このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2000年6月6日
晴れ、風弱い。
メジナ素人の私が、場所だけは一丁前に南伊豆までメジナ釣りに出かけてみた。空が白みだした4時頃に山道を分け入り、20分ほどかけてそれらしい磯に着いた。向こうに見える沖の岩場に船が着いて釣り人を降ろしている。金かけてそんなとこに渡らなくとも、こっちはタダのこの場所でメジナ釣ってやるぞ!
粉体コマセの袋の説明をよく見ながら、まずはコマセを練ってみた。粉に海水、それにアミを混ぜて何だかそれらしいコマセが完成。昨夜買った5.3mの磯竿に市販のフカセ釣り仕掛けにオキアミを付けて、コマセをまいたあたりに投入。まあそう簡単には釣れまいなどと思っていたが、2投目でウキが吸い込まれる。ややっ、重い!
素人の私がタモ網など持ってるはずがなく、さてどうやって上げたものか、、、えいやっと引き上げると25cmはありそうな赤褐色のタイのようなお魚が空中に上がった。おおっ、何だか知らんがいいもの釣ったぞと興奮気味に目の前でブラブラしてるそのお魚を手でつかもうとするが、慣れない長い竿ゆえあっちにいったりこっちにブラブラなかなかつかめない!!おっとっとなどとやってるうちにポンと魚は針からはずれ、ボチャンと海のなかへ、、、うーーー私とした事が何というバカ!
しかし、その後すぐにメジナは釣れた。17、8cmかな。私がこれまでに釣ったことのある小メジナよりは大きいが、南伊豆くんだりまできて今日はこんなので満足してられない。その後もぽつぽつメジナは上がるが、それより大きいのは釣れない。不安が頭をよぎりだした、、、最初に逃げられたやつより大きいのはもう釣れないのでは、、あ〜何てことだ。
しばらくやってると、餌取り軍団の猛攻に遭いだした。このフグだかカワハギみたいな顔したやつ、何ていうの?
エサ取り君
日中は釣れても小さいメジナばかりだし、眠いし、暑いので、車に戻り冷たい飲み物の買い出しに出かけ、ついでに昼寝をした。16時頃から再チャレンジ。今度は日の陰ったエサトリのいないとこでやってみた。大きくはないがコンスタントにメジナが釣れ、気分よろし。
釣れた魚はなるべく生かしておこうと洗濯ネットに入れて静かな海草の海に浮かべていたところ、何とウツボがやってきて中の魚を狙ってるではないか!!!ぎゃっ〜〜グロい!
ウツボ
ネットを引き上げようとすると、ガブリとネットに噛み付き、おえ〜ウツボが釣れちゃったよ。気持ちわりーーにょろにょろと海の中へ引き返してくれたが、あんなのに噛まれたらと思うとぞっとする。
夕方になると波が立ってきて危ないし帰ることにした。釣れた魚を取り出してみるとメジナだけでなく、何種類かいるみたいだよ。
お魚
大き目のメジナは(といっても18cmしかなかった)刺し身で食った。やっぱりこれが旨い。いくつかはうちで一夜干しにしてみた。だけど、刺し身の方が断然旨かった。
魚干し器
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