかな? 道東などでは、入植者のために普通の鉄道よりも簡易な軌道が敷かれていたようで、そのすべてが現在では廃止されなくなっているうえに、古いものが多いため痕跡が少ないようです。 ここの位置的に、その殖民軌道のものじゃないかなあと思うんですけど、そーじゃなくて昔の車道だったりするかもしれないですねぇ。 まあなんにしても、木が苔むしてますし、相当古いものだと思いますよね。こんなの初めて見ました。すげー。 (04.11.13) |
4.軍事専用線
帯広には陸上自衛隊第五師団(現在は、旅団)が駐屯している。そして、戦時中には陸軍の基地があったらしい。 そして、帯広駅から基地まで軍事専用線があったらしい。ただし、戦後にはなくなっていたようなので、今ではその痕跡を見つけるのはなかなか大変そう。 しかし、基地の北側と小学校の間に写真の小道がある。確信はないが、どーも、これがその専用線の跡のような気がする。道の幅なんか単線の鉄道っぽくて「いかにも」って感じのする小道なかんじ。 長さは数百mくらいかな?ほぼ直線の道で、写真の左側が自衛隊の基地。この先は小学校があるので、通学路にでもなっているのだろうな。 道脇をあされば、もしかして朽ちた枕木のかけらでもあったりするのかなあ。 (03.10.11) |
3.幌舞駅
幌舞駅。北海道にはありそう名前だけど、ほんとにどっかにありそうだけど、架空の駅。これは有名のようだからここに載せるのは・・・、まあいいか。 高倉健主演、映画「ぽっぽや」の中で、終点幌舞駅として撮影に使われた、JR北海道根室本線幾寅駅のことです。ちなみに、実際は終点ではない。 だけど写真のように、駅舎入り口の上には「幌舞駅」の看板があり、映画に使われたものかは知らないけど、駅名票も立っている。写真の駅舎右上に小さい「JR幾寅駅」とはってあった。ほんとの名前の方が目立ってないぞ。 しかし、駅舎の概観も内部もかなりきれいだった。やっぱ、映画のために多少いじったんだろうかなあ?駅舎の周りには映画で使った建物がそのまま3,4つ残されていたし。 でも、ここも無人駅化される様な事が書いてあった。観光客は見に来ても、鉄道には乗らないだろうしね・・・。 (03.3.26) |
2.駅名表
木でできた駅名表。・・・しかし、「ほろびない 幌比内」ってそんなとこあったっけか?北海道全部の地名を知ってるわけではないけど、全く聞いたことがない。「ともべ」はどっかにあったような気がするけど。 で、調べてみたら、そりゃこんな駅名しらないはずで、これは十勝支庁御影町を「幌比内町」として撮影された、映画「GTO」で使われた架空の駅の「駅名表」のようです。 最初見たときは、「ゑ?なんでこれ木でできてるのに新しいんだ?」と思いましたが、そりゃまだ2,3年しかたっていなんだからあたらしいわね(笑)。ん〜こんなものを見つけるとは思わなかったな〜。 (03.2.16) |
1.国有鉄道
廃線を散策していれば、たまに見られるもの。はっきりと「国有鉄道」と彫られ、その裏には、「ケーブル・・」と書いてあります。 問題はこれのあった所。 なんとこれ、うちのがっこー(十勝は帯広の畜産の大学)の敷地の芝生に立ってます・・・なにゆえに???うちのがっこーには、昔国鉄の引込み線でもあったのか?十勝鉄道あたりから。 これを見つけたときには「!!」て感じでした。なんでここにあるのかわかる方、ご教授願います。 (02.8.20) |
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