このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

1999年 春 最北端をめざして・・・ 2

 1999年4月28日 雨
 自宅===>上野駅--(電車)-->水戸駅===>大洗

 仕事が終わってから、予めまとめていた荷物をママチャリにくくりつける。輪行に使うロープ類、ママチャリをくるむ現場シート、野宿対策のシュラフ、そして小修理はできるくらいの工具類。これらを荷台、ママチャリのかご、背中のザックにつめこんだ。自宅から上野駅まで約4km、雨は降っていたが順調であった。しかし、最初のトラブルは上野駅で起ころうとは、これっぽっちも思っていなかった。

 

 上野から水戸まで輪行のため駅前でママチャリを分解していたのだが、パトカー1台、警官4人にいきなり囲まれたのである。ナンダナンダ!!職務質問だぁ〜〜〜。オイラが何したってぇんだ!どうも、通報があったそうである。自転車を分解して盗もうとしているヤツがいると。だれぢゃー!どこのどいつが、こんなボロママチャリを盗むか!深夜なら、「拝借」ってのもあるかもしれないが、まだ夕方6時30分くらいだぞ!こんなことで通報なんてするんじゃねぇ!くそったれっ。

 約45分かけて、ママチャリは分解され特急フレッシュひたちに積み込まれた。本当は鈍行列車で水戸に行きたかったのだが、なにぶん通勤時間帯なのである。分解したママチャリと供に通勤電車に乗るのはヒンシュクものである。チャリはデッキにくくられて、水戸に到着した。そして、同じく約45分かけて組み立てた。雨はかなり強くなっていた。

 雨の中、無事フェリーターミナルに到着。待合室で時間を過ごした。で、ここで再び予想外のことが・・・予約していたフェリーは朝に出航なのだが、私の着いた時間は夜遅くであった。ひと晩を待合室で過ごそうと思っていたのだが、夜中の12時頃に待合室から締め出されてしまった。いきなり野宿。雨は強い。いきなりの試練。雨のかからない場所を見つけてシュラフにもぐる。夜中もトラックが多く、なかなか寝つけない。


ココで一夜を過ごした・・・


本日の走行距離19.0km


 

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