始発ではなかったと思うが、結構朝早い。乗客はほとんどいないが、朝の本数も結構ある。平川へ向かう途中で朝日がのぼった。

雨が降っているわけではない。朝が早いのに、駅員が水をまいてたので地面がぬれてる。昨日の続きで、平川駅からスタートする。とりあえず国道226号線で南下。砂風呂で有名な指宿を目指す。

温泉のある道の駅喜入。いまのところほとんど平坦な道やし、車も普通。5日目でつかれはたまっているが、このペースで行けば枕崎までいけそう。

順調に漕いで、はやくも指宿市入り。左手に錦江湾と微妙に大隈半島が見える。

国道226号線は、たまに歩道がなくなるところがあり、海沿いなので逃げ道なし。このあたりからは、道が良くなった。

とくにどうのこうのはないが、きれいなので撮っといた。

南国らしくヤシの木のロータリーの指宿駅。この辺は砂風呂が有名で、今回は先を急ぐがぜひ機会があればいきたい。ここからは列車の本数も一気に激減。ほんまに南の果てまでやって来た感じがする。

強烈な上りが体力を奪う。南国のヤシ並木のなかひたすらのぼり。トンネルを抜けると一気に景色が開ける。そしていよいよ最南端の駅が近づいてきた。

しょぼい駅ではあるがまぎれもなく最南端の駅。利用客はほとんどいないようだが駅前の駐車場はでかい。本数は一日8本。ついにこんなとこまで来てしまった。

駅には最南端の看板があったので記念撮影。誰もいないので堂々と撮れる。一枚目を撮るときにずっこけたのでこれは二枚目。絵になってるやん。奥の方に開聞岳が見える。

最北端、最東端は知っているが、最西端は佐世保ではないんとちゃうか？せっかく南端に来たので他の端っこも行ってみたいものだ。

薩摩半島の最南端長崎鼻。観光地らしくおみやげやらいろいろ売ってた。観光バスも来てたしあんまし面白くなかった。とくになにがあるでもない。

遠くからもずっと見えていたが見事な形のきれいな山。左に眺めながら田舎の県道を北上して国道226号にもどる。けっこう時間がかかってるわ。

線路に草が生えてる。駅の看板もぼろぼろ。さすがに南の果てまでは手入れが行き届かないのか。ここから国道226号線で枕崎までひたすら走るのみ。最後の力走。

南の果ての町ではあるがそれほどさびれてはない。道もきれいやしええとこや。交通量は少ない。帰りの時間が気になるし、大分あせってきた。

枕崎への最後の休憩。時間がすくなくなってきたわ。ゆっくりもできずすぐに出発する。

それにしてもこのあたりの駅は、探すだけでも一苦労。なんの案内もないのでわからへんし、これが駅の入り口とは、・・わかるわけないやん。

ゴールの枕崎市に入る。ここまでようこれたわ。5日間にわたる遠征もあと少しでゴール。無事にこれてよかったわ。

駅に到着。終点のエンドを示すペケ印がでかい。ついに到着しました。演出しまくりの写真。

カツオが有名な枕崎。昼飯もカツオが食いたい。駅前をうろちょろする。スーパーもあるしいろいろあるわ。タクシーの営業所で枕崎の到達証明書なるものがあったのでもらってきた。ちゃりで来たのがめずらしかったらしくタクシーの運ちゃんがいっぱい出てきてちゃりを見ていった。はやく飯食いたいねん

駅近くの定食屋。かつおの定食が1500円でこんなに出てきた。しかもめちゃくちゃうまい。枕崎・・きてよかった。

時間がないので定食をいそいで食べた。ゆっくりしてる暇がない。自転車を解体して列車に載せるところ。この列車に乗って、乗り換えて大阪に着くのは21時ごろ。ほとんど爆睡状態であっというまに大阪へと帰っていった。